ぶつぶつ言いながら原稿を真っ赤にした業界紙記者の上司から多分見て盗んだポリシー
初めてちゃんと仕事として書いたのは、多分、食品業界新聞社の記者として書いた記事だと思う。
当時、私は100倍とかの競争率から選ばれた2人のうちの1人だったらしく…。実際はもう1人のエースが社内から注目されていて、私は「期待してるんだから頑張れよー」と言われたりしていたけれど、あの頃の自分は何をどう頑張ればいいのか分からなかったのだと思う。
大卒ではなく短大卒の私が入社できた理由は、ホームレスの方々を取材した、というそのルポで、ノンフィクション作家の山際淳司さんから推薦され