メルボルンを訪問してきました!
年末年始の休みを利用してオーストラリアのメルボルンに行ってきました!!
向こうで5泊した感じです。
旅行じゃなくて訪問と書いたのは向こうにいるガールフレンドに会いに行ったためです。
旅行だと現地の電車とかホテルとか調べたり予約をしないといけないのですが、今回は彼女がこの辺りのことを請け負ってくれたので無料Wi-Fiも借りずにスマホはずっと機内モードで過ごせました(笑)
なので、旅行じゃなくて訪問。
ですが、パスポートの期限が切れていたので更新をしたり飛行機の予約やビザ(ETAS)の取得は自分でやりましたよ!(当たり前)
お金はソニー銀行で普通口座と外貨預金口座を開きました。
円から豪ドルへの買い替えも簡単にできたので助かりました。
ソニー銀行はキャッシュカードとデビットカードが一体になっていて、旅行期間中一度も現金を使わずにこのカードだけで過ごせたのが楽ちんでよかったです。
メルボルンに到着して
僕がメルボルンに到着したのは夜の10時頃。
まだご飯は食べておらず、お店ももうほとんど閉まっていたのでホテル近くのマクドナルド(現地ではマッカスと呼ばれているみたい。)でテイクアウト(これはテイクアウェイと呼ばれているみたい。)をしました。
夜遅くにも関わらず、多くの人がテイクアウト待ちでカウンター付近がごった返していました。
そこで待っていた人達の様子にまずは驚きました。
みんな異様な雰囲気でカウンターの方を見つめながら出来上がるのを今か今かと待っている。
服装も派手な人が多く「紐の人」がいました。
「紐の人」とは何かというと、普通下ってズボンかスカートをはくじゃないですか?
ですが、その人はそうではなくてパンツのようなものだけ履いていたんです。
後ろを向いたらお尻の間に紐が挟まっているだけの状態。
海外に慣れていないので「これがメルボルンの普通かぁ~」とかなり衝撃を受けました。
けれど、次の日以降観光していてもあまりそういった格好を見ることはなかったので、その恰好がメルボルンで流行っている服装ではないんだなと思いました。
後で思ったのですが、テイクアウトを待っている人たちはどこか酔っぱらっている印象だったので、「紐の人」はクラブ帰り?とかかなと。
日本の文化だと飲み会の後にラーメン屋やカラオケに寄ることが多いですが、メルボルンでは飲みの後にマクドを食べる人が多いのかなと思いました。
オーストラリアに着いてたった数時間で自分の中にあった常識と違うものがバンバン目に入ってきてすごく新鮮でした。
知らず知らずのうちに常識と思っていることとかが全然普通じゃないという光景がたくさん見られるのが海外旅行の楽しさなんだなと思いました。
海外旅行ハマりそう。
日本と違っているなと感じたところ
僕はどちらかというと人の顔色やその場の空気を敏感に感じ取ったり、「これをこの場面で言ったらこう思われるだろうな」とかを考えて結局この場で話すのはやめておこうというような判断を下すタイプです。
置かれてきた環境や本来の気質の問題なんだろうけど。
初対面の人の前でも気軽におちゃらけたりした際に「なんやこいつ。」って言われたり、態度に出されたりする回数が多くて、それがショックで自分の中で積み重なっていって萎縮してしまうことが多くなってきたんだと思います。
話を戻します。
これらがパッと思いついた「日本と違うな」、「自分の中にある常識と違っているな」と感じたことです。良い悪いは置いといて。
以下、詳しく書いていきたいと思います。
公共交通機関内の雰囲気
毎日通勤で電車を利用するのですが、自分がよく目にする電車内の景色はスマホを触りながら下を向いている人々です。
どこかみんな楽しそうじゃなくてどちらかと言えばつまらなさそう。
なのになんでみんな必死にスマホを操作しているんだろう。
なんで無理して余分な情報を脳に入れていこうとしているのだろうと思ってしまいます。
乗っている人の7~8割はスマホを触っている気がします。
目が合えば不機嫌な表情でにらみつけてくる。何もしていないのに。
メルボルンではトラム内でスマホを触っている人はほとんどいませんでした。
家族や友達とおしゃべりをしたり外の景色を眺めたり。ぼーっと考えを巡らせたり。
日本の電車だと話をすると迷惑だと言わんばかりの視線が飛んできます。
「こっちも我慢しているんだから、お前らも静かにしろよ。」
外を眺めようと窓を見ると反射して見える人ににらまれる。
とても窮屈に感じます。
あと、オーストラリアのトラムや電車には広告がとても少ないです。
それもすごく印象に残っていて、日本を窮屈に思う理由のひとつなのかもなと思いました。
日本だと中吊り広告をはじめ空白という空白に広告を張り付けています。
企業の電話番号とか誰かが作った文言とか。
そこの会社に電話かける人どんだけおんねん。
オーストラリアのトラムには広告がないからぼーっと何もない空間を見つめては考え事をしたりできるのではないかと思いました。
日本ももっと余白や余裕を増やしてほしいなぁと思いました。
もちろん「通勤中と観光地の公共交通機関じゃあ乗っている人も目的も違うのだから雰囲気が違うのは当たり前だろ」とは思いますが、メルボルン市内のトラムと鉄道と普段利用している電車ではこれらの点が違うのかなぁと思いました。
お店やホテルでの会話
ただ買い物をするだけで会話量が全然違いました。
英語に慣れていないので「have a nice trip!」って言われた時にも「you too!」って返してしまいましたけど(笑)
働いている人に対してすごい皮肉言ったみたいになってしまった…。
普段のお店での買い物だけで最低でもこのくらい話すのかと思ったと同時にそりゃあ欧米人は明るく気さくに話せるよなと思いました。
身を置く環境の大切さを感じました。
街の人
街を歩いている人にも色んな人がいました。
イギリス系はもちろん、インド系や中国系の人も多かったです。
インドや中国は元々人口が多いですもんね。
アジア系だと他にも韓国やタイかな?という人も多かったです。
日本人は全体的に少なく感じました。円安ですしね…。
日本はほとんど日本人だけで構成されているのですごく新鮮で多民族国家を感じることができました。
服装
服装よりも色んな国にルーツがある人か数多くいるのでそっちに目がいっちやいますね。
なので、服装もめちゃくちゃ気にして着ているなというような人はあまりおらず、良い意味で誰も他人をそこまで気にしていないなという雰囲気が漂っていたのがすごくよかったです。
今の時期は夏なので半袖短パンサンダルの人が多かったように思います。
女性はスポーツウェアみたいな人も多くいました。
民族衣装のようなものをまとっている人も多かったです。
ですので、「ちゃんとした服着ないと!」という感覚はなくてそもそもちゃんとした服とは?という感じ。
日本だとこの服は若すぎるかなとかさすがにそれはないなとか言われたりしますもんね。
自分の好きな服をみんながそれぞれ着ているなという印象でした。
車の運転
車に乗せてもらってツアーに参加したのですが、思った通り運転は荒かったです(笑)
グレートオーシャンロードに行ったのですが、道が曲がりくねっているのもあって少し酔いました(笑)
けれどシティで歩行者として歩いていると横断歩道で車は必ず止まってくれました。信号が無くても。
パリピみたいな車が爆音で近寄ってきて「これは止まってくれないだろうな」と思ってもしっかりと止まってくれました。
日本だとまず止まってはくれません。
止まってくれる人の方が少数で平気に歩行者を無視してぶーんと走りすぎます。
電車やとあんなにおとなしそうに座っているのに車に乗ったら顔が見えにくいからかイキっているのか、止まってくれずに通り過ぎる人が多いです。
写真
よくシティの様子をみていると写真を撮っているのはアジア系の人が多かったように思います。
自分も普段そんなにパシャパシャやる方じゃないのですが、それでも周りには写真を撮っている人はあまり見かけませんでした。
そこにも他人は気にしないという根本的なカルチャーが流れているのかなと感じました。
撮った写真は誰かに見せたりアイコンにしたりしますもんね。
日本だと国的にも周囲の様子を敏感にうかがわないといけない立ち位置ですし、日本史で習った「五人組制度」も税の徴収を近所の人たち同士で見張るというもので、日本だとどうしても周りをしっかりと気にしないとやっていけないというカルチャーが根本にあるのかもしれません。
けれど、オーストラリア人はその場を楽しめばいいやというような感じで街で過ごしている印象がありました。
日本の悪口みたいになってしまったところもあるような気がしますがあくまでここが違うなと思った点を挙げてみました。
今回訪れた場所
以下が今回のメルボルン訪問で行ってみた主な場所です。
5泊だったのとバララットやグレートオーシャンロード等、シティを離れて遠出したこともあって深く入れなかったところも含んでいます。
ご飯のこととか上記の場所で思ったことがたった5日間の滞在でも山ほどあるので、いつかゆっくり思い出しながらまた思考を書き出して文章として固定してみたいなと思います。