『手引書』26章「神の主権的善意志の勝利について」(ヒッポのアウグスティヌス c. 420)
Enchiridion on Faith, Hope and Love
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これらは、「主の業は偉大であり、主のすべての意志的行為において熟慮されたもの」である。
それで、その賢明な熟慮は [以下のようなことを可能に]した。すなわち彼の天使と人間の創造物が罪を犯したとき(つまり、彼の意志ではなく、それが意志したことを為した時)、それでも彼自身の意志したことを成し遂げることができたし、これを、創造主の意志に反する最初の行為がそれによって行われたのと同じ被造物的な意志に