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牧野信一「首相の思出」

本日は牧野信一「首相の思出」を朗読しております。

人形を操るのが上手な男の子は、隣の家の独り暮らしの老人に人形芝居を見せてあげます。
老人は男の子に、いろいろなことを教えてくれるのでした。そしてその男の子は、のちに…?!

初出は大正9年(1920年)発行の少年雑誌『少年』。
タイトルの読みは「そうりだいじんのおもいで」です。

牧野信一は私の従伯父(いとこおじ・父の年嵩の従兄)です。

牧野信一の作品はほかに、
「地球儀」「香水の虹」「ライス・ワッフルの友」「街上スケツチ」
「どうしたら私は憐れな彼女を悸さずに済せるだらう」
「センチメンタル・ドライヴ」「鸚鵡の思ひ出」
「I Am Not A Poet, But I Am A Poet.」「四郎と口笛」「蛍」「心配な写真」
「舞踏学校見物」「小田原の夏」「満里子のこと」「秋雨の絶間」「蘭丸の絵」
「周一と空気銃とハーモニカ」「雛菊と雲雀と少年の話」「蚊」「熱い砂の上」
も朗読しております。
あわせてお楽しみいただけましたら幸いです。