ウルフィラの信条

https://en.wikipedia.org/wiki/Ulfilas

より。英訳よりの重訳。

ウルフィラはAD 340頃に叙階されゴート族に布教したアリウス派宣教師である。


:::::以下訳文:::::

私、ウルフィラ、司教にして告白者は、いつもこのように信じてきた。そしてこの一なる真実の信仰において、私は私の主へと至る旅をしている。

私は信ずる。一なる神、御父、唯一生まれぬ、そして見えざる方を。

そして彼の唯一生まれし子、我らの主で神である方、全被造物の設計者で造り主である方を。

彼は彼にどこにも相似でない。それは全ての存在の中で一者のみが御父なる神であり、この方はまた我らの神の、神であるからである。

そして一なる聖霊、すなわち照らし、聖化する力である方を。キリストは復活の後に彼の使徒たちに「そして見よ。私は私の父の約束をあなたがたのところに遣わそう。しかしあなたがたはエルサレム市に留まりなさい。高きところからの力に覆われるときまでは。」(ルカ 24:49)と言ったごとくである。そしてまた「しかし、聖なる御霊があなたがたのところに来る時、あなたがたは力を受ける。」(使徒 1:8)とも。神(御父)でもなく、我らの神(キリスト)でもなく、キリストに仕える者であり、全てにおいて御子に支配され服従する。そして御子も全てにおいて彼の御父である神に支配され服従するのである。彼は聖霊において、彼のキリストを通して、決定するのである。

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