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キンキンに冷えた自販機って、すごくないか?自販機から学ぶ、人の心を動かす秘訣

道端の自販機って、何気なく置いてあるように見えて、実はめちゃくちゃ戦略的だよなって思うことがある。真夏の炎天下で歩いてたとき、ある自販機を見た瞬間「これ、わかってるなぁ」って感心したんだ。場所はどこだったか忘れたけど、たしかお台場のあたり。あの辺、ほんとコンクリートの炎天下なんですよね。そんななか、ビルの日陰もあまりない。大きな道沿いにぽつんとあったその自販機、上に「キンキンに冷えた!」って書いてある文字がデカデカと貼られてたの。

その文字を見ただけで、喉が乾いてたこともあって、思わず足が向いてた。「そうそう、今これが欲しいんだよ!」って感じ。ペットボトルのお茶を買ったけど、キンキンに冷えてて、それがなんかやけにありがたかった。普通の自販機でも冷えてるけど、その「キンキンに冷えた!」って言葉が刺さるんだよね。まるで、「お前、暑いよな? これで助かるだろ?」って、自分の気持ちを見透かされたみたいな感覚。

それで思ったんだけど、「売れる」って結局こういうことなんじゃない? 誰かが「今、これが欲しい!」って瞬間に、自分の商品をドンピシャでそこに置いておく。それだけで、ほぼ確実に売れる。

一見当たり前だけど、これが本当にできてる?


これ、言われてみれば当たり前のことなんだけど、実際にやろうとすると意外と難しいんだよね。
だってさ、「暑い場所に冷たい飲み物の自販機を置く」なんて、子どもでも考えられる。でも、その「当たり前」を徹底してやってるところが、すごいと思う。キンキンに冷えてるのはもちろん、そこに「キンキンに冷えた!」ってわざわざ書くことで、お客さんの心に刺さる。飲み物そのものだけじゃなくて、「暑さから解放されたい」って気持ちに寄り添う工夫がされてるんだよね。

これって、自販機に限らないと思う。たとえば、売れる商品やサービスって、どれもこういう「お客さんの今の気持ちを見抜いてる」って部分が強い。しかも、それをわかりやすく伝えてる。逆に、どんなに良い商品でも、そのタイミングがズレてたり、「これが欲しい」って気持ちに応えられなかったら、売れないんだよね。

自販機で気づいた「人の心を動かすこと」


自販機って、めちゃくちゃシンプルだけど、実はすごく学びが詰まってるなと思うんだ。たとえば、「暑い日に冷たい飲み物が飲みたい」っていう欲望を100%満たしてくれる。それも、わざわざお店に入らなくても、歩きながらすぐ買える便利さ。これって、人の「ちょっとしためんどくさい」を解決してくれるから、売れるんだよね。

これを自分の日常とか仕事に置き換えると、「相手のめんどくさいを見つける」ことが、何かをうまくいかせる鍵になるんじゃないかって思うんだ。たとえば、プレゼン資料を作るときでも、「見やすいか?」とか「読んでて疲れないか?」って相手の立場で考えるだけで、全然違うものになる。相手が「これが欲しかったんだよ!」ってなるポイントを押さえられるかどうかが大事なんだなって。

「今これが欲しい」に気づく力


自販機の話に戻るけど、あれって結局、「タイミング」と「気持ちの読み取り」なんだよね。
どんなに暑い日に冷たい飲み物を置いてても、それが「室内の涼しいところ」にあったら、たぶん売れない。だって、その瞬間に必要とされてないから。逆に、炎天下で体力も気力も限界なところに、あの「キンキンに冷えた!」の文字があったから売れる。ここなんだよね、ポイントは。

これを考えると、自分の行動でも、「今、相手が欲しいもの」に気づけてるかなって振り返りたくなる。
たとえば、友達が落ち込んでるときに、難しいアドバイスよりも「ただ話を聞く」ことの方が相手にとって助かる場合もある。これも「タイミング」と「相手の気持ちを読み取る」ことのひとつだよね。

自販機から得られる、ちょっとした人生のヒント


なんか、ただの自販機の話からここまで考えるのも変な話だけど、結局のところ、物を売るとか人の心を動かすとか、そういうのって「いかに相手の今の気持ちをわかってあげられるか」に尽きるんだと思う。そして、それをちゃんと伝える力も必要なんだなって。

だからこそ、自分の日常や仕事でも、「これが欲しい」って気持ちに気づけるかどうかを意識していきたい。
それができたら、どんなシンプルなものでも「売れる」し、相手にとって必要な存在になれるんじゃないかなって思う。

次に自販機を見るときは、ただ飲み物を買うだけじゃなくて、「ここに置いてる意味」とか「なんでこれが売れるのか」をちょっと考えてみると、また新しい発見があるかもしれないよね。

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長谷部悠斗//お話を聴くひと😽
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