【11 April 2019】 ロンドン暮らしはじまり
ロンドンに着いて1週間。ようやく体調がととのってきたので生活を記し始めようと思う。
時差ボケもあるが、渡英前の数週間が怒涛の忙しさだったせいで、到着して数日はろくに食べもせずひたすら眠る日々。
東京の住まいを引き払い、なぜか直前にチェンマイへの旅、そこでパスポートを紛失し、その再発行はもちろんビザレターの修正も必要になったり。もろもろの準備に加え仕事も少しだけしていた。そんなこんなで、身体はもちろん気持ちが忙しかったのかも。
今日はロンドン在住の友人Suzanneの紹介で、スイムウェアブランド「ÒKUN」@okunbeachwear の創設者/ディレクターのBolaに会う。セネガル生まれ、ナイジェリア〜ロンドン育ちの彼は、ITプロジェクトマネージャーのキャリアを経て6年ほど前に転身。自身のルーツであるアフリカのプリントやパターンから発想を得てメンズのスイムウェアを展開している。
ÒKUNは日本のセレクトショップや百貨店でも取り扱われていて、彼も何度か来日しているそう。日本のクラフトマンシップに加え、アパレルショップの佇まいの美しさにはとても感銘を受けたと話していた。
「僕は常にデザインしてるよ。デザインは机に向かってよしやるぞ、というものではなくて、目にし体験したこと全てを頭の中にファイリングして、それをピックアップするような作業なんだ」。
彼はファッション業界で当たり前の19SS、AWといったシーズン展開には捉われず、マイペースで製作を続けている。デザインのみでなく品質も重んじ、生産拠点をアフリカに置くという取り組みにも共感した。その土地ならではのデザインを引き継ぎ、伝え、雇用というかたちで現地へも還元する。売上が全てではなくて、関わる人たちに発展や幸せをもたらすビジネス、これからはそんなクリエーションがより求められていくんじゃないだろうか。そうであってほしい。
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