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東大志望が受ける、京大実戦2024夏🍧 結果

 私は19歳東大受験生という身です。
 ところが予備校の友達には京大志望の人が多く、夏冠の話題で盛り上がりにくいのが悲しいなと思っていました。

 ……というわけで、私も京大実戦模試を受験することにしました(河合塾主催の京大オープンは東大実戦と日程が同じため不受験)。

 ちなみに京大への志望度は0でもなく、京大生の親友に「真琴も京大に来て京都で同棲しないか」と持ちかけられたこともあり、結構魅力的だと思う気持ちも存在します。

↑こちらが京大実戦受験直後の感想文です。お時間が許せばこちらからお読みいただけるとより楽しいかと思われます😘

総合結果

どうにか!!! 京大法学部A判定!!!

 法学部型は英語の比重が高いため、そこに救われた部分が大きいのですかね。徹底的にモノカルチャー得点を極めた得点分布です。得意教科がきっちり取れたのはやっぱり嬉しい!!

 一方で、苦手な数学の偏差値は受験生2年目にして相変わらず50を割っています。それなりに食らいついたつもりだけどな〜、平均には届かず。
 1年分多く勉強していても、数学から逃げ続けていた私はまだ演習量で負けてしまっている状況なのでしょう。あと、今日友達とご飯に行った時「解く問題の選択が下手くそすぎる」という意見ももらいました。後で記します。

 国語・世界史はつつがなく。国語は記憶がありません。世界史は記述式の東大実戦より脳筋で知識量を問う京大の方が偏差値が高く出るのか……、と多少がっかりしたところもあります。

 以下、各教科について 見せられる部分は答案画像も載せつつ振り返っていきます。

英語(123点)

 3桁乗ったー!! シンプルにうれしーい!

 嬉しいので調子に乗って全答案upします。

 Ⅱ(2)で「米粒の神様」を思いついた時は私天才では?? と思ったのですが、友達もみんなそれを書いていました。全然天才じゃありませんでした。
 この問題を全くの白紙で提出したという友達も数名おり、えっっ25点分丸々捨てるの!? 勇気ありすぎじゃない!? と思いました。京大志望から見ると自由英作はタイパの悪い問題なのでしょうか。
 ……たぶん、解答した人数自体が少なかったからなのでしょうか。この設問、採点が甘いのなんの。とりあえず何か書こうとした威勢を認めるよ! とばかりに緩い基準で見てもらえました。

 Ⅲについて、「望んだ暮らしはどこへやら」という日本語を、私は
The life you have ever hoped for becomes what cannot be realized any longer,
と訳出しているのですが、今の私にはこれ書けない!! この時の私すごくね!? と思ってしまいました。京大実戦前の1週間に鉄緑会の英作確シリを詰め込んだ甲斐がありました。確シリに同じような表現が載っていたわけではないのですが、こんな角度で書いたら伝わるのではないかという英作文の勘を一気に詰め込んで一気に忘れた感じです。

数学 (32点)

 まず答案を晒します……。

 今日友達とご飯に行ってきたのですが、5が白紙であることに「5は取る問題だよ!!」と総ツッコミを受けました。

 いわく、5は場合分けこそ鬱陶しいが、絶対値を外して積分計算をするだけなので最初に取りに行く問題だと。はぁ……ほぉ……へぇ……そうなんか……。私は絶対値記号を見た段階で諦めてしまいました。最近絶対値積分のやり方がちょっと分かってきたので、後でチャレンジしてみようと思います。

友A「逆にいつも何を解いてるの?」
私「整数と確率だけ見てる」
友A「おかしいおかしいおかしい」
友B「二次関数と積分は数弱の味方よ」
私「あのさ、5個全部(の大問の問題文を)見てる? 5はパッと見で積分に見えたから捨ててしまった。整数と確率はムズくしようと思ったらいくらでもムズくできる分野だと分かってるけど、ムズくない可能性もあるから一旦解けないかなと考える」
友B「全問解けないか考えて
友A「問題文は全問読め

 今後は二次関数と積分を嫌いすぎないように心がけようと思います。

国語 (69点)

 あんまり書くことがない。とりあえず一番マシだったところだけ貼ります。

 ……字が多い! そしてこれは全科目を通してだけど汚い!!
 全答案この細さの字で埋めつくしているので、それなりに時間はカツカツでした。

 そして点数もなんとも言えない感じ。今のところ私は現代文について特定の誰かに師事したことがなく、誰かのメソッドを取り入れたり、何らか固定の機序に従って論理的に解いたりということを全くやっていません。全ては宮内氏のパッションです。1年あれば現代文の安定化を図ることだってできたのかもしれませんが、今更中途半端に参考書をやるのもかえって良くないかなとしり込みなんかして。

 古文(また、私は東大志望なので漢文も)の方については、まだまだ知識を増やせるところが多いですし、やろうと思ってできていない勉強がいくつかあるのでそれをこなします。

世界史 (71点)

 一問一答部分は「……字が汚い」だけで終わりなので、論述の方の答案を載せます。

 やけにベタベタな論述だなぁとか調子乗ったこと言ってたのに??

 合計点は71点、偏差値57.8。決してめちゃくちゃ悪くはないのですが……、東大実戦の世界史偏差値は53.0なのを考えると、一問一答型でしか点を取れていないという由々しき事態が浮かび上がります。

 テキスト巻末の論述問題はテキストを見ながら解くのでもOKとされており(実際、調べる過程で新しい発見をしたり認識し直したりすることはとても多い)、自分の力でメモ作成から答案清書まで漕ぎ着ける訓練が不足していたのではないかと思わされました。

 いわゆるベタベタ論述……「教皇権と皇帝権の対立を述べよ」とか「三十年戦争の意義を述べよ」とかに私は本当に対応できるのか?

 社会はやった分だけ伸びる教科だからこそ、やってあげないと錆びていく一方だという恐ろしさもあります。若干危機感を持ちました。

∑336/600 (法学部型)

 私は京大志望ではないので、この数字だけ見て高いか低いかの判断はつきません。

 予備校にいてレベル高いなぁと思うことは、みんなが判定の英字だけでなく偏差値や席次をきちんと確認していることです……。点数のいかんより偏差値で物を語る人が多く、あー偉い、偉いなー……(私は判定めっちゃ気にしてしまう〜)と思っています。

 A判定、嬉しい。

 今回1番の収穫は英語の頭打ち感を否定してもらえたことでした。英作文について自己暗示型の苦手意識を抱いていたので、ちゃんと勉強して行けばまだ上がるんだ(※前回のデータが存在しないのは置いておいて)と分かって嬉しかったです。

 次に数学への向き合い方の変化! 今はまだ圧倒的に演習量が足りていないので、文プラで暗記量・知識量を増やしつつ、分野の得手不得手で解く解かないを判断しないようにすること(=苦手な分野でもある程度までなら対応する自信をつける、分野への意識を捨ててフラットに解けそうか解けなさそうかを考える)。

 今後京都大学にご縁があるかはわかりませんが、関西一の大学はこんな形式なんだ……! と思いながら解くのはとても楽しかったですし、東大との明確な傾向差にカルチャーショックも大きかったです。友達のみんなはこんなのに向き合ってるんだと改めて尊敬の念を抱きました。

 友達との話題作りにと受験した京大実戦ですが、思わぬ果実を得ることができました🥰

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