今日1日を一生懸命に生きる

本日は取引先である自然食品店&自然食品卸をされているGAIAの元社長である清水さん(社長を退いたが今でもGAIAで週の半分は働いていて、もう半分は高知県で暮らされています)がスタッフの方2人と共にのらくら農場に来てくださいました。

清水さんが来るとその場の空気が力強くなります。

初めてお会いした時からずっとそう思っていました。

今日の帰り際の何気ない会話の中にその理由があった気がします。

「俺はねぇ、毎日を一生懸命に生きてる。あぁ~今日はいい1日だったなっていえるように、それっていいじゃん。だから落ち込んでる暇なんか少しもない。」

タイトルにもした言葉です。確かに清水さんといると、今この時に、今一緒にいる人にすごく集中されている感じがする。

清水さんのこの言葉は人生の核心をついているように感じて、とても胸にしみました。

話を聞いたあと「急に死んでしまうっていう可能性は常に0%ではない訳で、目の前の与えられた今を全力で生きないというのはもったいないな。だって与えられているのは唯一今だけで、手でさわれるのは、過去でも未来でもなく今だけ。アクセスできるのが今だけなんだから。一生懸命になれるところって今以外にないからな」と自分と会話をしました。

それと合わせて最近強く感じていたのが、「思い立ったが吉日」という言葉の重さ

あれやろうとかあれ買おうと思っても、少し忘れてからだともうできない、買えない。そんな経験を最近何度かしました。

かすかな心の声でもしっかり拾ってすぐに表現、実行すること=今を一生懸命に生きること

仕事ができる人ほどメールの返信が早いというのはよく聞きますが、これも今を一生懸命生きてるから生ものの心の声をしっかり表現、実行できているからじゃないかと思っています。

思い立ったが吉日=今を一生懸命生きる 清水さんや仕事のできる方は毎日を吉日にされているわけです。

もう一個今日改めて思った事があります。

のらくら農場で働かせて頂いて、しみじみ思っていたのが、生産力の前にある農家の大切な要素って人間力だということ。

代表の誰も敵を作らず、みんなに与える生き方が取引先との良好な関係をつくり、仕事や社会に対する姿勢が品質をあげ、新たな提案をつくり、スタッフを集めている。

まじかで観察していて生産力より人間力のが先行すると感じていました。

そして今日清水さんの話を聞いていて「悪口をいったら終わりだからねぇ~。いかにポジティブに悪口をいうか、面白くいうかってことだね。あとはいいところを探すこと」「ゴミ収集の仕事って大切だから、この仕事始める前に元気で明るいゴミ収集の人になろうかと思ったことあった。社会に対する啓蒙活動として」「2時間しか寝てなくても、そのあと出張でもスタッフのお昼のおにぎりは握ってからいくのよ。あいつらめっちゃ食うからさ」

僕はこんな人がやっているお店に出荷したいと強く感じました。それは規模とかではなく、この人と関わっていたいという動機。

これの逆、つまりこんな農家さんと関わっていたいから発注したいって絶対にある。

雇用も、売り先も、農地も何もかも結局はこの人と関わりたいと思ってもらえるかどうか。人間力があるかどうか。そしてその人間力は今を一生懸命に生きることでしかない。そんな風に感じました。

GAIAに出荷できるように、清水さんと今後も関われるように頑張ろう。


初心に帰って、心を開いて素直に、全ての命を平等に観て



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