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今期の各Mリーガー雑感(KONAMI編)

ほぼ全試合見た上での雑感を書いていきます。
あくまで個人的見解です。
()内の運量に関しては印象です。
量が多いのでチームごとに分けて書いていきます。

KONAMI麻雀格闘倶楽部

寿人選手(普通)
序盤は彼のスタイル(ストレートな手組みで最短距離でリーチを打つ)に合った手牌が来なかったため苦戦しましたが、後半は手牌が来てスコア盛り返しましたね。運量普通くらい=毎シーズン200くらい勝つ力はありそう。押し引きのラインが分かりやすいので、メンタルによる成績のブレはあんまり無さそうなのは良いですね。個人的に好きな焼け野原シーンほぼ見れなかったのが残念です。

高宮選手(上振れ)
今期は猛稽古して麻雀スタイル変えた、とのことでしたが、良い結果が出ましたね。あっさり引く場面が増えたこととその分の機会損失分は押す時にかなり踏み込む部分で解消する今のスタイルは勝ちやすいスタイルだと思います(白単騎は面白かったですね)。特に親番でかなり手牌に恵まれましたが、それを活かしきってスコアが残ったかと思います。堀選手→園田選手の東打ちと最後のインパチ放銃なければMVPの可能性もありましたね。スタイル変えるためにかなり猛稽古した感があってめちゃ好感度上がりました。

伊達選手(少し上振れ)
去年に引き続き好成績なので、雀力が高いかどうかはともかく、Mリーグにおいては結果を残しやすいスタイルと言えると思う。高宮選手同様手牌に恵まれたのはありますが、胆力はすごいと思います(堀選手のリーチに清一色聴牌からビビりながらも決意固め、危険牌連打したシーンはその象徴。その胆力と押し引きを「やり切る」スタイルは来季以降も結果を残しそうな気がします。あと四暗刻上がりや清老頭阻止などスター性も彼女唯一のものですね。

滝沢選手(少し下振れ)
序盤は手牌恵まれなかったものの後半はその分展開に恵まれ、マイナス減らしました。本来の実力であれば寿人選手同様+200弱は勝てそうですが、今期、特に後半はらしくない放銃が続きましたね。国士頭はねの局もあの手材料で九萬はリーチ一発目に切る牌ではない。ちょっとバランス崩してる感じがしたのでセミファイナルでの修正を期待したいです。(推し選手の1人なので復活を期待!)

総評
手牌構成の考え方は違いますが、押し引きをやり切るスタイルという意味で(滝沢選手を除く)3人が近いスタイルになった気がします。標準以上の手牌に恵まれれば優勝は他チームよりかなり近いと思いますが、悪い手牌からどうにか上がりを取ることは全然得意でないチーム(及びスタイル)だと思うので、セミファイナル以降は手牌がそこそこ来ることを祈りたいですね。

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