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影響を受けた本

どうも!
不登校サバイバー
Welbeの平田真己です。

今日は
不登校時代に読んで影響を受けた本
について書いていこうと思います。

不登校時代に読んで
今でも題名を覚えている本が2冊あります。

ひとつは
中村文昭さんの『お金ではなく、人のご縁ででっかく生きろ』
もうひとつは
小林正観さんの『ありがとうの神様』
です。

中村さんの本で覚えているのは

「返事は0.2秒」
「頼まれごとは試されごと」

の2点だけです。

この本は私に

あれこれ考える前にとにかくやってみる
どうすれば相手をもっと喜ばせられるか
とことん考えて行動する

ことの大切さを教えてくれました。

不登校で引きこもりになってから
母は私をどうにか外に連れ出そうと
さまざまななイベントに私を誘いました。
私は誰にも不登校の自分を見られなくなかったので、母の誘いをすべて拒絶していました。

中村さんの本を読んでから
興味がなくてもとりあえず
母の誘いにのってみることにしました。

ちょうどこの本を読んですぐに
岡山で中村さんの講演会があったので
母と一緒に行きました。
まだ外に出ることに抵抗はありましたが
とりあえず行ってみることにしました。
内容はまったく覚えていませんが
生き続けることに希望をもてるようになったことだけは記憶に残っています。

不登校になってから引き受けていた家事も
ただ作業をこなすのではなく
どうやったら家族が気持ちよく過ごせるか
を考えながらやるようになりました。
そうやってしていると
父も母も喜ぶし「ありがとう」と言ってくれることが多くなったので、私もどんどん嬉しくなって家事をやるのが楽しくなりました。

小林さんの本で覚えているのは

「ありがとうを自分の年齢×1万回言うと奇跡が起きる」

ということだけです。

この本は父が買ったものでした。
父の母(私の祖母)が危篤状態のときにこの本を買い、「ありがとう」を言い続けていました。

私は、母に勧められてこの本を読みました。
最初は
ありがとうを言い続けるだけで奇跡が起きるなんて、ほんまか?
と疑っていました。

けれどそのときは
不登校になり人生のドン底にいる(と思っていた)ときだったので
この闇から抜け出せるならなんでもいい
と「ありがとう」を言い続けることにしました。

誰もいないところでは声に出して
誰かいるところでは心の中で
「ありがとう」を繰り返しました。

そうしているうちに
小さなことにも感謝できるようになっていきました。

一番の変化は
母に対して感謝できるようになったことでした。

私は母に対して「ありがとう」と言えませんでした。
母は私に「ありがとう」と言ってくれないのに
なんで私が「ありがとう」と言わなければならないんだと思っていました。
「それくらい母親として当然だ」という思いから「ありがとう」を言わないときもありました。

小林さんの本を読んでから
意識的に母に対して「ありがとう」を言うようにしました。
すると母も「ありがとう」を返してくれました。

きっと以前から母は私に「ありがとう」と言っていたのだと思います。
けれど、私は
「母はありがとうと言ってくれない」
と思って母と接していた。
だから母の「ありがとう」を受け取れていなかったのだ。
いま振り返るとそう思います。

「自分の行動を変えると周りも変わる」

ことばの力ってすごいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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