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両親の夫婦関係

どうも!
不登校サバイバー
Welbeの平田真己です。

今日は
私から見た両親の夫婦関係について
書いていこうと思います。

小さい頃から
両親がなぜ離婚しないのか
ずっと疑問に思っていました。

小学生の頃は
私が2階の寝室に上がって10分くらいすると
階下から両親の言い争いがよく聞こえてきました。

何を言っているのかは聞き取れませんでしたが
お互いの声には怒気が感じられました。
というか
大声でまくしたてているやりとりは全て
私にとって喧嘩でした。
なのでお母さんとお父さんは仲が悪いんだと思いました。

中学生になると
両親は私の目の前でも
言い合いをするようになりました。

その頃になると少し引いた視点から
両親のやりとりを眺められるようになります。

言い合いの内容に耳を傾けていると
両親はお互いに強い信念があり
それを互いに押し付け合っている
そして自分の信念は意地でも曲げるつもりがない
ということがわかってきました。

だからといって
両親が烈火の如く言い合いをしている
という事実は変わりません。
コミュニケーションは言葉のキャッチボールとよく言われますが
両親のそれは
言葉のデッドボールとしか
言いようのないものでした。

お互いがお互いの
逆鱗に触れることを
ピンポイントでつくのです。
お互いに傷つけ合っているようにしか見えなかった。
そんなやりとりを見続け
別れたほうがお互い平穏に生きられるだろうに
と何度思ったことか。

いつだったか忘れましたが
なぜそんなに喧嘩ばかりするのか
こんなに喧嘩ばかりしてなぜ離婚しないのか
両親に尋ねたことがあります。

すると両親から
あれは喧嘩ではなくコミュニケーションだ
お互いに相手のことを尊敬している
と返ってきました。

あー、あれは両親のコミュニケーションの形なんだ
喧嘩じゃなかったのか
よかった

…と納得できるはずもなく
あれはどう考えても喧嘩だ
そう伝えました。

だからといって
両親のコミュニケーションの形が変わるわけでもなく…

高校生になると同時に不登校になり
さらに両親の仲が険悪になったように見えました。

私のせいで両親の心労がさらに増えている
できる限り私が両親のストレスの緩衝材になろう

それからというもの
常に家庭の「空気」の変化に神経を尖らせました。
両親の心情を察し、少しでも2人のパワーバランスが崩れたら、弱くなっている方に加勢する。
私がどう思うか感じるかなんてどうでもいい。
心をむりやり無にさせて緩衝材に徹しました。
いつのまにか緩衝材としての振る舞いが板につきました。

大学生になり一人暮らしを始め
両親と物理的距離が生まれました。
とてもこころが穏やかになりました。
たまに帰省するとやっぱり緩衝材をやってしまいました。

そして最近ようやく
もういいやと我関せずを決め込めるようになりました。

両親が言い争い始めたらその場から離れる

これが一番です。

まあ、いまだに
なんで離婚せんのんやろ?
とは思いますが笑

最後までお読みいただきありがとうございました。

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