アリウスからコンスタンティヌス帝への書簡(AD 327)
http://www.fourthcentury.com/index.php/urkunde-30
より。英訳からの重訳。
:::::以下訳文:::::
長老アレイオスとエウゾイオスより、我らの最も敬虔な皇帝、神に最も愛されしコンスタンティヌスへ。
我々は唯一の神、全能なる御父を信ず。
またその御子、主イエス・キリスト、すなわち御父によって全ての時代に先立って設けられ、それによって天にあるものも地にあるものも全てのものが造られたところの、言葉なる神を信ず。
御子は肉体をとって降り来たりて、苦しみを受け、復活し、天へと昇った。そこから生者と死者とを裁くため再び来られるであろう。
我々は聖霊を信ずる。また、肉体の復活、来るべき命、天の御国、そして地の果てから果てに至るまで確立した唯一の公同の神の教会を信ずる。
我々はこの信仰を聖なる福音から受け取った。その福音の中で主は自分の弟子たちへ「行きなさい。全ての国民を教え、父と子と聖霊の名によってバプテスマを授けなさい。」と言われたのである。
このことを信じないなら、また父と子と聖霊に関する教義を、公同の教会全体と聖なる書物 - すなわち我々があらゆる点において信じているもの - が教えるように真に受け取らないならば、今日も、来るべきその日においても、神が我々の裁き手とならんことを。
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