性交痛がひどすぎて産婦人科受診した話(11)・(12)
前回まで↓
(11)通院半年、ようやく先生に相談
もう、ほんと毎回と言っていいほど泣いてました。
でも部屋は本当に真っ暗にしてたし、ぐっと力が入るのも、痛みで息や声が漏れるのも、男性側からしたらどういう意味を持っているかはわからないだろうなぁと思ってました。
夫(当時彼氏)のことは、「なんで気づかないの!?」と思ったことはありません。まぁ必死に隠してましたしね。
そうやってやっと相談できた…はよかったのですが。
(12)喜ばしいことのはずなのに
先生の、普通に症状として聞いてきてくださったのは、なんだかすごく安心しました。
多分あれで、「よく相談してくれましたね」とか「勇気が必要だったでしょう」みたいな寄り添い方をされると、私は逆にものすごくいたたまれなくなってただろうなぁ…と今でも思います。
でもそれは人によるんだろうから、この先生が私に合ってたというだけだとは思いますが。
それにしても、「病気がない」=「この痛みに対しての対処法がない」という認識になってしまって、最初はものすごくショックを受けました。
ショックを受けること自体病気で苦しんでいる方には失礼な話だと思うんですが、治療法がない・どうしようもないと突き放された感じがしたんですよね。
続きます。
次回更新は10月10日(木)です。
愛はあるのに「したくない」。そんな夫婦を描いた、セミフィクションコミックエッセイ、発売中。↓
レタスクラブ連載↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?