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流れに棹ささず

血液も、地下水脈も、情報も、言葉も、
流れを完全に止めてしまっては詰まってしまう。

時には、「溜め」を作ることが必要な場合もあるかもしれないが、
「溜め」のまま常態化して良いことは一つもない気がする。
常態化した「溜め」は、いつか破裂して崩壊する。
崩壊させること自体が目的であるのなら話は別だが、そうでない限り、
「溜め」は基本的には不自然な状態。

既にある流れに棹ささず、自分のところで止めることなく、
どんどん流していく。
そうすることによって、
自分もまた、その流れの一部として機能していけるようになるだろうから。

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