拒否癖
どうも!
不登校サバイバー
Welbeの平田真己です。
今日は
私のこころの癖について
書いていこうと思います。
学校に行けなくなってから
人の中に行くことが怖くて怖くて仕方なくなりました。
最初の1年間は家に引きこもっていました。
唯一の外出は月刊誌の発売日だけ。
学校に行けない自分の存在を世間から隠したかったし、誰にも今の私を見られたくなかった。
だから家の中に閉じこもっていました。
引きこもって一年半後に通信制高校に編入しました。
まだ対人恐怖が続いていたので、外部との関わりを徹底的に遮断していました。
「近づくな」オーラを全身に纏い
自分と周りの人達の間に見えない壁を作っていました。
意識は常に警戒態勢。
壁の内側に侵入しようとしてくる人はいないか常に怯えながら学校での1日を過ごしていました。
この状態は学校以外の場所でも同じでした。
とにかく自分の存在を認知されたくない。
「なんで学校に行っているはずの人がこんなところにいるの?」
すれ違う人全てがそう思っているのではないかという錯覚に囚われていました。
特に同世代が近くにいるのがとても嫌でした。
そういう人を見つけたらすぐさま逃げていました。満員電車の中など、どうしても逃げられないときには、「こっちくんな」オーラをビンビンに放ちまくっていました。
同世代への嫌悪感の裏には、学校に行けていないという劣等感があったのだと思います。
自分にはできなかったことをやれている同世代がとても羨ましかった。
そしてそんな彼らの姿は
私に対して「何もない私」を強烈に突きつけてくるものでした。
私は「何もない私」を見たくなかった。
だから同世代をとことん避けていたのだと思います。
同世代への拒否感は大学に入ってからも続きました。
高校4年(留年しているので)の間に身についた「同世代を避ける」「壁を作る」癖は同世代と関わる際、常に発動しました。
というか無意識なんですよね…
同世代を認識するとすぐこころのシャッターが下がる。
何か話を振られても
「へぇー、そうなんだぁ……(どうしよ…何も言うことない…)」
ばかりで会話が続かない。
内面に踏み込まれることが異常に怖かったので、自分に関することを聞かれても何も答えられませんでした。
いまもまだ同世代への拒否感は残っています。
そっけなくして悪いな、と思いつつどう接していいのかわからないので、結果すごくぎこちない対応になってしまう。
どこまでならいけそうか探りながら探りながらしかやりとりができない。
相手を信頼していないんだなぁと思います。
それは相手にも伝わっているだろうし、だから相手も私がこころを開いた分しか返してくれないのだという思いもある。
だけど身についた拒否癖はなかなかとれない。
同世代を通して見ているのはきっと「過去の自分」なんですよね…
だから、こうやって自分の過去と向き合い続けていれば、いずれ同世代への拒否感もなくなっていくのではないかという予感もあります。
同世代にもこころを開けるようになりたいなぁ…
最後までお読みいただきありがとうございました。