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感情がなくなった

どうも!
不登校サバイバー
Welbeの平田真己です。

今日は
感情を抑圧しすぎて私がどうなったか
について書いていこうと思います。

学校に行けなくなってから
だんだん感情を抑え込むようになりました。

感情が起こると疲れる
それなら感情をなくせばいいんだ

本気でそう思って実践していました。

いろんな感情が起こっても
「○○と思った」
と心の中で呟き
それ以上その感情に浸らないようにしていました。

そうやって日々を過ごしているうちに
だんだん感情がなくなっていきました。

まるで感情を感じている自分を
画面の外側から眺めているかのような
感覚になっていきました。

全ての出来事が画面越しに流れていっている
私はただそれを眺めている

そんな感じでした。

主の自分は感情を感じないようにして
従の自分にそれら全てを押し付けていた
といってもいいかもしれません。

とくに喪失した感情は「怒り」でした。

私は小さい頃から正義感が強いタイプでした。
自分の「正しさ」に適わない人
世間のルールを守らない人
理不尽な親
にいつも腹を立てていました。

でも「怒り」ってとても疲れるんです。

こんなに心を掻き乱す「怒り」なんて要らない
「怒り」がなくなればもっと心が穏やかでいられる

そう思って「怒り」を抑え続けました。

さて、どうなったか。

「怒り」とともに他の感情までなくなってしまいました。
そして生きる気力もなくなりました。

死んだ人の心電図のように
感情が上にも下にも動かない。
ただただ一本線。

この状態は大学に入ってからも続きました。

実はいまも感情を取り戻している最中です。
一度失ったものを甦らせるのはとても難しいです。
こころが抵抗するのです。

「またあのつらいところに戻るのか?」
「感じないほうが疲れなくてすむ」
「感じないほうが傷つかなくてすむ」 と

でも、ご縁の繋がったたくさんの方々のお陰で少しずつ少しずつその恐怖心が和らいできています。

ひとりでは難しいけれど
みなさんと一緒ならできそうな気がする。

どうかこれからもまこの歩みを見守り続けていただけると幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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