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紅白歌合戦は「お祭り」。視聴者に夢や元気を与えるのが番組ミッション。独自評価指標(KPI)で運用したい。

(※2023年1月4日加筆しました)

こんにちは、牧野真です。

昨日の紅白歌合戦、読者の方はご覧になりましたか?

派手さが復活した昨年(2022年)の紅白


久しぶりの有観客だったこともあり、派手さが復活してましたね。(まだ地味だったという視聴者もいる)

冒頭、芸人がたくさん出てきたので、「また昔の騒がしい紅白に戻ったのか」と心配しましたが、芸人にはほとんどしゃべらせることなく進んだので
良かった。

話題のアーティストがたくさん出演

私は大好きなウタ(Ado歌唱)、Vaundy(バウンディ)、Aimer(エメ)、milet(ミレイ)、NiziU(ニジュー)、LE SSERAFIM(ル セラフィム)、藤井風、安全地帯などの素晴らしいパフォーマンスが見れたので大満足です。

ONEPIECE映画が大ヒットし最も注目されたアニメキャラ、ウタの映像技術に驚いた視聴者が多かったようです。(彼女の影が下に映るなど)

個人的にはVaundy、Aimer、イクラ(YOASOBI)、4人の紅白バージョンの「おもかげ」、めちゃ良かったです。


紅白出場歌手は時代性を反映している


知らない歌手がほとんど出演していないという人がいますけど、紅白の出場歌手はマーケット同行(人気ランキングや再生回数など)や、全国の視聴者の意識などかなりリサーチして選んでいるように思います。

むしろ偏りが大きいのはレコード大賞。選定基準が公開されていないし、なぜこの歌手が?という人が新人賞や大賞にノミネートされている。

メディアが多様化している今日、誰もが知っているアーティストを出演者に選ぶのは無理です。

ヤング層、ミドル層、年配層の視聴者に支持されるアーティストが選ばれている。

※とても人気曲だった「ドライフラワー」の優里が紅白に選ばれなかったのは不思議ですけど。


NHKの矜持を感じた紅白だった

昨日の紅白見て思ったのは、NHKの矜持(プライド)を感じたこと

出演者の起用&演出を含め、ひとつ一つのステージが凄かった(ものすごくお金をかけて作っていた)。

視聴者に夢や元気を与えるのが番組ミッション


紅白とは、その年を締めくくる「祭り」で、来年に向けて、視聴者に夢や元気を与える場なんだと思いました。

無観客で行った紅白は本当に寂しかったのを覚えています。

視聴率は統計的な誤差が含まれた数字


視聴率が昨年より上がった下がったという議論はあまり意味がないと考えています。

(視聴人数が増える=視聴率がアップすることは本質的には重要です)

視聴率はサンプル世帯の視聴率から全世帯の視聴率を統計的に推定したもので、数字には誤差があります。

関東地区の調査サンプル数が600世帯(ビデオ・リサーチ)ですので、世帯視聴率が40%の場合は、プラスマイナス4%の誤差が発生します。約36%から44%の範囲に数値があるということ。(信頼度95%)

例えば、視聴率が昨年は39.0%、今年は40.0%だった場合、「昨年より1%増えた」のは事実ですが、誤差を踏まえると「昨年と今年は大きな変化がなかった」とする方が統計的なコメントとして妥当です。

紅白の番組が目指していることをKPI化することを勧めたい

ただし、NHKが目指している紅白の在り方や目標をKPI化しても良いのではと思います。(KPI=Key Performance Indicator)

かつて、視聴率だけでなく視聴質という評価値をテレビ番組作りに生かす取り組みが民放等でされていましたが、紅白独自の視聴率や視聴質をKPI化=評価指標を作り、その年の紅白をきとんと評価して、翌年の紅白に生かすようなこともできると考えます。


2023年は経済が良くなる平和な年に

今年は景気が回復し、健康で平和な年になることを祈っています。



以下の記事も参考になります。






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