分子栄養学講座終了~
昨年から受講を開始した分子栄養学講座を引っ越しまでの準備期間を使って終えました。(講座を開けるような資格をとるにはここからさらにメンタルのケアも学んでいくようです)
まず一言にまとめると「めっちゃおもしろかった!」
昔から聞いていたタンパク質や脂質、ミネラル、ビタミン、野菜が何故大切なのか、それらはどのように体の中でつながりながら活躍しているのか、そしてそもそも健康な体ってなんなのかを知っていくのはとても興奮させられるものでした。
昔はガンとか怖いなって思っていた僕ですが、理解と実践があれば病気にはならないという想いも強くなりましたし、栄養学を勉強しようと思った理由の「人の健康に農業(野菜)はどのように貢献できるのか」も具体的になってきました。
とういうことで、これから自分の整理のために講座の内容を何回かに分けてできる限りわかりやすくアウトプットしていきます。(人からの相談実績ゼロ、自分での体験もほぼないただの栄養好きの頭の中です 笑 そう思ってお付き合い頂き、専門的な方はつっこみがあればもらえると嬉しいです!)
今回は概観だけ
まず大前提「そもそも健康な体ってどういう状態なの?」という点。
健康というのは「楽しく生きるために必要な代謝が無駄なくスムーズに回っている状態」と定義できると思います
*代謝とは生命の維持のために有機体が行う、外界から取り入れた無機物や有機化合物を素材として行う一連の合成や化学反応のことであり、これらの経路によって有機体はその成長と生殖を可能にし、その体系を維持している。(Wikipedia)→新しい細胞ができ、現役の細胞は機能を満足にはたし、古い細胞は壊され、解毒され、排泄される一連の流れ
この健康と逆のベクトルにあるのが「老化」です。つまり老化とは「必要な代謝がスムーズじゃなくなっていく」ということです。
人体が自然と老いていくというのは共通の認識だと思います では何故代謝はスムーズじゃなくなるのか 老化とは機能を失った細胞を修復する力よりも、機能を失う細胞の増加が上回っていることで起こります。(代謝で生み出したエネルギーや栄養で体を修復したいのに、その代謝を回す一部に機能不全があるので代謝が完璧なスピードで回らないというじり貧感を感じますね) この老化を起こすのが「酸化と糖化」です。
つまりは老化=酸化&糖化となり、この2つを防ぐことがまず大切になります。
もうひとつは代謝そのものをスムーズに、無駄なく回す栄養を摂取すること。
代謝に必要な栄養素は「タンパク質、脂質、ミネラル、ビタミン、植物栄養物質」の5つです。
タンパク質→体の部材、エネルギー源、酵素(肉体の主役)
脂質→体の部材、エネルギー源、油の分解
ミネラル→体の部材、補酵素
ビタミン→補酵素
植物栄養物質→腸内環境向上、抗酸化
今回はここまで~
これから5つそれぞれの働きをみていき、野菜は主にどの部分で貢献できるのか、高栄養な野菜だったらどうなのかを明確にしていきたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?