誠なれ、ただ誠なれ誠なれ、誠、誠で誠なかれし
「日本のいちばん長い日」という映画を観たことはありますか?第二次世界大戦にて、日本がポツダム宣言を受諾し、降伏するまでの実話を描いて映画ですが、この映画の中で出てくる阿南惟幾(陸軍大臣)のセリフで"誠なれ、ただ誠なれ誠なれ、誠、誠で誠なかれし"という言葉があります。
このセリフ好きだなぁと思ったのと同時に、"誠実"って何なんだろうと考え、自分なりに分解しました。
日本人は昔から誠実が大好き
私の父は歴史が好きで、中でも新選組は大好きなので、"誠"という言葉がとても好きな人でした。
父だけではなく、昔から日本人は誠実という言葉が好きだと思います。これは恐らく儒教の考えに基づくものだと推測しますが、武士道の精神にも誠実という要素は入っていますよね。日本人が真面目だと言われるのも、我々の祖先が大事に大事にしてきた誠実という精神が現代日本のDNAにも刻み込まれてるからではないでしょうか。
誠実って何だろう
では、誠実ってなんですか?辞書で調べると【まごころがあっていつわりがなくまじめなこと】(引用:https://kotobank.jp/word/誠実-545286)と書いてます。誠実に嘘をつかないという意味があるのは何となく分かってましたが、真心とは何でしょう。真心は、偽りなく飾らない心のことらしいです。
つまり、誠実とは、①嘘の言動をしないこと②ありのままの心でいることです。自分の心に嘘をつかず、素直でいることって意外と難しいですよね。でもそこからが本当の意味での"誠実な人、信頼される人"になる秘訣ではないでしょうか。まずは自分の心に耳を傾けることが大切ですね。
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