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事実からスタートするの、思ってるより難しいかんな

先日、武蔵野大学ウェルビーイング学部1期生の全体発表会に、なんとゲスト審査員として参加してきましたー!

始まりは、コーチ仲間のゆりちゃんに、何気なく「若い人が社会の中で生きることを楽しめるような世の中にしたい」と話していたところからウェルビーイング学部教授の中村カズさんを紹介してもらったこと。

そこから自己理解の授業にゲスト社会人として参加したところから武蔵野大学との縁が生まれた。(学生の子たちにエネルギーもらえたのが楽しくて3回も行った笑)

そこからさらに教授のロッキーさんと知り合い、ロッキーさんの教育についての授業にゲスト参加した縁で今回の発表会にお誘いいただくことに。

、、、人の縁てすごい。数か月で想像もしなかった世界を見ることが出来る。25年も人との縁を大事に生きていこうと改めて実感。

発表会で受け取ったもの

発表会はエネルギーに満ち溢れていて、いつもながらすごく「らしい」空間でした。真っ直ぐなエネルギーだけでなく、人間臭いモヤモヤしたエネルギーも現れていて個人的にはそこも大好き。

入賞したのは、大学の清掃員さんのウェルビーイングをテーマに考えたもの。そのテーマへの着眼からの発想がたまらなく良かったんです。

発端は、ごみ捨てやその分別やがうまく出来ておらず、清掃員さんのウェルビーイングが下がっていること。

問題を見つけた時、会社ではしばしば「それは誰の責任?」という話にすぐ向かいがち(超個人的意見)。

分別しない生徒が悪いの?それとも清掃員さんの職務意識の問題?特に自分が当事者だと自分の責任がないことの証明にやっきになったりも。

でもそうではないでしょ、と。少なくともそっからスタートするとウェルビーイングは生まれんだろうと。

誰かが悪いのではなく、学生が分別の仕方や起こっている問題を『知らない』という事実があるだけ

陥りがちな罠を軽やかにかわし、彼らはそんなフラットな答えにたどり着いていた。

それがすごく嬉しかったし、そうだよね、そうありたいよね、とすごく心に響いた。

全然根拠はないけど「やっぱ心が耕かされているからなのかなぁ」なんて。ウェルビーイングの教育に可能性を改めて感じた日。

本当にありがとうございました!

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