泣けなかった
どうも!
不登校サバイバー
Welbeの平田真己です。
今日は
泣くことは大切だということ
について書いていこうと思います。
私はずっと
母の前で泣くのが怖かった。
泣くと母が怒ると思っていた。
実際
私が泣くと母はイライラして(いるように見えて)いた。
10歳くらいまでは
おかしを食べすぎてご飯が食べられなかったときに
「あんたなんかに食べさせんわ!」
とよく怒られて、泣いていた。
泣いたら余計に母は怒った。
火に油を注ぐかのようだった。
そんな経験が続いて
泣いたら余計にことが悪くなる
という経験則が生まれた。
だから
これ以上母を怒らせないように
と涙を流さないよう努めた。
それが何度も続くと
涙は流れなくなった。
そのかわり
母に対する
怒りや悲しみや釈然としない思いの数々が
こころのなかに渦を巻くようになった。
いままではそういう思いを
涙として排出していたのだ。
涙は
言葉にならない思いを
こころから洗い流してくれていた。
いつのまにか
それができなくなった。
外に出られなくなった
怒り、悲しみ、寂しさ、心許なさは
どんどん私のこころを蝕んでいった。
たまに言葉となって出てくるそれらは
私の周りの人たちを傷つけた。
私はそれに氣づかなかった。
何かの拍子に泣くと
とてもスッキリした。
そんな刹那的な涙の数々で
私は生きながらえている。
最近、やっと
人目を憚らずに泣くことができるようになった。
いま、こころはとても穏やかだ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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