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アメリカの学校入学への注意点〜

まだまだオハイオの寒い冬が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
トランプ大統領が47代アメリカ合衆国大統領に就任しました。
インフレの歯止め、不法移民問題、石油の自国掘削、電気自動車移行へ強制廃止(顧客選択)、政府の効率化、言論の自由、憲法遵守、その他色々と就任スピーチで話しました。多方面でこれから明るい兆しが見える事を願います。不動産高騰も歯止めがかかり、住宅ローンの金利も下がりますよう!!

今年の4月1日付でこちらに赴任される方は、もうそろそろ異動辞令が出る頃かと思います。私の経験からも言えますが、辞令が出れば公に駐在準備をする事ができますので、忙しくはなりますが心の準備も整えられていくかと思いますので、頑張ってください!

本日は、これから駐在に来られる方の『アメリカ学校システムのヒント』を記載させていただきます。

アメリカは学区や学校により小学校、中学校、高等学校の区切りが変わってきます。
ダブリン、オレンタンジー学区は
小学校(エレメンタリー):日本の小学校1〜5年生(1st〜5th)
中学校(ミドルスクール):日本の小学校6年生〜中学2年生(6th〜8th)
高等学校(ハイスクール):日本の高校1年〜高校3年生(9th〜12th)
5年制、3年制、4年制(小中高)

こちらのシステムを使用している学区や学校が多いですが、他の学区や私立は
エレメンタリー1st〜4th
ミドルスクール5th〜8th
ハイスクール9th〜12th
4年制、4年制、4年制(小中高)
の学校もありますので、確認事項です。

小学校までは日本と同じような授業の受け方になりますが、ミドルスクールからクラスは選択制。自分で履修クラスを決め、クラスルームを授業毎に移動する学校がほとんどです(日本でいう大学の授業スタイル)。登校時や登校&下校時のみホームクラスでいつも同じメンバーが集まります。机の中には私物は置けませんので、ロッカーが割り当てられます。

学年の区切りですが、アメリカの8月中旬を新学期開始で考えると、
(アメリカ)8月中旬生まれ〜翌年7月生まれまでの子が、
(日本)4月2日生まれの〜翌年4月1日生まれの子と同様な捉え方となります。

ですがアメリカは学年区切りの近い(早生まれ)誕生月の子達は、学年をどちらに行くかキンダー入学時に選択する事ができます。生年か(日本の早生まれになる)、翌年入学か。
学区や学校により、早生まれで学年選択できる誕生月は決まっていますのでご自身で学校や、学校担当のエイドさんなどに尋ねてみてください。
上記にも述べましたが、コロンバス周辺学校の新学期は8月中旬辺りから始まります。ということは、日本で言う、早生まれの子はアメリカでは7〜8月に当たりますが、この月を中心に前後の月が入学時期を選択できます。

ダブリン学区のキンダー入学は9月30日までに5歳という決まりがあります。ダブリンスクールリンク
しかし最近アメリカ人の早生まれを持つ親達は、1年遅らせキンダーへ入学させる人が多くなってきていると聞きました。
例えば、アメリカ人の親は6〜9月生まれの子は5歳の年にキンダー(義務教育)に入れるか、翌年にキンダーに入れるか悩みます。
頭で考えると、日本のシステムとは新学期の開始が異なるため、理解しづらくなりますが単純に考えると、日本で早生まれと言われる2月ぐらいから4月1日までの誕生日の子が、1学年落とすことが可能だと思ってみてください。

日本と同様に、早生まれの子はそうでない子と比べると、半年以上から1年ぐらいの開きあるため、平均で成長が遅く不利になる子が多いと言われます。早生まれと言われる子が1年遅らせれば、成長的格差を比べる心配が減り、逆に学力、体力が有利となる子が増えると言う考えです(1年遅らせれば逆の立場となる)。日本だと感覚的に1浪するようなイメージですが、アメリカではその感覚はなく、『その子に一番合えば良い』という事になります。

とにかくアメリカの大学授業料は高い!ため、子どもたちに大学の奨学金(スポーツやアカデミック)などを取得して欲しいと願う親も多いですから、自然とこのような親が増えるようです。
もちろん、前倒し学年にしても何も問題なく学力、体力があり優秀な子たちもいますが、ここは親の判断かと思います。

『自分の子はどういうタイプの子なのか?』

🟢アメリカに居る「日本だと4月に小学1年生に進級」(5〜9月生まれ*学校や学区によって異なるので要確認)した子は、その先8月のアメリカでの新学期時は1stにも、2ndグレードにもなり得ることになります。

と言う事は、日本で4月2日〜9月30日生まれの幼稚園年中さんが、8月からアメリカのキンダーに入学する事も可能です(5月からの場合も)。『エレメンタリー(小学校)でなく、まだキンダーだから大丈夫でしょう。』と日本の幼稚園年長の感覚で、何も考えずに進学させると後々問題を抱える子も多いようです。
アメリカのキンダーは義務教育ですので、日本の幼稚園や保育園とは異なり、少しづつ学習が始まってきます。

英語の壁もあるため、トラブルが多い傾向に。もちろん落ち着きがあり、色々な事を直ぐに吸収できる子であれば、語学は年齢が若いほど吸収しやすいですから問題ないそうです。きちんと机に居れない子はキンダーは少し厳しいようですので、ご自身のお子さんの性格と成長過程を毎日身近にみているお母さんが器量を見極め、お子さんが語学以外で一杯一杯にならないためにも学年選択を考えてみてください。学校にエイドさんがいらっしゃればご相談ください。

日頃アメリカの学校に携わり、駐在日本人のお子さんを観察していらっしゃる方からのアドバイスもお伝えさせて頂きました。

最後に、コロンバス周辺は居住していないと学区情報が難しい部分があります。

ダブリン住所でヒリヤード学区
ダブリン住所でコロンバス学区
ヒリヤード住所でコロンバス学区
コロンバス住所でワージントン学区
コロンバス住所でダブリン学区
コロンバス住所でアッパーアーリントン学区
パウエル住所でダブリン学区
パウエル住所でバッカイバリー学区
*パウエル住所の主はオレンタンジー学区
プレーンシティー住所でダブリン学区
などなど複雑です。

よく、住所がダブリンだからダブリン学区だと思っていたのにヒリヤード学区だった、、、と家を契約してから気づかれたと言う人を聞きます。

現在、ダブリン学区の$2800〜2900以下の一軒家の物件はかなり少ない状態です(去年と同様ですが)。時々パッと良心的な物件が出てきますが、そのような物件は直ぐに決まってしまいます。
築浅物件や予算上限が少し厳しいけど一軒家をご希望の方は、タイミングが合わなければダブリン学区以外に住む事も視野に入れておくと良いかもしれません。ダブリン学区以外でも多くの学校はESL(外国人用の英語クラス)など充実しています。ただし、小さい子ほど環境に溶け込み易く、ミドルスクール学年以降で英語に自信が無いお子さんは、日本人のエイドさんがいらっしゃる学校が良いかもしれません。
アパートも海外から来たばかりで、個人契約でクレジットヒストリーが無い場合、契約するにあたって必要事項や初期費用が変わってくる場合もあります。

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こちらに渡米する2週間前には、ご連絡して頂くことがベストかと思います。内見希望の物件がございましたら、可能な限り到着してから直ぐに内見案内ができるよう進めさせて頂きます。
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過去記事の『幼児教育システムについて』もご興味がある方はこちらがリンクとなります。


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