maki sekine
ロンドン住まいの話。 たまに旅の記憶。
今日からロンドンはTier4突入、再びのロックダウン。イギリス南東部からCOVID-19の変種が広まっているそうで、イングランドの大部分は警戒レベルが最高のTier4に引き上げられた。 クリスマスらしいこういう光景も、先日の外出が見納めだったな。そして先週のうちに会いたい人に会っておいてよかった。 Tier4のルールは基本ステイホーム。ショップは食料品や薬局など、生活必需品店のみがオープン。屋内でほかの世帯の人に会うのは禁止、屋外でも1人しか会えない。クリスマスは特例で3
気づいたら更新しないまま半年が経っていた。淡々と過ぎたようで、いろいろ変化した6ヶ月だったなぁ。 5月の投稿のあと、ビザ満了で7月に帰国。日本で少し仕事をして、10月に2週間予定で再びロンドンに来たけど、ロックダウンもろもろの理由で帰国を延期。結局、2ヶ月半の滞在になりそうだ。2週間じゃ全然物足りなかったのもあるし、今後の展開を考えてしばらくこちらにいるほうが都合がいいと判断した。 イングランドのロックダウン2.0は11月5日から12月2日までの4週間。現在3週目に入り、
前回の記録が3月17日、あっという間に1ヶ月半が経過。 3月23日の夜にロックダウンが宣言され、6週目が終わろうとしている。日曜に首相会見があるそうで、来週から一部の規制が解かれるのではと。欧州では死者数ワーストのイギリス、そんなに早く緩めて大丈夫なのか?と思う。ベルギーのように外出時はマスク着用を義務付けるとか、できないんだろうか。 すでに少し前から、店頭販売を始めるお店が出てきたり、街が動き出している印象はあった。今日も散歩に出たら開いている店舗がさらに増えていた。
2月があっという間に過ぎて、春の気配を感じ始めるとともにコロナウィルスの騒ぎも本格化してきた。 3週間ほど前からすでにマスクやサニタイザーは売り切れ状態、先週あたりから、スーパーから物が消えはじめた。まずはトイレットロール、そしてパスタや米、卵に冷凍食品も。ネットスーパーはパンクして、Amazonも通常配送を止めるとか。これまでマスクをしている人なんて滅多にいなかったけれど、いまは街に出るとちらほら見かける。ビニルのグローブをはめている人なんかも。握手やハグがわりにヒジで小
ロンドンに戻ってもうすぐ2ヶ月になる。早い、早すぎないか? 気づけば前回の投稿がもう1ヶ月以上前だった。そりゃあ日も長くなるし早咲きの桜(たぶん)も見るはずだ。 年末から何があっただろうか。大晦日はメイフェアにある老舗のメンバーズクラブで年を越した。クラシックな建物にド派手なクリスマス飾りが施され、リオのカーニバルよろしく着飾ったダンサーがゲストをお出迎え。レストランではポッシュな人々がテーブルを囲み、中にはロシア系の美女と英国紳士というグループも。そんな空間にいる自分が面
イギリスのクリスマスは日本のお正月。 24日のイブから26日のBoxing dayの期間、ほとんどのお店が閉まるし、25日に至ってはバスも電車も完全にストップする。この大都市で交通機関が止まるって、なかなか大胆だなあと思うけど、年に一回くらいそんな日があってもいいかもね。 25日の夜はクリスマスディナーに招待いただいたので、それまで街に出てみることにした。いつも賑やな場所がどれだけ静まりかえっているかを見たくて。ついでにセントポール大聖堂のミサにも参加してみることに。
クリスマスだし、イギリスだし? リースでも作ってみるかという気になった。時差ボケで早く目が覚めてしまうのを利用して、朝8時から買い出しに向かう。 向かったのは近所のコロンビアロード・フラワーマーケット。特別変わったものはないけれど、安くて量がたくさん買える。原宿の竹下通り並みに観光地化しているので、昼に行こうものならぎゅうぎゅうで疲れ果てるけど、早朝ならゆっくり選べる。クリスマス前とあって、今日はどこの店もツリーやリース用の素材が主役。 これは車に載ったんだろうか?
気づけば4ヶ月も更新していなかった。その間にしばし日本に帰り、イギリスの総選挙の前日にロンドンへ戻る。ブレクジットを始め、イギリスもいろいろな問題を抱えていて、結果のみでなくイギリス人の選挙に対する姿勢も気になっていた。 イギリスの投票時間は朝7時から夜10時まで。様子を見たくて最寄りのPOLLING STATION(投票所)に立ち寄る。人が次々に入っていって、投票率はまあまあ高いんだろうな、という印象。窓から中の様子をちらりとのぞく、怪しいアジア人であったろう私。うろうろ
前から気になっていたジョージア(旧グルジア)の首都トビリシに行ってきた。 最近はファッションでも注目されていて、フード、自然とさらには温泉まであるという魅力的なところ。街を歩いていると、ヨーロッパのような中東のようなアジアのような・・ひと言では区別しがたい雰囲気が新鮮。 この街はおばちゃんたちがよく座っている。 地下鉄は旧共産圏らしい無骨なつくりで、広告がほとんどないのもあってスッキリかっこいい。エスカレーターの下には小さな見張り小屋?的ボックスが。こういうアナログ感っ
英語のクラスでは英語以外にもいろんなことを学ぶ。 最近いちばん驚いたのは、地球温暖化の理由が「牛」だってことだ。 ある先生がビーガンということで、そのわけを説明してくれたんだけど、温暖化の最大の原因はCO2でもプラスティックでもなくて、食肉業界だという。飼育から輸送、パッケージも含め、その影響率は全体の(たしか)7割を占めると知って驚愕した。その後ネットで調べたら既に10年以上前から周知の事実のようで、日本ではその情報、報道されていたんだろうか・・。なかでも牛の糞尿やゲッ
陶芸家スティーブ・ハリソンのアトリエに行ってきた。 ここを訪問できると知ったのはスティーブマニアの友人Mくんから。アーティストの作業場ってあまり入れない場所だけど、彼は普通に自宅兼アトリエを公開しているらしい。作業場好きの好奇心と「是非とも行け」というMくんの激熱い念に押され、アポイントをとりつけた。 アトリエのあるEnfieldはロンドン中心部から30分ほど。予定より少し早めに着くと、玄関先で奥さんのJuliaが待っていてくれた。玄関からキッチンを通り抜け、緑豊かな庭に
「土曜日にゲイパレードがあるよ。いろんなイベントもあって面白いと思うよ」 いまフラットに滞在中のGarretがふとこのイベントを勧めてくれた。「PRIDE」と呼ばれるこのパレードは世界各国、もちろん日本でも開催されていて、なんとなくその存在は知っていたものの詳しくは分からないし実際に目にしたこともなかった。 Webサイトによるとパレード以外にも写真展とかライブショーとか、ロンドン中でたくさんの催しが開かれる模様。至るところにレインボーが掲げられ、なかなかのビッグイベントだ
気づけばもう6月も終わり。心身ともに忙しい月だった。 前半は英語にスタイリング、さらにZINE Making(個人製作の雑誌みたいなもの)のクラスまで加わっていつも何かを考えていた。もの作り自体は楽しいけれど、それを英語で説明するという負荷が乗ってきて、言いたいことはたくさんあるのにほとんど伝えられなかったり、など、もどかしさを感じたり落ち込んだり人と比べたり。そんな気分でいると英語もいっそう出てこなくなるもので、ドスンと沈んでいたのだった。 2週目の月曜日、ついに英語のク
こちらで日々ちょこちょこ感じること。 ●エコフレンドリーなのかそうでないのか。 だいたいのカフェはすでに紙ストローになっているし、お店でもプラスティックバッグは有料。なんだけど、家庭ごみは燃えるゴミと缶が一緒に捨てられていたりする。きちんとリサイクルボックスも設置されているんだけど、人によってエコ意識に相当の差がある印象。 調べてみたらロンドンのゴミは全て圧縮されて埋め立てられるので、分別する必要がないとか。でもプラスティック系は土に還らないんじゃ? とも思うけど。それと
早い、5月がとても早い。気づけばあっという間に2週間が過ぎた。 英語のクラスがupper intermediateに上がった、そしてぐっと難しくなった。文法が減ってリスニングやリーディング、スピーキング多めの実践的な内容に。知らない単語が増えたし、私はスピーキングとリスニングに弱くて、流暢に話しているクラスメイトたちに比べだいぶ落ちこぼれな気がする。でもテストの結果なんかを見ると、彼女らはリーディングや文法に弱いようで逆なんだな。難易度が上がったせいかちょっとスランプで、こ
寒いしすごくトリッキーな雨降りだし、これぞロンドン!という天気の一週間だった。 待ちかねた週末は、新しい部屋の整理。先週、腰を痛めて動けなかったので、ようやく本格的に取りかかれる。私にとって住む場所はすごく大切。いちおう半年予定の部屋だけど、仮住まいのように扱うのは嫌だ。自分の好きなように、そして居心地よく調えたい。とりあえずはグリーンが欲しくて、近所にあるお気に入り・Conservatory Archive とColumbia Road flower marketでいくつ