【日記】夏休み

子供の夏休みが終わった。数年ぶりに一緒に過ごした喜びも勿論あるが、やっと終わったという安堵の方が大きい。

とにかく夜寝ない。コロナ禍であまり外に出ることができず、夜まで元気が有り余っている。小学生の体力を甘く見ていた。

同じ部屋で寝ようとすると、電気の明るさ問題で揉める。真っ暗にしないと寝られない私と、明るくないと怖いと言う子供。私が我慢してアイマスクをつけると、そのアイマスクだと見られている感じがして寝られないと言う。
毎晩説得した結果、茶色の仄暗い電気ならと了承を得た。こっそり真っ暗にするタイマーをつけていたらすぐにバレてしまい、しばらく口をきいてくれなかった。

寝るまでずっと面白い話をし続けろという注文もあった。面白い話がすぐに思いつかず、適当に夫の若い頃の話をしたら「そういう世間話は求めていない」と一蹴される。困り果てた挙句、YouTubeでラッコの餌やり動画を一緒に見る。かわいいねえ、と言いながら私だけ寝落ちした。翌朝「なんで先に寝ちゃうの！」と怒られたのは言うまでもない。

しかし、やはり自分の子はかわいい。「織田信長しか寝ちゃだめ！お母さんは織田信長じゃないでしょ！」と言われたり、「遊んでくれないと消費税100%にしてやる！」と脅されたりもした。でも可愛いので許す。

いつもより大変な夏だった。