「ドMのあなたが人生を100倍楽しくする100のルール」を読んでみた
【書籍】
著書:ドMのあなたが人生を100倍楽しくする100のルール
著者:崎本正俊
■はじめに
著者には借金が2000万ありました。
もともと保険の営業マンで全国ナンバーワンの成績もあげましたが、子供の病気がきっかけでメンタルはどん底に。
あらゆる自己啓発、心理学、人間関係のセミナーにいきまくったが、いっこうに好転せず、仕事への情熱も失せて預金は底をつきました。
あるのは借金のみ。
そんな状態から10ヶ月で8500万円売り上あげ、3500万円の利益を出して借金を完済しました。
今は、自分の実体験からやってきたこと、できたことをシェアするセミナーやコンサルをやっています。
そして、自分に向き合ってがんばるみんなが元気になったり、笑えたり、安心したり。ずれている部分にハッと気づいた言葉。
それをまとめたのが脱ドMルールです。
■アクセルとブレーキを同時に踏むな
アクセルとブレーキを両方踏むと車はうごきません。
ずっと両足を伸ばして体勢がしんどいだけで、にっちもさっちもいきません。
アクセル踏むならブレーキを離したらいい、当たり前のことですが現実ではこれができていません。
ちょっとアクセルを強く踏むか、ちょっとブレーキを緩めるかすれば、すんなり進みます。
できない理由がひとつでもスパッと抜けたら楽勝なんです。
できない理由をみつけるとっておきの方法は、できない理由について「それほんと?」と自分に聞いてみること。
でてきた答えに「ほんと?」と先がなくなるまで聞き続けます。
すると、「なんだこんな理由か!」と気づくことが結構あります。それだけで均等だったエネルギーがフッと緩みます。
■自分に自信がないなら信頼している人の言葉を信じること
自分を信じられない。
そういうときは、自分が信頼している人、その人が言う言葉を信じればいい。
信頼には、自己信頼と他者信頼があります。
このうち、自己信頼のほうが実は難しかったりします。
この人の言うことなら信じられる→この人の言うことを信じている自分は信じられる→自分を信じられる。
こうして自己信頼も上がります。
■セルフイメージが上がれば給料も勝手にあがる
セルフイメージとは、簡単に言うと自分にとっての「普通」です。
「会社勤めは普通、給料が決められている、上がらない」
というセルフイメージでいるかぎり給料はあがりません。
でも「自分は倍の給料をもらって当然」と思えば、
つまり、それが自分にとって普通となればその現象が勝手に舞い込みます。
■出会いは運命だけど、ご縁は選択
出会いは自分のコントロール下におけません。
出会えるかどうかは自分で選べないからです。
ただ出会ったあとは選択になります。
もう一度会うか、会わないかは自分で選べます。
2回以上会えたら、ご縁に変わります。
ご縁を大事にするというのは、相手のために自分ができることをするといいうことです。
ご縁はご縁を運んでくれます。
■やる気よりその気。勘違いは才能
やる気に頼るのは大変。
自分を奮い立たせないといけないし、やる気になるまでやらない、つまりずっとやらない、ずっとできないことが多いとなる。
でも、その気になれば違います。自然に体が動きます。
やる気はない状態からある状態に持っていかなければなりません。
でも、その気になるのは簡単です。
楽しい想像をすればいいだけです。
勘違いでも妄想でも、それがセルフイメージになれば実際の自分も同化していくもんです。
お金を稼ぎたいなら、稼いでいる自分になったつもりで暮らしてください。
成功したければ成功者としてふるまってください。
■まとめ
クライアントの過去の経験や、このビジネスを行っている背景を本書から知ることができました。
初回の打合わせを先週実施し、なんとなく人柄は把握しているつもりでしたが、過去の経験や思い知ることでまた印象が変わりました。
また、考え方の傾向や価値観も知ることができ今後のクライアントワークに活かせると感じました。
今後はクライアントが執筆している書籍は必ず目を通し、
価値感や背景を把握した上で、対応を変えていけるように意識していきます。