「障害者」「健常者」という呼び方問題について~言葉のセンス編~
こんにちは!まこです。
今回は「障害者」「健常者」という呼び方問題シリーズの最終話として「言葉のセンス」について書いていきたいと思います。
とか言いながら僕にセンスがあるわけではありません!!笑
が、言葉選びに関しては僕なりにいろいろと思うところがあるので、読んでいただけると嬉しいです。
また、以下↓↓に当シリーズの「障害者編」「健常者編」の記事も載せておくので、「まだ読んでないよ!」という方はぜひご一読ください^^
1.言葉の持つ力
言葉についてイチイチあれこれ考える人って正直あまりいないと思います。
僕の場合は自分がこういう身体であるからこそ、なおかつ元々「国語」を専門としていたからこそ、特に「障害」というややこしい分野に対してややこしく考えているんだろうと思います。
ですが、ちょっとした言葉一つ、何気ない言葉一つで相手を傷つけてしまったり、不信感や不快感を与えてしまったりすることが往々にしてあるわけです。
もちろん言葉を発した側はそんなことに気付かない場合がほとんどなんですけどね。
障害の有無に関わらず、誰しもが自分に関連すること、自分が気にしていることには注意を向けており、発する言葉にも自然と意識を向けるようになります。
ですが自分との関係性が薄い事柄や、普段特に意識していないことに関しては、その言葉選びが疎かになってしまう傾向があると思うんです。
2.言葉選びに注意するということ
でも、日常会話をはじめとして他者と接する際に、自分の関心があることだけを話せるわけではありません。
その際に、いかにお互いが気分良く会話を進めることができるか。
一つ一つの言葉選びが重要になってきます。
そこで大事なのが「センス」なんだと思います。
ですがこの「センス」は、何も先天的なものではありません。
これは普段から「言葉選びに注意する」ことによって磨かれていくものだと思います。
逆に言えば、いかに自分に関連することであったり、自分が経験したことであっても、無意識のうちにしか言葉を発さない人はそのセンスを磨くことはできません。
それはつまり「いつ相手を傷つけてしまうかわからない」ということです。
そのような事態を減らすためにも、日頃から相手を思い遣って話すことが必要なんだと思います。
3.言葉について、今一度考えてみる
「障害者」「健常者」といった言い方はその代表例だと思います。
たとえ本人に悪気はなくとも、何気ない一言で相手に不信感を与えてしまうことが多々ある。
そしてそれは誰かに指摘されるまで、自分一人では永遠に気付くことのできないことでしょう。
だからこそ、あえてこの場を借りてお話させていただきました。
もちろん、表現についてどんな言い方、呼び方をされようが一切気にされない方もたくさんいらっしゃると思います。
が、僕のようにどこかモヤモヤしてしまう方が一定数いらっしゃることもまた事実です。
言い方、表現、伝え方。
もちろんみなさん一人一人の自由ですし、「これが正しい!」ということもありません。
僕が押し付けるのもナンセンスですし、まずもってそんなつもりもありません。
なので、この記事をここまで読んでくださった方は、考えてくださるだけで構いません。
ぜひ今一度、表現の仕方について、そして言葉の持つ意味とその力について思いを巡らせてみてください。
それだけで十分だと思いますから。
今回の記事はいつもと比べてちょっと短いですが、当シリーズはこの辺で終わりにしたいと思います。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました(`・ω・´)!
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