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マキシマム ザ ホルモンが大好き
僕はマキシマム ザ ホルモンが大好きです。
どれくらい好きかって言うと字体で表す時は必ずザの両脇は半角で空けるくらい好き。
略して呼ぶ時は「マキホル」じゃなく「ホルモン」という略し方しか認めないくらい好き。
ホルモンに出会った時の話をしよう
僕は今28歳です。
初めてホルモンに出会ったのは中3の頃。
ちょうどクラスの中心グループに頑張ってなろうとする人たちの必死さに気づいてそういう人たちを「ダサいな」と思いながら徐々にスクールカーストの隅っこの方に流され始めた頃。
テスト期間中で部活が無い時に友達の家でお互いが持っている音楽をウォークマンに入れ合いっこしていた時。
作業をしている際に友達のウォークマンをいじっていると聞いたことないメロディが流れました。
「恋のメガラバ」です。
歌詞カードもなかったので何言っているかわかんねー状態だったのですがとにかくメロディがかっこよすぎて耳に残りました。
「なんだこれぇかっけぇぇえ」状態
デスボイスを使いながらも重たすぎずコブクロ好きだった自分にも聞きやすいメロディですぐに気になりました。
友達からは「あ、それはあかん!」と言って止められましたが、逆にますます気になって家に帰って調べました。
当時の音楽の聴き方
音楽の情報はFM802を中心に集めていました。(今もよく聴いています。)
テスト勉強期間や受験勉強の際はインスタントコーヒーを飲みながらよくラジオを聴いていました。
CDを購入するのはかなり難しかったです。
月千円程度のお小遣いだったので。
音楽に身近に触れるにはYouTubeも今ほど盛んではなかったし、ホルモン自身が違法アップロードをかなり毛嫌いしており、今でもAppleMusicで音源を配信していないようにネットへ音源を載せること自体をあまり本人達は良しとしていません。
しっかりと歌詞カードと解説を読んだうえで聴いてほしい
という本人達の想いがあるからです。
僕はお小遣いを握りしめてTSUTAYAに行っていました。
TSUTAYAではアルバムが1週間5枚まで千円で借りれました。
そこで借りたアルバムを一旦パソコンに取り込んでウォークマンに入れてネットでアルバムのジャケットの写真を探してきて貼り付ける作業をしてからウォークマンで歌詞カードを追いながら曲を聴いていました。
最初は「ぶっ生き返す」のアルバムを借りたかったのですが近くの店舗には置いていなくて「ロッキンポ殺し」をよく聞いていました。
ありがとうホルモン
ホルモンのおかげで邦ロックにハマっていきRADWIMPSやサカナクション、KANA-BOON等他のバンドもよく聴くようになっていきました。
大学では軽音楽部に所属し良い思い出もできました。
初めて大学でホルモン好きの友達ができた時はテンション爆上がりでした。
社会に出てつまずいた時も「鬱くしき人々のうた」を聴いてメンタルを整えてきました。
基本的に詩よりもメロディから音楽を好きになることが多いのですがホルモンのおかげでより歌詞をしっかり聴くようにもなりました。
あの頃に1人で孤独に繰り返し何度も何度も聞いてきたホルモンの曲が今の自分を作っています。
ありがとうマキシマム ザ ホルモン
さいごに
亮君の見た目はいかついけれど気が弱いところが好きです。
最初は「怖い人だ…。」と思っていましたが。
自分もとても気が弱いので気が弱い者たちの気持ちを代弁して歌ってくれているところも大好きです。助かります。
下ネタワードも多くありますが泣ける歌もたくさんあります。
「my girl」なんかも一途なラブソングすぎて泣けます。
ぜひホルモンが気になった方は歌詞だけじゃなくて歌詞カードの解説をしっかり読んでからもう一度歌詞を読んでください。
そして曲を聴くのです。1人で粛々と聴きまくるのです。
言葉の意味を噛みしめながら。
また違う世界があなたを待っています。