生きる目的
どうも!
不登校サバイバー
Welbeの平田真己です。
今日は昨日に引き続き
転換点のお話しをしようと思います。
イースター島ツアーの間中
私はある方の後ろに終始くっついて行動していました。
なぜそんなことをしていたのか全く思い出せないのですが、とにかくひっついていました。
ほんとに何もかもが記憶から抜け落ちてしまっているのですが、
一緒に並んで座ってサンドイッチを食べたけれど、緊張しすぎて味がしなかったのだけは覚えています。
「この人についていけば何かが変わるかもしれない」
無意識にそう感じていたのかもしれません。
「変わりたい」
「殻を破りたい」
そう思ってイースター島ツアーに参加したのは確かです。
とにかく私はその方に妙に懐きました。
父と同い年だったので親近感が湧いたのかもしれません。
ツアーの途中、その方からペンダントをもらいました。ずっと身につけていた大切なペンダントを私にくれたのです。私の記憶が正しければ、それは奥様とお揃いで買われたものだったようです。
ペンダントをもらったときは、嬉しさよりもすごい緊張と
「そんな大事なものを私なんかがもらっていいのか」と
畏れ多いというか申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
そのペンダントは私の精神安定剤であり
大切な大切な宝物です。
最初の2年くらいはお風呂以外常に身につけていました。ペンダントをつけていると、その方に守られているような気がするのです。
いまでも外出するときには必ず身につけています。
イースター島ツアーは私に生きる目的を与えてくれました。
それは何かというと
また会いたいと思う人との出逢いです。
もちろん、ツアーに一緒に参加した方々もまた会いたいと思う人たちですが、やっぱり一番はペンダントの方です。
その方は普段、ペルーに住んでいるので、会いたくてもなかなか会えません。
でも、年に数回帰国されることがあります。
その時期に合わせて、その方を囲んでの宴が開かれます。
私はその方にまた会いたくてバイトを始めました。
対人恐怖があったので、接客業はやりたくなかったけれど、高校生もやれるバイトはそれしかなくて、まだ接客が少なそうな、スーパーの青果売り場のバイトに決めました。
思っていたより店頭に立つ機会が多くて少し辛かったけれど、バックヤードでの袋詰めの作業は性に合っていて、楽しかったです。
イースター島に行ってから
毎年1回はその方に会うために日本各地である宴に参加しました。
その度に、新たな繋がりが生まれました。
そこに集う方々はそのままの私を受け入れてくれました。
私の存在を認識して歓迎してくれる人たちがいる。
そのことが私にどれほど生きる気力を与えてくれたか。
会いたいと思う人との出逢いの数々。
それが私を生かしています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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