再開発がとまらない(東京都港区)
20年以上、私の仕事や地域活動の拠点になっている東京・港区。
六本木ヒルズ、虎ノ門ヒルズ、東京ミッドタウン、東京ワールドゲート、麻布台ヒルズ…数えるとキリがありませんが、再開発ラッシュが何年も続いています。
Wikiによると港区は日本で最も超高層ビルの棟数の多い自治体だそうで、高さ200メートル以上のビルが16棟あるとのこと。(大阪府は6棟、愛知県は4棟)
この10年はつねにどこかでビルの建設をしているという感じです。なので、高いビルができても全く驚かなくなったというか、新鮮味がありません。街の変化に対する感覚がどんどん鈍くなっている気がします。
「港区女子」なる言葉があります。港区で金持ちに囲まれ華やかな生活をしている若い女性のことを指しますが、私は見たことがありません。再開発で誕生した超高層ビルの最上階のbarやレストランにいるのでしょうか。なんか港区はイメージが先行しているよくわからない都市になりつつあります。
超高層ビルは私にとってどこか別世界で、再開発が進めば進むほど街の個性、特に江戸時代の名残が失われてしまうことが残念です。
今のうちに港区のいろいろな風景を写真や映像で残しておきたいという思いが強くなる今日この頃です。
昨年、麻布台ヒルズがオープンした時にも記事を書きました。よかったらご覧ください。
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