2022年の手帳会議。ほぼ日手帳weeks MEGA(メガ)に決めた。
毎年手帳シーズンになるたびに、「来年の手帳は何にしようかな?」と気もそぞろになります。手帳好きの方ならきっと同じような気持ちになられたことがあるかもしれません。ちなみに手帳シーズンとは9月〜10月にかけて来年の手帳が市場に出回る時期のこと。(私なりの定義)この時期は本屋に行くと手帳コーナーがババーンと大きく場所を占めるようになります。ワクワク感が止まりません。
そんな私が来年の手帳に選んだのは「ほぼ日手帳weeks MEGA(メガ)」。色はサニーブルーにしました。どうしてこれに決めたのでしょうか。
「ほぼ日weeks」にした理由
ほぼ日手帳に関しては、以前からわりと長いユーザーでした。でも昨年は書店の手帳コーナーのきらびやかさにフラフラ惹かれ、他社の手帳に手を出してしまいました。それはそれで良さがあったのですが、やはりほぼ日の紙質がとてもいいのです。薄いのにしっかりしている。辞書の紙のような、と言ったら伝わりやすいでしょうか。
加えて、ほぼ日の公式サイト「ほぼ日刊イトイ新聞」をご覧になられた方ならお分かりのように、その中のコミュニティが楽しいのです。なので、「ほぼ日ユーザー」でいたい、という気持ちが再びほぼ日に戻ってきた理由としては決して小さくはなかったと感じています。
ほぼ日の手帳の中でも一番メジャーなのは1日1ページの「オリジナル」でしょう。ただ私の場合、最初は張り切って書くものの長続きしませんでした。書きたい気分の時は1ページでも足りないのに、書きたくない気分になると全く書けない。「余白も記録のうちだ」と言われても、余白の積み重ねが無言の圧力となって、いつしか手帳を開くのも気が重くなってしまいました。でももちろん、毎日書くことがたくさんある方にとっては、大きさも文庫サイズで手頃ですし、カスタマイズもしやすいのでおすすめの手帳ですよ。
ちなみに夫はこの「オリジナル」を愛用しています。
そんな「オリジナル」を挫折する私にとってweeksはとても使いやすい手帳です。なんといってもまずサイズ感がすばらしい。手帳が大きすぎると、その大きさと重さがそのまま気の重さにつながってしまうのですが、weeksは縦長サイズなので邪魔にならず、携帯しやすいのです。
加えて、一週間が俯瞰できるのも大きな魅力でした。この手帳でしたいことの一つに「タスク管理」があるのですが、月ごと、週ごと、そして日ごとにそれぞれやることを前もって管理するためには、どうしても全体を俯瞰できる形態の手帳が必要でした。その点でもこのweeksはピッタリだったのです。
MEGA(メガ)にした理由
weeks MEGA(メガ)とは、巻末メモページが通常のweeksの約3倍(215ページ)もあるバージョンの手帳です。なので、残りページを気にせずガシガシ書けるのが魅力です。マンスリー、ウィークリー、そしてメモページが少しだけという手帳はザラにありますが、このMEGA(メガ)はそのメモページが少ないという従来の手帳の弱点をカバーするものとなっています。
上でも少し触れましたが、私は書く時はものすごくたくさん書くのに、書かない日はほとんど書かないといった感じなので、このメモページ増量タイプは助かっています。ただどうしても、通常のweeksと比べるとどうしても分厚くなってしまいます。この通り。。。(左:通常 右:MEGA)
でも手帳自体が縦長の形状ゆえにサコッシュなどにもスッと入るので、私は特に気になりません。むしろ、ちょっとした相棒を持ち歩いている気分になり、本好きとしてはむしろ気に入っているずっしり感です。頼もしい感じがしています。
weeks MEGA(メガ)で何をするか?
①タスク管理
上でも少し触れましたが、今月やること、今週やること、今日やること、というのを目に見える形で管理したいと思っていました。きっかけは、おうち時間が増えてリモートワークが多くなってきた、というライフスタイルの変化でした。
家から出かけない分、予定がなし崩しになり時間がうまく使えなくなってきたからです。そこでウィークリーページに毎日のToDoリストを書き込むことにしました。そして片付けたらバツ印を入れて消していく。そうすると達成感のような気持ちよさがあります。こうした日々の些末な用事というのは毎日習慣のように何となく片付けている分、タスクをこなしている割に結果が見えにくいことがあります。
でもこのように記録をつけていると、「確かに私はこれだけきちんと働いたんだ」と自分を労えるようになりました。
加えて、「この用事は来週のいつかやればいい」というような大まかな用事に関しては、来週のページの上部に書いておくと安心していられます。「覚えておかなきゃ」っていううっすらとしたストレスから解放され、その用事をする時まで安心して忘れていられるのです。
②目標管理
ここ数年しばらくは「目標を立ててそれに向かって努力するんだ」というのがしんどくてたまりませんでした。それでも自分の後ろ向きな性格や考え方を何とかしたくて、今年度は「ポジティブな見方ができるように考え方を変化させる」という目標を立ててみることにしました。
でもこうした漠然とした目標は頭の中で考えているだけではきっとすぐに忘れてしまいます。
なので、この一年の大きな目標をまず月ごとに分け、この年間目標を達成するために今月はどんなことに取り組めるか、そのために今日は何に取り組もうか、それを具体的な行動に落とし込んで、それをマンスリーページ、そしてウィークリーページの日々のページに書き込むようにしてみました。そうすると、その日一日、その小さな具体的目標を達成するためにどうしたらいいだろう、何をしたらいいのだろうと考えられるようになり、そのための行動ができるようになりました。
もちろん達成できたらチェックを入れる。その毎日の小さな成功体験は自信につながります。大きなケーキは小分けすることが秘訣。一年後の姿は、それまでの日々の積み重ねが作っていくものなのです。
③会合メモや日々の気づき・記録
一年のうち何度か、大小含めてたくさんのミーティングに参加する機会があります。その時の学びは参加時にリアルタイムでメモを取ることを大切にしています。見返すとその時のライブ感がよみがえるのです。
念のため録音もしてるので、聞き直して追記することもありますが、そのライブ感と融合することにより、学びが深まっていくのを感じています。
加えて、日々の気づきや記録も時系列でタイムラインのように残しています。(もちろん毎日ではありませんが。。。)時々見返して、大切だと思ったらペンでそこをグルグル囲む。こんな書き込みが自由なのもアナログ手帳ならではのよさであります。
実は2021年9月からもう使っている
お気づきかもしれませんが、来年の手帳について語っているはずなのに、もうすでに使い始めているかのような口調になっています。
実は、どうしても早く使いたかったので、MEGA(メガ)の膨大なメモページの特徴を活かして、手書きでマンスリー、ウィークリーページを自作して、9月から使い始めていたのでした。これもMEGA(メガ)のよさですね。
このように使用者のいろんなわがままを叶えてくれた、ほぼ日weeksMWGA(メガ)の懐の広さに改めて惚れなおしているところです。
10人いれば10通りの使い方、手帳の種類があるもの。この記事が手帳選びの参考になれば嬉しいです。
皆さんの手帳の使い方にも興味があります。ぜひコメント欄で教えてくださいね。またいい記事があればそれも教えていただけたら嬉しいです。すぐに読みにいきたいと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
2022.1.20追記 stand.fmでも音声配信しています。よろしければお聞きください。