![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/173191971/rectangle_large_type_2_1bfd884aa2179194038d64c43c48db77.png?width=1200)
「5分」を侮るな
「たかが5分、されど5分」
こんな言葉を聞いたことがある。
でも、ほとんどの人は「されど5分」の意味を本当には理解していない。
5分が積み重なれば…なんて話は誰もが知ってる。
問題は、その5分にどれだけの「濃さ」を持たせられるか だ。
5分という時間の中で、何ができるか?
それを決めるのは、「時間」じゃなくて「意識」だ。
5分の価値は、人によって違う
同じ5分でも、人によって価値がまるで違う。
たとえば、プロのアーティストが「5分間だけ本気で絵を描く」とする。
彼が全力を出せば、その5分で生まれるのはただの落書きじゃない。
たった5分で、見た人の心を揺さぶるものが生まれる。
一方で、「なんとなく5分だけ絵を描いてみようかな」と思って描いたら、
その5分は、単なる5分で終わる。
これは、どんなことにも当てはまる。
5分間、ただ英単語を眺めるのか
5分間、「これだけは絶対に覚える」と決めて向き合うのか
5分間、なんとなくストレッチをするのか
5分間、「この部位を確実にほぐす」と意識して伸ばすのか
5分の使い方は、そのまま人生の縮図だ。
「5分しかない」と思う人は、5分を雑に使う。
「5分あれば何かできる」と思う人は、その5分に意味を持たせる。
時間ではなく、「密度」
1日が24時間あることは、誰にとっても同じ。
でも、成功する人とそうでない人の違いは、時間の「量」じゃない。時間の「密度」 だ。
1時間ダラダラ勉強するより、5分間全力で集中するほうが身につくこともある。
1日中考えても結論が出ないことが、5分間「本気で考えよう」とすると答えが出ることもある。
でも、ほとんどの人は「密度を高める」ことをしない。
なぜか?
それは、「5分間の本気」は、想像以上にエネルギーを使うからだ。
「5分やるだけで疲れる」と思うなら、それは本気でやれてる証拠
たった5分でも、心から集中すると、意外なほど疲れる。
それは、普段いかに「適当にやっているか」 の裏返しでもある。
たとえば、1回だけでも「本気の5分」をやってみる。
5分間、死ぬ気で筋トレする
5分間、100%集中して読書する
5分間、徹底的に掃除する
5分間、「このnoteで何を伝えたいのか」を考える
これをやると、わかるんだ。
「やべえ、5分なのに、めっちゃ疲れる」
でも、それこそが「5分間を濃く使えた証拠」
「やる気」なんていらない、ただ5分を濃くする
「やる気が出ない」「モチベーションが上がらない」
そんなことを言う人は多い。
でも、「やる気」なんて関係ない。
必要なのは、「今、この5分をどう過ごすか」 だけだ。
気が乗らなくてもいい。
ダルくてもいい。
「とりあえず5分、本気でやる」
そうすると、終わった後に気づく。
「なんだ、やればできるじゃん」って。
本気の5分を積み重ねた先にあるもの
本気で向き合った5分を、1日1回やる。
それを1週間続ける。
たった7回の5分。
それだけで、確実に何かが変わる。
そして、その変化を実感したら、もう「やる気が出ない」なんて言わなくなる。
なぜなら、「5分間の本気」が、すでに自分の中の当たり前になっているから。
「5分なんて、無意味」と思うのは、やったことがない人だけ
「5分だけやっても意味ないよね」
そう言う人は、「5分間を本気でやったことがない人」だ。
本当に「本気の5分」をやったことがあるなら、そんなことは言えない。
5分だけでも、驚くほど違いが出ることを知っているから。
だからこそ、試してほしい。
たった1回でいい。
「5分間だけ、死ぬ気でやる」
死なないから。
でも、古いあなたが去り、
この5分が、あなたの中の新たな何かが生まれるはず。
いいなと思ったら応援しよう!
![長谷部悠斗//お話を聴くひと😽](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/165671510/profile_2770b0c24008dba97e5684d2d83fa3a3.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)