受験が終わったらやりたいことリスト!!
前置き
今私は9月を生きています。長いようで短い夏休みが終わり、下がってきた気温に季節としての夏の終わりも感じています。
予備校生活も無事2学期に入りました。クラス変動はなく、穏やかなものです。肉体面も精神面も程よく健康といったところで、このままあと60年くらいは生きるんだろうなという気がします。
問題なのは、やる気が全く出ないこと。
夏休みの終わり、模試ラッシュが落ち着いた時分に軽い手術を受けてきました。体調には全く問題なかったにも拘わらず、病院では療養期間だからと言って読書に耽ります。そこに連続して台風の騒ぎがあり、雨も降らないのに自宅待機。台風期間はずっと家でフルーチェを食べていました。
そんなこんなですっかり休み癖がついてしまったのです。それでも2学期のテキストを受け取れば自然とやる気が湧いてくるだろうだと思っていたのですが……、読みが甘かった。なんにもやる気が起きません。毎日自宅から予備校に移動するのがしんどくてしんどくて。
前置きが長くなりましたが、そんなやる気の出ない今だからこそ、合格後の華々しい人生(というか3月末までにやること)を想像して無理にでも気分を上げようではないか! と思ったため記します。
受験が終わったらやりたいこと!!
①本作り(個人誌)
いきなり変な項目を挙げてしまい申し訳ないのですが、とにかく本が作りたいです!! 本作りに飢えています!! 製本!!
私は同人活動に理解のある母を持った運命のために、ある意味での英才教育を施されてきました。
と言いつつ、コミケで本を頒布したことはまだありません。文化祭で売り捌いたことと、自分用に少部数を刷ったことが何度かあります。
ペーパーのサンプルをめくって装丁を考え、値段を見比べて製本所を選び、依頼をし、規格を守って入稿。高校以降は代金以外自分で責任を持ちなさいと放任され、自分のスマホで業者とのメールのやり取りをする重圧を知りました。当時16歳だったかの私は、世の大人はこんなことをするんだ、できるもんなんだという尊敬の念を抱いたものです。
原稿作業はさることながら、製本所に依頼するまで〜する過程が個人的にとっても好きです。どこに依頼しようか、このパック使ってみたいななどと見ているだけでワクワクします。
今まで作った本はゴリゴリの二次創作(要は薄い本)でした。
受験後1冊目の本は自分の浪人時代の日記まとめにしようと思っています。手書きでつけている日記をどこかのタイミングでデジタル化したいなと思っていたこともあり、1年の取り留めもない日記たちを活字に起こして文庫本サイズに収めるのが良さそうだなと思いつきました。
表紙については、BOOTHなどでデザイナーさんに外注しようと思っているところです。母に描かせるのは流石に気が咎めます。
まだ外注経験はゼロです。背幅が分からないことには依頼もできないので、文書の文字起こし・レイアウト・割り付けをさっさと済ませてページ数を確定させてしまわないといけません。3月14日くらいまでに終えられると嬉しいのですが、どうだろう。一次創作(?)の本ではありますが、1人前の同人作家になるためのチュートリアルを踏んでいる気分です。【レベルアップミッション:初めての外注】みたいな。
②本作り(アンソロジー)
まだ本作るのかよ、という話なのですが、個人誌作成と並行して同人作家チュートリアル【アンソロ主催を経験する】もこなしたい所存です。
とは言え初めての主催です! ごくごく小規模の浪人アンソロジー企画を考えています。参加者は仲のいい人だけ通しているTwitter鍵垢で公募予定で、今のところ5,6人は参加してくれそうな気がします。
勉強面以外にフォーカスした、浪人経験を通じての人生の苦悩、葛藤、友情、愛、涙、勇気etc.みたいなものを私が読みたいので主催します。
アンソロ規約の作成や参加者の取りまとめ、スケジュール管理、提出いただいた原稿の取り扱い、できあがったものの献本&お礼レターなど、寄稿者様が絡む分社会人としての責任が大きくなってくると思います。ピカピカ大学生になるために是非とも頑張りたいです。
③旅行
やっと尋常な項目が出てきた。
友達と2人での旅行を何人かと計画しています。どれもとても楽しみです。
⒈ with親友
中高の親友とは、コロナで修学旅行が縮小になったことのリベンジをしたいと思っています。本来の行き先より近場になってしまったので……。
旅行には3月15~20日のどこかで行けたらいいなと思っています。
他にもTRPGやらカラオケやらで、3月はほぼずっと会っていることでしょう。なんなら最低賃金で個人誌の校正作業に駆り出す気でいます。
⒉ with幼馴染
親友でもある幼馴染の子です。彼女は関西を離れて地方で一人暮らしをしているので、お家にお邪魔してお泊まりしたいです。
3月中にできたらいいけれど、どうだろう……?
⒊ with予備校の友達
北陸にカニを食べに行くことになっています。全部剥いてね♡って言ったら甘えんな雑魚って言われました。
⒋ with東大の友達
ひと足早く東大に受かって待ってくれている友達。温泉に行きたいねと話しています。
異性のため宿泊を伴うと親が面倒くさそうだということで、大学に入ってから4,5月に行こうかという流れです。
⒌ with小学校の親友
向こうも医学部目指して浪人中の親友。具体的な話はまだ何も出ていませんが、親友なのできっとどこかに行こうという話は発足すると思います。
具体的な旅程のことを話す文脈ではありませんでしたが、いつだか彼女が沖縄行きたいって言っていたので沖縄になるかも、美ら海水族館に行ってみたい!
④司法試験予備校の説明会
何が悲しくて旅行の次にこんな現実的な項目が現れるんだという話ですが、大学受験で1浪してしまった(※1浪で済むとはまだ誰も言っていないのだが)こともあり、大学在学中に司法予備試験に合格することが私のプライド的にマストになってきます。
私は裁判官(=公務員)を志望していることもあり、就活は司法修習生になってから考え始めればいいのかな? とナメた考えを持っていて、大学では
・司法試験に受かる
・法学かそれ以外かを問わず取りたい授業を取る
・先輩後輩同輩とコネを作り、楽しく暮らす
のに専念したいと思っています。今のところ物欲はそんなに強くないので、バイトはしない気がします。
話を戻しましょう。私が東大法学部に入るのは3回生からになるでしょうが、司法試験合格のために1回生のうちから勉強は始めておきたいという話です。
今までの私は「選択肢を広げるため」というふわっとしたお題目の下、将来絶対使わない(意地でも使ってやらねぇ)英語や数学みたいな教科を学んできたわけです。
自分が本当に生業にしたいと思っているもの、つまり法律の勉強ができること自体、未来の自分が幸せすぎて妬ましいです。
予備校を出てもまた予備校かぁ……、という部分は正直ちょっと憂鬱にはなります。でも、きっと法曹界へのコネを手に入れるにはうってつけの環境でしょう。悲しきかな私に法曹の血は1滴も流れていませんが、2世や3世の人たちに負けないくらいしっかり勉強したいです。
⑤Chess.comに課金する
いつか祖母に貰ったチェスセットが日の目をみますように……。
ガッツリとチェスにのめり込むつもりはないのですが、なんか格好良いし、時間に余裕のある大学時代に人並み程度に指せるまでにはなりたいです。ほらなんか、頭良さそうじゃないですか。棋譜解析を無制限にしたいです。
課金せずともlichessなら機能を無料で使えるはずなんですが、UIとか全体的にchess.comの方が好みです。
⑥欲しいもの各種を買う
買ってしまったら遊ぶところまでがセットでしょー!(だから受験が終わるまで買えない)系の欲しいものが何個かあるので購入したいです。
⒈ ねくらファンタジーマップチップ素材集
ドット絵って良いですよね。
たしか小学生の頃から憧れていて、なんだかんだ買わずにここまで来てしまいました。この素材を使って作ったマップを歩く動画だけでも楽しいです。マップ組みたい。
私はウディタではなくツクールの民なのですが、ツクールにインポートするための画像加工くらいは自分の技量でもできる……はず!
⒉ ガラスペン
私は人並みに文房具が好きなのですが、未だにガラスペンを持ったことがないという不覚。
自分の字はそんなに好きじゃないのが惜しいところではありますが。
⒊ シーリングスタンプセット
私はそれなりに他人に手紙を出す人なので、LOFTでシーリングスタンプを見る度に使いたい〜〜〜って思ってきたわけなのですが、流石に今沼にハマったら受験が絶望的なので諦めています。合格したら各所にお手紙出しまくるぞ〜!!
⒋ 『建築知識』のバックナンバー
母に教わってシリーズのうち何冊か持っている雑誌です。建築家になるわけでも、絵の資料にするわけでもないのだけど、パラパラ見ているだけでわくわくしてきます。これは欲しい! というバックナンバーが何冊かあるので集めたいなと思っています。
⑦読書
浪人してから活字を読んでいなさすぎてびっくりします。というかつい最近、療養中に久々に小説を読んだのですが、集中力と読解力の低下が凄まじかったです。読むより書く方が楽だなというくらいに。
流れ的に読みたい本でも記そうと思いますが、読みたい本って心の下着じゃないですか。好きな本も心の下着ですよね。思想強いですかね。
というわけで、以下に挙げるのは「普通に読んでみたいけれどそんなに私個人の思想とは関係ないよ〜」くらいの無難な本です。つまりは見せパンだからね。
持論ですが、見せパンという試みは「それを見た観衆が『見えた気がするけど、どうせあれは見せパンだもんな』と諒解している」ことまで担保して初めて機能するものだと思っています。強調しますが見せパンです。
⒈『作者の死』ロラン・バルト
昨晩急に読みたい熱が高まったものをあたかも予定調和みたく載せるのはどうかと思うのですが。
(⚠️以下、急にBL同人の話をします。若干痛々しい創作論チックになり、あと何故か無駄に長いです。無理そうなら目をつぶって思い切り1回画面をスワイプ!)
二次創作をやるにあたって、……というか言っちゃえばBL同人をやるにあたって、R指定のない話における左右ってめちゃくちゃ曖昧な概念じゃないか? と私は思うのです。
私は夜の描写にあまり関心がなく、書かないし読みません。つまりABとBAを明確に区別する術を持たないのです。なんとなく追っている方が左? とか、ゲスいことを言えば多数派に合わせとこうかとか、ふわっとした印象でタグ付けをしています。
私が通ってきたジャンルに関して言えば、そうした全年齢ものの作品については、作品内容がどうであれ「ABかBAかは作者個人の主観に拠る」というのが暗黙の了解でした。
私はこれに反論する意思はないし、郷に入ればの精神でいました(います)。自分も何かしら書いたことがある身として、作者の主観こそがその作品の「正しい」解釈なのではないかと信じたい気持ちもあるのでしょう。
そんなある日、1通のマシュマロが届きました。「宮内さんの作品はBAじゃないの?」と言うのです。ABタグがついているけれど、内容的に見てBAじゃないかと。
断っておきますが、絶対に他の創作者様にこのようなマシュマロを送ってはいけません。私はたまたま左右が緩めだからたまたま気分を害さなかっただけで、人によっては普通に焼きマロになり得ます。絶対に送っちゃダメです。いいですか。絶対ダメですよ。
このマシュマロは私を傷つけるために悪意を込めて送られたものかもしれませんが、私はたまたま左右が緩い人間だったので、「なるほど客観的にはこれはBAに見えるのか。ならこれはBAなのかもしれない」と興味深く感じてしまいました。
そんな感じのこと、「ある文章の解釈の決定権は誰にあるのか」という問題についてちょっと調べていた時に見つけたのがこの本でした。要約を読む限りでは、題通り受け手側に決定権を認める論調であるのだと思います。
私は作品解釈が完全に読み手の意思に委ねられるべきだと思いたいわけではありません。時代考証の結果ある程度正解不正解が固まることだってあるでしょう。今後私が左右固定派になる可能性だってあるし、文を書く時には自分なりの「こう読んでほしい」を込めて書いていくことだと思います。
そうです。こんな風に疑問を呈しておいてなんですが、私は現行の二次創作界隈にある程度浸かってきた人間として、なんだかんだ「作者こそが作品の解釈を決め、作者こそがタグを決める!」という意見を脱しづらいところがあります。
だからこそ、受け手に決定権を認める考えの親玉を知ってみたいなと思うのです。
⒉ 『こころ』夏目漱石
実は、ちゃんと読んでいなくて。教科書の抜粋でしかこの話を知らないんです。流石に問題かなと思って。
いや、それだと言葉が足りない。「流石に問題かな」で言えば、私は問題が山積みということになります。私はどちらかというと外国文学に触れる機会の方が多く、自国の文豪を避けて通ってきた部分があります。お恥ずかしいことに、『銀河鉄道の夜』も『人間失格』も『斜陽』も『坊っちゃん』も読んだことがありません。思いつくままに挙げましたが、それぞれの作家名を聞かれて即答できる自信もありません。
大学生になったら、善良で常識的な日本人の一人としてここらへんはきちんと読んでおこうと思います。多少義務的にでも。
そんな中で1番自発的に読みたいと思って読むなら『こころ』だなぁと思います。
やっぱり高2の国語の授業でやった、という要素が大きいです。文章がと言うよりはその時の現文の先生が好きだったのですが、授業を毎回楽しみにしていました。しかし最後の感想文提出の課題の時、定期考査や部活の準備に追われてやっつけ気味に仕上げてしまい……。もう少しきちんと検討して書けばよかった。当時から先生と仲良しだっただけにきっと失望させたことでしょう。今も何となく後悔しています。
というわけで、通しで『こころ』を読んで、そこそこきちんと考えをまとめた上で感想文を書き、先生に送りつけたいです。今でも仲良くさせていただいています。♡
⒊ 『モモ』ミヒャエル・エンデ
一応1度読んでいるので、再読という形になるのですが……。合格後、大学生になってからGWに入るまでには是非読んでおきたいです。ほとんど内容は忘れてしまっています。
初めて『モモ』を読んだ、正確には読まされた、のは4歳の時です。流石に無理です。当然あまり内容は理解できなかったわけですが、その当時思い描いた景色が静止画的に頭に残っていて、それがまともに文章を読めるようになった今から見て「正しい」のか「正し」くないのかは分からないけれど、私にとってはその世界が『モモ』でした。
この本は中学校内の読書感想文コンクールでの課題図書の1冊でしたが、私は回避して『夜のピクニック』で書いたので(校内優秀賞か何かを取りました、読感得意なんです)、その後も結局機会はなく、『モモ』に新しいメスを入れることなく中高生活を終えることとなりました。
高3、受験直前に鉄緑会で内輪の東大模試みたいなものが行われました。新規の東大セットを解く催しです。現代文の問題で『モモ』について言及がありました。その中の、「時間を一元的な価値と見なす」というフレーズが妙に頭に残っています。
以来日常生活でも「**を一元的な価値と見なす」と発言することが増えました。例えば「浪人生とは偏差値を一元的な価値と見なす生き物だろう、しかし──」みたいな。
『モモ』に関してほぼ覚えていることがないので、この本が「時間」とどう関係しているのかピンと来ていません。たぶん結構根幹なのでそれすら覚えてないのかよとツッコまれそうですが。とりあえず、読み返したいです!
3冊とも、いかにも人に見せる用です、という雰囲気を出しすぎて、若干自分でも引いています。本来こんなにしっかり動機を用意して本を選ぶ人間ではないです。
⑧アイコン画を依頼する
私は絵が描けない人間ですが、それでも可愛いアイコンが使いた〜い!
というわけで、大学垢用のアイコンをBOOTHもしくはSKIMAで絵師さんに依頼したいです。ほら、SNSってアイコンの印象が9割なところあるじゃないですか。
現在浪人垢ではpixivに投稿されていたフリーアイコンをお借りしていて、3月から半年使ってめちゃくちゃ愛着があるのですが……、絵柄効果なのか異様に性別を間違われます。というかエロ垢や出会い系の牽制目的で、自分からそう導いている部分もあります。
大学垢では性別詐称するつもりはないので、女々しい感じに振り切ろうと思っています。
↑絵師さんに作品を依頼するという経験が(家庭内やリアルの友人間を除いて)1度もなく、BOOTHとSKIMAのメリット/デメリットなどがまだ掴めていない状況です。もしイラストの依頼に明るい方がいらっしゃいましたら教えて下さると助かります♡
⑨TRPGを回す
TRPGというよりはCoCと言った方が正確です。ルルブもCoC7版しか持っていないので……。
高校時代には友達が1人しかいなさすぎて(?)タイマンシナリオを、というかカタシロを擦り切れるくらい回していました。
とある二次創作の仮想卓動画に魅了され(リンクを貼れないのが本当に惜しいくらい、ヤバいしか言えなくなるような神のようなシナリオ & RP & 編集でした)、4PLもののシナリオをやってみたいな〜と思うようになりました。
大学に入って履修登録やサークル予定が落ち着いてみないことにはオンセ募集に乗れないですし、卓修羅をやる体力もないので見極めの時間も必要かもしれないです。
⑩ちょっとだけイラスト練習
⑨’と言える内容ですが、立ち絵等を自作できるようになったらよりPCに愛着が湧くのかな〜と思っています。同卓者に共感性羞恥を覚えさせない程度の絵が描けるようになりたいなというほのかな野望です。
系統で言うと、佐倉おりこさんのようなほんわかして可愛い絵柄が好きで憧れます。
⑪一人暮らし講習会
なんのことはない、最低限の家事をできるようになれという講習 presented by 親友 に参加してくることです。
私は多少過保護めな家庭で育ちました。アイロンは熱いから触っちゃいけないし、キッチンは危ないから入っちゃいけないのだとずっと信じて生きてきました。割とお利口な子どもだった私は、触らなかったし入らなかった。それで褒めてもらえた時代が、私にもあったのです。
今や私は成人したようです。自分のことは自分でやれて当たり前と見なされる歳になったようなのです。
というかそもそも、東大生になったら私は関西の実家を離れて一人暮らしをせねばなりません。
「真琴に一人暮らしは無理」「お前死ぬだろ」「死ぬくらいなら京大にして家から通いな」「京都で同棲しようよ」「死んで花実が咲くものか!」──母、京大生の親友、京大志望の友達etc.に概ねこういう内容を言われ続けてきました。
「私が家賃を全額負担し、家事は全て親友に任せて同棲する」という魅力的なプランを蹴ってまでしがみついた東京大学への夢が、セルフネグレクトの果ての孤独死になったら目も当てられません。
個人的には、「とても賢いはずの東大生が一人暮らし失敗で死ぬ」ってネタとして美味しくね? と思うのですが。
とにかく目下の目標は生活をどうにか回していくことです。死ななければいい。生きてさえいれば明日がある。家事なんて最低限でいいんです。自炊は一切せず、掃除洗濯に全振りの方針で行こうと思います。
理由は簡単。自炊はしなくても死なない。
文京区なら学生がターゲットのお弁当屋さんも色々あるし、私は1週間マクド(東京風に言えばマック)でも全く精神に支障をきたさない人間です。食事にそんなに興味がないです。食事についてのスタンスを記すとすれば、語弊があるかもだけど、コミュニケーションの手段と捉えています。自分1人ならカロリーメイトで十分。
掃除洗濯についても興味は無いし、避けて通れるならしたくないけれど……、たぶんやらなきゃ死にますよね。
部屋に書類や本が散らかっているだけならさほどストレスがなく、客観的にそう見えないにしても、大抵の場合自分なりにどこに何があるかは把握できているから問題なし。
洗濯はお近くのクリーニング屋さんにお願いすれば問題なしです。
というわけで、私にとって大問題なのはゴミの処理回りです。部屋に虫や悪臭が発生するのは本当に無理なので……。
考えていることは2つで、外食・イートイン・飲み会などを活用してなるべく自宅でご飯を食べない(=自宅で食べ物のゴミを処理しなくていい)ようにすることと、本当に生活が終わる前に親に頼ることです。
前者はそのままです。家ではできる限り飲み物しか飲まないようにしたいところです。分別の項目をビンカン/ペットボトルの2種類に抑えれば鳥頭の私でも収集日を覚えていられるはず。いや、家ではお酒しか飲まないことにすれば、ビンカンの1種類になるかもしれません。
後者について。一応「虫が出たら行くよ」「宅飲みついでに家片付けるよ」と言ってくれる友達はいるのですが、その子には東大に入って馴染むまでの期間相当面倒をかけるつもりなので、加えて虫や部屋の世話まで頼めないのです。
でも大丈夫。母に頭を下げれば家政婦さんを派遣してくれるはず。彼女としても東大生の娘に死なれるのはちょっと損失が大きいですからね。
私は自分の家事能力についてプライドもクソもないため、事態が悪くなる前にさっさと他人を頼ろうと思います。
ということで、「一人暮らし講習会」と大きく銘打ったものの、中身はビンカンのゴミの出し方だけ教えて後は何となく知育菓子をいっぱい作る会になることが予想されます。
⑫写真館で写真を撮る
今私は19歳。来年の6月にはお酒を飲める年齢になります。
10代最後の思い出として、親友と写真館でドレスでも着て、可愛くヘアメイクをしてもらって、プロの手で写真に納めてもらいたいです。生物学的に考えて、たぶん今が1番綺麗な時期でしょうから。
……というのも、卒業式の2次会で着るドレスを手抜きしたこと、卒業写真をきちんと撮っておかなかったことに何となく後悔が残っているのです。
可愛いドレスを身にまとって、学生証片手に東西法学部の本気を見せつけてやりたいです。
写真館の帰りにプリクラも撮りたいです。最近はどこも500円ですよね。5人で撮ることって機械の側もあまり想定していないだろうから、ただただ割り勘がしづらい金額になってしまって悲しいです。いっそ600円にした方がマシなのでは? って思ってます。
⑬自宅でお泊まり会
恐らくwith幼馴染。
私は生まれてこの方実家でお泊まり会を開いたことがありません。実家は潔癖症の母の手によりゴミ屋敷の悪夢を免れており、要はちゃんと人を呼べる状態なのですが、単純にタイミングに恵まれなかったのです。中受とかコロナとか色々あったもので……。
お泊まり会ってわくわくしますよね。親は都合よく追い出して、2人でゲームや恋バナや取り留めのない将来の話をしたいです。
⑭塾に報告に行く
中学受験の時に通っていた塾、担任の先生を筆頭とするお世話になった先生方にご挨拶に行きたいです。
……予備校の方じゃなくて? と思われそうですが、受験番号を訊かれた際にちゃんと答えるつもりなので、照合してくれれば終わりでしょう。淡白に後を濁さず飛び去るつもりでいます。
話を戻して──中受の塾にご挨拶をして、先生のおかげで入れた中高で6年間幸せに暮らしていた旨を伝えて、東大生だぞ! って威勢を張って、あの宮内さんがもう大学生かぁと言われて、焼肉を奢ってもらうまでがセットです。
中受の塾が本当に大好きでした。出身中高(母校)のことも大好きです。母校を目指している小学生がいたら、ほんとに良い学校だよ! って激励したいです。
小学生、まだ12年しか生きていない心と体で人生をかけた戦いに挑むなんて、自分が何気なく通った道と言え、恐ろしくて凄すぎて意味わかんなくなります。
現役時に頑張れなかった私は、今はもう「頑張れ」なんて偉そうなことを言えません。OGの1人として言えることがあるとすれば、辛い努力をしてでも入る価値のある学校であること、ただそれだけです。
⑮ネットの海でお姉様を捜す
ラストは意味のわからない項目で締めます。ネットの海でお姉様を見つけたいのです。
念の為言っておくと、私の家庭環境は何ら複雑なものではないし、私は生涯を通じて一人っ子です。だからこそ「お姉様」という概念に幻影を見ているのだという捉え方もできましょうが……。
ここで言う「お姉様」とは、母校の姉妹校である高校を卒業された方のことを指します。姉妹校と言うより提携校とか、もっと無機質な呼び方の方が正確なのですが、どちらも女子校なのだからもう姉妹校でいいじゃないですか(?)。創立年が母校より早いので向こうがお姉様です。
関東にあらせられるお姉様は、母校よりずっと全国知名度が上だし、世間的に見たら釣り合っていないと思われても当然だと思います。それでも愛してくれる春から東大のお姉様を見つけたいです。
現実的に考えて、東京大学に入ってまでごっこ遊びに付き合ってくれる方がそう都合良く見つかるかどうか分かりませんが、とりあえずTwitterで募集をかけてみる価値はあるでしょう。受かってしまえば身バレしたって問題ないし(?)、母校の名を叫びながらお姉様を呼んでやりますよ。お姉様!
姉妹ってどういう関係なのでしょう。解像度がだいぶガビガビです。私はお姉様のことをお姉様とお呼びするとして、お姉様は私のことをなんとお呼びになるのだろう?
それから、向こうが現役だったら私の方が歳上になることも考慮しておかねばなりません。歳下にお姉様呼びはちょっと気恥ずかしいけれど、それもそれで美味しいなと思ってしまう自分がいる。
もしここまでの内容で我こそは姉だとお思いになった方がいらっしゃったら、良ければ
💌 harukararounin@gmail.com
までご連絡ください。お姉様からのお迎えをお待ちしておりますわよ……!
というか出身校を問わず来年仲良くできる東大女子との繋がりが欲しいみが深いです。
後書き
夢をとっちらかした挙句意味のわからない項目で終わるという最悪のパターンをやってしまいました。
これを書き出したことによって勉強のやる気が出たかというとそうでもありません。どちらかというとマップチップ欲しい!! という気持ちが昂揚しただけでした。
しかし、東大にさえ行ければこんな素晴らしい物事が待っているということも再確認できました。私は東大に受からねばならない。全部ちゃんとやり遂げたいです。頑張ります。そのために受かります!
ダメ押しですが、関西に自分より無名な妹のいるお姉様、よかったらご連絡をください。東大で可愛がってください。お待ちしております。