Makkie

車(F1)と飛行機とワインとランニングが大好きです。いろいろ思いつくことを記していきたいと思います。

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  • 新型コロナの時代に想うこと

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最近の記事

目の前にあるものをしっかり見よう、そして考えよう

緊急事態宣言の発令に際して、大手飲食店グループの代表者がご自身の考え方を発信されている文面(「緊急事態宣言の発令に関して、グローバルダイニング代表・長谷川の考え方(2021年1月7日現在)」)を拝見した。この発信については危機管理の専門家からも「あり」と評価されている記事(「グローバルダイニング社長の公式発信 危機管理広報の視点から考えて「あり」」石川慶子 | 危機管理/広報コンサルタント)もあり、Social Mediaでも賛同する意見が見受けられる。私は当該企業の発信の是

    • 素直に謝ろう、そして赦してあげよう

      最近、気になっていることがある。いろんな人が問題行動・発言を取り上げられたときに食えない言い訳を繰り返していることである。その例を挙げてみよう。 菅総理GoTo政策の停止を発表した後に高齢者の会食に参加したことを報道され、 「ご挨拶だけで失礼しようと思ったが、結果的に残って話をした。大いに反省している」(菅総理) 「5人以上の会食を一律に(止めてと)申し上げてはいない。強制力があるわけもない」(西村大臣) 石破氏緊急事態宣言が一都三県に発出された日に、福岡県で飲酒を伴う

      • 我々は何と戦っているのだろう?

        再度の緊急事態宣言が出されてもうすぐ二週間になる。しかし相変わらず感染者数は高止まりし、収束への見通しは立っていない。街中には相変わらず人手があり、初回の緊急事態宣言時の緊張感は見られないのだから当然である。 我が国を支えている産業とは?この事態に及んで初めて気づいたのだが、どうも我が国の経済は観光業と飲食業で成り立っていたと言うことらしい。日本の産業が衰退しているとは言われていたがギリシアのような国になっていたとは知らなかった。もちろんこれは皮肉である。しかし緊急事態宣言

        • 緊急事態宣言直前の電車内の情景

          再度の緊急事態宣言を前にして、今年初めて会社に出社した時のこと、見かけた電車内での情景を記しておきたい。 往路は通勤時間帯ではなく昼時だったのだが、閑散としている電車の中に乗ってきた母親と娘と思われる二人組。私の一つ離れた隣のロングシートに着座したが車内で唯一喋り続けている。注意して見てみると60代と思しき母親の口元はマスクではなくマウスガードがしっかり曇っていた。 緊急事態宣言が報じられた後の20時ごろの帰路の車両は乗車時には70cm〜1mぐらいで立っている状態。私はド

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        • 新型コロナの時代に想うこと
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        記事

          再びの緊急事態宣言

          明日、1月7日に再び緊急事態宣言が一都三県に発令されることになった。別にこれは驚くべきことではない。この秋から冬にかけての弛緩した生活様式からすれば昨年の春先の「8割の接触削減」という観点からはせいぜい3割ぐらいの削減しかできていなかったように感じていた。色々な理屈を並べても実行再生産数が1を超えれば感染は拡大するのが当然なのでそこを直視しなければいけない。 レトリックの罪「旅行自体が感染を起こすことはない」というようなことがGoToトラベルの開始・継続を正当化する文脈で語

          再びの緊急事態宣言

          新型コロナ時代想(13)・・・自己隔離生活

          自己隔離生活の始まり職場での感染者発生により、突然の自己隔離生活が始まった。自己隔離といっても会社が休業となるわけではない。また事務所が立ち入り禁止となってしまったので荷物を取りにいくこともできない。私の場合は、直前の状況から偶々テレワークできるPCを持ち帰っていたが、そうでないとテレワークをしようにも難儀したのではないかと思う。 自己隔離生活においては家族であっても接触をしない生活をする、ということになる。私の場合、 ・日中は二階の狭い自室に閉じこもり、あとは二階のトイレ

          新型コロナ時代想(13)・・・自己隔離生活

          新型コロナ時代想(12)・・・COVID-19がついにやってきた!

          端緒は何気ない会話から職場で同僚と会話していると「Aさんが先週末に熱を出して休んでいるらしい」という話題が出てきた。皆んなは「絶対コロナだよ〜」と冷やかし、偶々Aさんの椅子に座ろうとした他部の人に「座っちゃダメだよ」といったり、ほぼ小学生と変わらない会話がされていた。私自身はAさんの近くに席はあるが異動してきたばかりで顔も覚えておらず、会話もしたことはなかった。同僚に聞くとAさんはここのところ子育て対応等で自宅テレワークが多く、感染するような状況ではないように見えた。 翌週

          新型コロナ時代想(12)・・・COVID-19がついにやってきた!

          新型コロナ時代想(11)・・・いよいよ3月

          冬眠生活の始まり2月末に休校宣言、北海道の緊急事態宣言と世間への強いメッセージが立て続けに出され、また有名人の感染者も報道され出した結果、もはや時代は不可逆的に動き出したように見えた。 この段階で当面の危機をやり過ごすための「冬眠生活」とコロナショック後の新しい世界に想いを馳せざるをえなくなった。 冬眠生活をするためには、ドングリをため込まなければならない。すでにマスクは市場からは枯渇しており手の施し様はなかったが、とりあえず二週間程度籠城できる食糧と生活必需品を妻の抵抗を排

          新型コロナ時代想(11)・・・いよいよ3月

          新型コロナ時代想(緊急編)・・・8割削減の効果の評価は何を目指すのか?

          これまで、新型コロナが我々の生活にどのように関わり、社会環境を変えてきたかについて個人的な視点で振り返ってきた(まだ3月半ばまでだが。)しかし、ここにきて「緊急事態宣言下での8割削減は妥当だったか?」を評価するという動きが出てきている。この動きに対して個人的に非常に危機感を抱いているので、時系列的な振り返りとは別にここで一言提言したい。 ここで、私が言いたいことは要約すると次の点である。 1. 振り返り評価の目的は批判・責任追及ではなく、今後の対応の際の判断材料とするためで

          新型コロナ時代想(緊急編)・・・8割削減の効果の評価は何を目指すのか?

          新型コロナ時代想(10)・・・政府の休校要請

          突然?の休校要請まだダイヤモンド・プリンセス号の問題の余韻が残っていた2月27日、安倍首相は突然、「全国全ての小学校、中学校、高等学校、特別支援学校について3月2日から春休みまで臨時休業を行うよう要請する」との発表を行った。これは突然の発表であり世間は大混乱に陥った。その前日には安倍首相は大規模スポーツ・文化イベントの二週間の中止・延期・規模縮小を要請しており、その結果PerfumeやEXILEのライブが当日に中止となっていたので、予兆はあったとも言えるが、正直唐突感はあった

          新型コロナ時代想(10)・・・政府の休校要請

          新型コロナ時代想(9)・・・続ダイヤモンド・プリンセス号の危機管理

          結局、ダイヤモンド・プリンセス号とは何だったのか?2020年6月から振り返ると、あれほど大騒ぎしていたダイヤモンド・プリンセス(DP)号の感染問題は遠い昔の話のように見える。今、わざわざDP号について思い出す人も少ないのではないだろうか。その後様々な事件や問題が立て続けに出てきてすでに世間の関心は他に移っている。そして残念ながら新型コロナウイルスは我々にとってより身近なものになってしまった。 武漢ウイルスは阻止できた模様新型コロナウイルス感染症がいつから発生していたかについ

          新型コロナ時代想(9)・・・続ダイヤモンド・プリンセス号の危機管理

          新型コロナ時代想(8)・・・ダイヤモンド・プリンセス号の危機管理

          今まで「新型コロナの時代に想う事」というタイトルで駄文を連ねてきましたが、いろいろ書き出してみると結構色々考えることが出てきて当初考えたよりも長くなりそうなので、タイトルだけでも短く「新型コロナ時代想」と変えてみました。今回のテーマであるダイヤモンド・プリンセス(DP)号の問題は、この連載を書いてみたいという動機の一つでした。一時期危機管理の仕事をしていたこともあり、DP号で起こったことと周囲の人たちの反応について考えることが多かったので少し長い文章になることをご容赦ください

          新型コロナ時代想(8)・・・ダイヤモンド・プリンセス号の危機管理

          新型コロナの時代に想うこと(7)・・・冬眠しよう。。。

          コロナに意識が支配され始めた2月の半ば以降、我々の意識はコロナに完全に支配された。参加する予定の立食パーティーがキャンセルになったり、屋形船やライブハウスでのクラスターが発生したり(クラスターという用語はクラスター爆弾しか知らなかった。)、いよいよ感染拡大の気配が見られた。以前は根拠なく「山手線の一編成に一人ぐらいの割合で感染者が居るかもね。」と例えていたが、この時点では「一両に一人」ぐらいの感覚に思えてきた。 一方で、昨年から企画されていたある懇親会の企画は着々と進められて

          新型コロナの時代に想うこと(7)・・・冬眠しよう。。。

          F1の歴史上、最も影響力のある人とは?

          Formula 1.comでのトーナメントWebニュースで「ゴードン・マレー、F1史上最も影響力のある技術革新者に輝く」という記事が目に止まった。ゴードン・マレー氏は永くブラバムチームのデザイナーを務めていたデザイナーで確かに数々の佳作マシンを生み出している。彼の設計した車の中で最も有名なのはブラバムBT46B、いわゆるファン・カーだろう。しかし、こういうキワモノだけではなく、セナ・プロで年間16戦中15勝の偉業を達成したマクラーレンMP4/4やネルソン・ピケが二度チャンピオ

          F1の歴史上、最も影響力のある人とは?

          新型コロナの時代に想うこと(6)・・・東京マラソンと東京オリンピックはどうなるの?

          東京マラソンは?少し時期が戻るが、1月末に武漢からの帰国者や感染者の話題が盛り上がっていた頃、周囲からは「東京マラソンはどうなりますか?」という質問が向けられたことがあった。職場では一応私はマラソンランナーと認識されており、2019年の東京マラソンでは日本記録保持者の大迫選手にも勝っていたので(ただ大迫選手はリタイアして私が完走しただけですが😅)。今年の東京マラソンはMarathon Grand Championshipで決着の着かなかった男子3人目の代表が決定する高速レース

          新型コロナの時代に想うこと(6)・・・東京マラソンと東京オリンピックはどうなるの?

          新型コロナの時代に想うこと(5)・・・大阪訪問とクルーズ船

          大阪訪問2月に入ると中国では春節の休日を延長したり、中国の他の都市での感染や封鎖が拡大しているなどのニュースが耳に入ってきた。2月10日には業界団体の会合で大阪出張が入っていた。この会合は半ばプロジェクトの打ち上げの性格もあり、大阪名物のてっちりを楽しむというのが一つの目的だった。新幹線を利用する場合、いつも往路はA席、復路はC席を予約することにしている。往きは仕事前の移動になるので電源を使い易い窓際が便利なのに対し、復路は仕事が終わって一杯呑んでいることも多いのでトイレに行

          新型コロナの時代に想うこと(5)・・・大阪訪問とクルーズ船