国語と数学が苦手な方必見!!~数学の成績は暗記で決まる!編~
こんにちは!まこです。
「国語と数学が苦手な方必見!!」シリーズ第3話目の今回は、
「数学の勉強において大事なこと」について書いていきたいと思います。
ちなみに過去2回分「国語と数学の共通点編」「論理的思考力の伸ばし方編」のリンクを以下↓↓に貼りますので、良ければお読みください。
1.「暗記」の重要性
前回の記事では主に「論理的思考力」と「国語力」について話を進めてきましたが、では「数学」についてはどうなのでしょうか。
結論からお話すると、残念なことに数学においては「論理的思考力」だけで成績が伸びるわけではないんです。
論理的思考力ともう一つ、数学に求められる力。
それは実は「暗記力」なんですね。
言うまでもなく暗記は勉強における基礎中の基礎であり、どの科目においても必要不可欠な要素です。
そしてそれはもちろん「数学」においても同じことが言えます。
だってどれだけ物事を考える力があっても、単語の意味や数式を覚えていないと解を導くことはできませんから。
反対に「論理的思考力」があまり身についていなくても、暗記すべき事項をある程度暗記できているだけで解ける問題もたくさんあります。
正直なところ、平均的な入試レベルの問題であれば、数学も一通りの数式や公式を暗記しているだけで少なくとも5割は取れると思います。
それくらい数学にも「暗記力勝負」な側面があると感じます。
2.暗記から逃げちゃダメ!
とは言うものの・・・この数式や公式をしっかり暗記していない人がめちゃくちゃいるんですよね。
職業上、毎年多くの生徒から
「数学で点が取れないんですけど、どうしたらいいですか?」
といった質問を必ず受けるんです。
そこで僕は必ずこう聞き返す。
「必要な暗記事項は一通り押さえてる?」と。
すると生徒の大体7割くらいが
「えーっと…公式とかはうろ覚えのとこもいっぱいあるんですけど…」
と返してくるんですけど・・・
「いやそれやったら質問するまでもないやん!」
ってなりませんか?笑
「基本的な暗記はすべてできているのに、それでも問題を解けないんですけどどうすればいいですか」
という質問ならわかります。
そしてその質問に対してなら、例えば
「まずは公式や定義を頭にしっかり叩き込むためにも、教科書レベルの基礎的な問題から着手していこうか。それと並んで論理的思考力を養うために、解答作成の際はその流れを意識しながら解いていこう。あとは対応できる問題のパターンを増やすためにいろんな問題にチャレンジしてみよっか」
といった具合にアドバイスできるんです。
公式や定義といった武器(=道具)を持っているなら、あとはそれを使いこなす「論理的思考力」と「慣れ」さえ身につければいいだけですから。
3.暗記を拒む「苦手意識」
でも暗記ができていないとなると・・・ね、これはやっぱり厳しい。
とにかく暗記することから始めるしかないんですよ。
とは言え「数学ができない」といった苦手意識を抱いている人は、この「暗記」をとにかく嫌う傾向にあるんです。
これはもちろん国語の場合にも当てはまります。
特に古文や漢文になると「暗記力勝負」と言っても過言ではないほどなんですが、「国語が苦手」を自負している人ほど暗記から逃げようとするんですよね。
結局何が言いたいのかと言うと、苦手意識のある科目ほど「基礎をおろそかにする傾向」があるんです。
苦手、嫌いだからこそ基礎から着手することにおっくうになるんですね。
でも勉強しない訳にもいかないから「勉強している気」になれる問題演習ばかりしてしまう。
でもやっぱり、基礎がない状態でいくら問題を解いたとしてもなかなか身にはならないんですよね。
これは僕がこれまで見てきた生徒が嫌というほど体現してきてくれました。非常に残念ではありますが・・・。
4.暗記は大変だからこそ成績に直結する
反対に、暗記の重要性を理解して基礎からしっかり勉強し直した人は、成績がみるみる上がっていきました。
最初は3~4割程度の点数しか取れなかったのが、最終的には8~9割程度にまで伸びた生徒もたくさんいます。
もともと「論理的思考力」を持ち合わせていた人ばかりだったのですが、そこに数式や公式といった武器・道具が加われば、絶対に今以上に点数は取れるようになります。
ただもちろん、暗記は骨が折れるつらい作業です。
楽しい、楽な勉強法とは決して言えないです。
人間、なかなか一度暗記しただけでは長期記憶に繋がらないので、何度も何度も繰り返し暗記する地道な作業が必要になってきます。
これがまぁキツイ。
勉強に限らずどんなことにも当てはまりますが、基礎のトレーニングが実は一番大変でしんどいことだと思います。
けれども、その分一番重要なものでもあります。
だからこそ、地道に継続し続けることができれば、いつか必ず実を結びますよ!
5.まとめ
今回は数学における暗記の重要性について書いていきました。
数学ってよく「計算力」や「ひらめき」が大事だと思われがちなのですが、そんなことはないんです。
基礎をしっかり押さえておけば――つまり暗記すべき公式や定義をしっかり身に着けておけば、標準レベルのテストではそれなりに得点できるんです。
そこから先に必要なのが「論理的思考力」です。
この「暗記」と「論理的思考」がしっかり固まっていれば、ほぼすべての試験で合格点に達することができると思います。
数学が苦手な方、あるいは成績を伸ばしたい方は、騙されたと思って今一度しっかり暗記し直すところから始めてみてください。
勉強に近道や楽して成績を伸ばす方法なんてありません。
地道にコツコツ継続する。
時間と労力はもちろん掛かりますが、その努力は必ず報われます。
とにかく真正面から向き合ってみてくださいね。
それでは今回はこの辺で。
次回はシリーズ最終話として、僕自身の実体験について書いていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました(`・ω・´)!
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