実績がなくても自信を持つ方法
こんにちは。佐藤まきです。
わたしは一人起業家の方を対象に、「選ばれる私」を育てるブログの書き方や、発信をビジネスにつなげる仕組みづくりをレクチャーするお仕事をしています。
新しいことを学んだりできるようになると誰かに教えたくなりませんか?私はかなり教えたがりの性格なので「これ、めっちゃいい!」と思ったことはすぐに教えたくなります。
アドラー先生も言っているように、人の幸せって結局は他者貢献です。だから、困っている人、もったいないなと思う人を見ると、その人に良くなってもらいたいという思いから、自分の知っていることを教えたくなるのは人間の性だと思うのですがいかがでしょうか?
教えたいのに教えられない
「知らない人に知っていることを教えてあげる」
これ自体は純粋に親切心なので、教えることに何の資格もいりません。
ところが、これをビジネスにしようとすると急に怖くなって、「私なんかが教えてもいいいんだろうか?」と思うことってないですか?
私にその資格があるんっだろうか?
実績のない私が教えてもいいんだろうか?
そのような考えが頭から離れず、結局「教えたい」という欲求に自分から蓋をして、やりたいことをビジネスにできずにいる・・・、なんてことも実はひとり起業家あるあるだと思っています。
やりたいことに気づいてもできない理由
というのも、実は私もずっとこのような悩みを持っていたんですよね。
パソコンが得意でそれを商品にしていた私ですが、実は途中から「ビジネスを教えたい」という思いがムクムクと湧いてきたんです。
ビジネスで長いこと成果を出せなかった私ですが、唯一この頃を褒めるとしたら、ビジネスの先生の選び方です。
ただのノウハウだけではなく、ものすごく本質的なことを教えていただきました。おかげで目だけは肥えて、その人がうまくいっていない原因が見えるようになっていたんです。で、周りの人にアドバイスすると、「なるほど!」とか「おかげでうまくいったよ」など喜んでいただいてました。
こんなことが何度か続いて、ビジネスを教えたくてたまらなかったのですが、私には実績がありません。当たり前ですが、実績がない人からビジネスを学んでも、何の説得力もないですよね?
今なら「じゃあ、どうする?」と考えるところですが、当時は実績がないことを理由に、自分のやりたいことに自らNGを出していたんです。
やりたいことはそれなのか?
でも人間、本当にやりたいことを抑えることはできないんですね。結局、恐る恐るですがやってみることにしました。
とはいえ、実績がないのは変わってないので、自信なんかありません。それが伝わったのか、なかなか思うようにいかない時期が続き、たとえ本当にやりたいことだとしても、やはり実績がなければ無理なのか・・・、そう思いかけた時、当時のビジネスの先生にこう言われたんです。
「教えることが本当にやりたいことなの?教えることでお客様に成果を出してもらうことが、本当にやりたいことなんじゃないの?」
これを聞いた時、あぁ、そうか、私は自分のことしか考えてなかったんだなとやっと気がつきました。
「自信がない」は自己保身の裏返し
「教える」ということは先生になるということです。確かにそれには、実績なり何らかの資格が必要なのかもしれません。
でも私は「教えたい」から「お客様に成果を出してもらいたい」にやりたいことが変わった時、純粋に私の知識やスキルを使って欲しいと思えて、教える資格とか実績とかどうでも良くなったんです。
教えることになかなか自信を持てなかった私ですが、それは自分の「教えたい」という欲だけを考えていた、つまり自分のことだけ考えていたからだと今ならわかります。
自信がない人は、「誰かに何か言われるかもしれない」「だからやめておいたほうがいい」という思いにとらわれがちですが、これは自己保身の裏返しです。
自信がなくても自信を持ってやるには、いったん自分のことは脇において、とにかく目の前の人に集中し、その人がどうしたらよくなるか、それに注力することです。
自分のこと以上に相手のことを考えられた時、保身という意識が消えて、周りの声を気にせずに精一杯教えることができます。
そして、やがてそれは実績に変わります。
あれだけ欲しかった実績は、自分のこと以上に相手のことを考えて行動した時、手に入れることができるのです。
いかがでしょうか?
実績がないから行動できない、そんな方が少しでも「やってみよう」と思えたなら、こんなに嬉しいことはありません。
ぜひ試してみてくださいね。
本日は以上になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
P.S
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