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JICAの「地域ブランディング研修」で講師をつとめた

おとといは研究学園都市の茨城県筑波に。JICA(*)筑波で行われている「地域振興に向けたブランディングコース(中南米向け)」で講師をつとめました。

(*)JICA(独立行政法人国際協力機構)・・・日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う実施機関として、開発途上国への技術協力・専門家派遣・研修員受入など国際協力を行っている。青年海外協力隊の派遣は有名。

JICA筑波の研修棟
Japan International Cooperation Agency、略称: JICA

研修生はエルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラスなど9ヶ国から市長をはじめとする行政官や大学教授等14名。8月31日に来日され、筑波から群馬の高崎、甘楽、みなかみ、日本橋、船橋、静岡などを移動しながら各地で地域のキーマンや起業家が講師となった研修を受けて、おととい筑波に戻られました。

研修生の皆さん

私は岸田政権が提唱している「新しい資本主義」の概念と課題、そのモデルとなり得る地域創生の事例を紹介しました。

講義のタイトルは「行政と住民民間の協働による地域開発・地域ブランディング」
自己紹介のスライド
Nuevo Capitalismoはスペイン語で「新しい資本主義」の意味
兵庫県尼崎市の猪名寺自治会長の内田大造さんを紹介したスライド
最後のスライド。地域活性化に最も大切なものは人であると締めくくった


お国の事情が違いすぎて、興味を持たれないのではと不安でしたが…そんなことはなかったです。研修生の皆さんはとても関心を持ってくれた様子で、たくさんの質問や意見をいただきました。

いま、中南米は中国の影響力が急速に高まっています。そして日本は戦後最も厳しく複雑な安全保障環境にあります。

核を持たない日本が生き抜くためには、様々な国との友好をこれまで以上に深めることが不可欠だと思います。JICAの活動はその一翼を担っているので、私もやり甲斐があります。微力ながら、今後も協力したいです。

講義後に各国の研修生の方からプレゼントをいただく
いただいたプレゼントの一部


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