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趣味は、園芸なのか?植物の育成なのか?

最近の、悩み事。
花の苗を買ってきて、鉢に植えてベランダで育てるぐらいのベランダーなのですが、今回挑戦しているのはペチュニア。これ意外と厄介な品種です。

自然に植えて、日に当てて、水をやれば、日本の気候ならスクスク育ちます。ビキナー向けと言ってもいいでしょう。実際、花は咲きます。

しかし、こんもりときれいに咲かせるには、摘心(ピンチ)が必要なのです。伸びていった先の方の成長点を切って、脇から新しい枝を出させないと、枝が伸びて情けない感じになります。つる性植物みたいになっちゃいます。ノウハウとして、理性ではわかっているこのピンチですが、時に花が咲いているのに切る必要があります。

自分は何がしたいのだろう?自然に花を愛でたいのか、きれいな鉢を作りたいのか。そもそも園芸種は原種と違って、自然ではない状態でもある(人為的にコーディネートされている訳)。だからかと言って、花をつけている枝を切るのも抵抗がある。うーーん。

あまり悩まなくても、こんもり育つ日々草の様なものもあるし、逆にもっと手のかかるバラやランのような「きちんと世話をしないと、そもそも咲かない」という品種すらある。その先には盆栽も...

ハサミを持たなくても良い品種だけにするべきなのか、ある程度の世話?は花と仲良くするための会話と思うべきなのか。自分の趣味は「園芸としてきれいな鉢を作る」ことなのか、「花を愛でてる」ことなのか。ノウハウは文明として蓄積され、youtube を見ればなんでも分かるし、園芸種の開発も進んでいて困らないが、自分の心の中は自分で決めるしかない訳で。

園芸以外のことも、結構そういうことが多いような気がしてきました。何をしても、何か発見できるものだなあ、と驚いています。

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