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BtoB Design News 2019/04/08 「あなたのプロダクトにダークテーマは必要ですか?」

この記事はBtoB事業に携わるデザイナーやプロダクトマネージャー向けに、BtoBのサービス開発に役立ちそうな情報を海外記事から厳選して毎週紹介しています!

どうも、FInTech系スタートアップでCDOやらせてもらってる坂元(まっこるり)です!

今回はいつもと違って、実験的にテーマを一つに絞って記事を紹介したいと思います。今回のテーマは「ダークテーマUI」です。

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確実に増えつつあるダークテーマ。しかし本当に必要かどうか判断できますか?

最近様々なプロダクトで見かけることが多くなったダークテーマUIですが、日本発のプロダクトではまだまだ参考になる事例がありません。

しかし確実にダークテーマのトレンドは来ています。macOS mojave、Netflix、Youtube、Twitter、evernoteなどなど有名どころの多くがダークテーマを使用しています。

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そこでそろそろ日本発のプロダクトでもダークテーマの実装を検討するチームが出てきているのではないかと思い、今回ダークテーマの実装を検討するにあたって本当に実装すべきか否かを判断できるように、参考になる海外記事を紹介していきます。

私は実際に自分が担当しているプロダクトに対して、最初は「ダークテーマを実装すべき!」という意見を出したのですが、これらの記事を読んで改めて検討しなおした結果、「実装をするべきではない」という結論を出しました。

直近でダークテーマを検討する必要がない方も、頭の引き出しにしまっておいて損はないと思いますので、是非読んでみてください!

では記事を紹介していきます!


【記事1】ダークUIとライトUI:正しい選択の仕方

▼概要
ダークテーマにリニューアルをしたものの、コンバージョン率や直帰率などの主要なWebサイトの指標が低下したため元のライトテーマに戻した話から始まり、ダークテーマとライトテーマどちらを選択するべきか判断するため「あなたのユーザーはウェブサイトで何をしますか?」など、いくつかの判断軸を紹介してくれています。


【記事2】 暗い背景に白い文字を使用する場合

▼概要
こちらはux movementというUXに関する様々なtipsが記事コンテンツになっていて、ユーザーが自由にコメントで議論できるメディアのものです。黒い背景に白い文字を置く場合と、白い背景に黒い文字を置く場合でユーザーにどのような影響があるかを解説しています。コメントも含めて読んでおくと良いと思います。


【記事3】ダークUI:問題点と禁止事項

概要▼
なぜNetflixがダークテーマなのか?などの事例とともにダークテーマが適しているパターンと適していいないパターンの違いを分かりやすく解説してくれています。「多数のフォーム、コンポーネント、およびウィジェットを含むB2Bアプリケーションの場合はダークテーマを避けるべき」などかなり判断要素が具体的に書かれているのが特徴です。


その他にも読んでおいたほうがいい記事

上の3つの記事と内容がかぶる部分もあるのですが、他にも読んでおいた方が良い記事をまとめておきます!

最後に

ただかっこいいから、流行っているから、という理由でダークテーマの実装を提案するのは大変危険です!(自戒をこめて)

ユーザー属性、コンテンツ、使用する環境、与えたい印象、ブランドなど今回紹介した記事をもとに多角的な視点で判断することで失敗を防げるかと思いますので、是非参考にしてみてください。


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ではまた来週お会いしましょう〜!ばい〜!

読んでいただきありがとうございます!デザイナーのためになる記事を書けるよう頑張ります(^◇^)