第三アンティオケア信条(AD 341)

http://www.fourthcentury.com/index.php/third-creed-of-antioch/
より。英訳からの重訳。

[]内は邦訳者の注。

:::::以下訳文:::::

わたしがわたしの魂をかけて証言者に呼ぶところの神は、わたしが以下を信ずることを知っている。
すなわち、全能の御父なる神、宇宙の創造者であり造り主である方、万物がこの方によって存在するところの方を[信ずる]。

そして彼の唯一の生まれし御子、言葉、力、そして知恵なる、我らの主イエス・キリスト、この方を通して万物が存在するところの方を[信ずる]。この方は全ての時代の前に御父より生まれ、完全な神よりの完全な神であり、位格において神と共にあり、終わりの日々にあって降り、諸聖句に従ってかの処女より生まれ、人と成され、受苦し、死者のうちより復活し、天へと上り、彼の御父の右に着座された方である。生者と死者を裁くため栄光と力を帯びて来られるはずであり、永遠に存続しているのである。

そして聖なる御霊、弁護者、真理の霊(ヨハネ 15:26)を[信ずる]。神もまた彼の預言者によって彼の僕たちへ注ぐこと(ヨエル 2:28)ことを約束し、主も彼の弟子たちに遣わすことを約束した方で、また使徒たちの行伝の証言するごとく、彼が遣わした、その方である。

もし誰かがこの信仰を差し置いた何かを教えたり、自分の考えのうちに保持するならば、彼は呪われるように。アンカラのマルケルスとであれ、サベリウスとであれ、サモサタのパウロとであれ、彼らと共にいるならば、その者自身も、彼と交流する者たちも、呪われるように。

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