Handmade CD「Half Swing Vol.1」リリースします。(T)
こんにちは、小田貴音(Lv.38)です。
改めまして、8/23は配信ライブありがとうございました。
ライブハウスでのワンマンが叶わなかった5月、8月でしたが、配信ならではの繋がりや面白さを存分に味わえた一日になりました。
この日は自分の誕生日でもあったので、恐縮ながらたくさんのお祝いの言葉もいただきました。一生忘れない、歌タイムもね。笑
先日書いた記事からもアーカイブを見れるので、まだの方も是非。
しばらくは公開のままにしておく予定です。
ライブの中身についてのお話は相方に任せているので、それはここでは書かずにおきますね。
思い切って導入してみた「Thank you Letter」も、予想を遥かに越えて好評でした。
配信から数日経った今でも、ちょくちょくご注文をいただいています。本当にありがたい。
今でも注文をいただいています。これ、いつ販売終了にするのがいいのかな…ちょっと考えなきゃですね。
配信で発表したもう一つのお知らせが、今回のタイトルでもある「ハンドメイドCD」のリリースについて、でした。
シングル曲数のCDですが、コンセプトがあるので、シリーズタイトルをつけました。タイトルは「Half Swing」。はーふすいんぐ、ね。
・これまでの万貴音の「音源」の特徴。
ライブやラジオでは、ギターやピアノでの弾き語りをたくさんやってます。特にここ数年は、意識してその分量を増やしてきてました。
素晴らしいライブには色んな形がありますが、こと「音」については、生演奏じゃないと出せない阿吽が確実にあるので、その魅力を追求・修行したかったからですね。
YouTubeでの一発撮りカバーも、この狙いで始めたことです。
一方、万貴音でリリースした楽曲のほとんどは「フルアレンジ」がされています。ドラム・ベース・ギターなどのバンド楽器を始めとして、ストリングス、ブラス、シンセ等の音色を追加して仕上げるものも多数。「派手に、豪華にしたい」ではなく、色彩豊かな楽曲としてまとめるのが好きなんですね。
この性癖(?)は、自分が吹奏楽をやってた背景があるからかもしれない。複数の人間、多数の楽器がアンサンブルして一つの楽曲を作る楽しさが、細胞レベルで染み付いてるのかもしれないです。
去年の春にリリースしたアルバム「Smile Co.」は、まさにその特徴をフル稼働させた一枚です。ぜひ聴いてみてください(宣伝)。
そんな感じで、ライブはもちろんですが、「作る」ことにおいても、万貴音の音楽は全力投球・フルスイングをしてきたわけです。
「万貴音は元気!」という印象をお持ちの方が多いのも、このあたりが理由なのかもしれないですね。万貴音、元気です。笑
・フルスイング→ちょっと力を抜いてみようかな。
そんな元気一杯の万貴音はきっちり持っておきつつ、別コンセプトでの制作をやってみたいな、という構想を持ったのは、実は二年ぐらい前。
二年半前の実家からの引越しを皮切りに、自分のやることが雪だるま式に膨らんでしまったのを理由に、なかなか形にはしきれずにいたもの。
それが今回の「ハーフスイング」シリーズ。命名はつい最近ですけどね。
”歌も演奏も「フルスイング」だけが正解じゃない。
少し力を抜いて、歌も音も作ってみよう。”
こういうコンセプト。
「力を抜いた作品」は「手抜き制作」ではありません。
(「手抜き」も本来、悪い意味だけの言葉ではないんだけどね)
ぐいっと力こぶを作って撃ち出す「かめはめ波」ではなく、
ひなたぼっこで浴びるお日様とか、そよ風とか、そういう音楽。
この例えでイメージできるのかしら。。笑
なので決して「アコースティック縛り」ではなく、「バラード特集」でもありません。
歌う側、作る側、そして聴いてくれる側、みんながふっと力を抜いて触れられる音楽。
このコンセプトの親となった楽曲があります。
どの曲か分かったら教えてくださいね。
・この状況が背中を押した。
配信シングル「優しい言葉」をリリースした時にも何度かお話したことだけど、SNSとかでもたくさん目に入ってきてしまう「誹謗中傷」をはじめ、「攻撃的な刺激」が一時期、とても苦手になってしまいました。
この辺の詳しいお話は小田貴音の個人noteで記事にしているので、よかったら読んでみてくださいね。セルフライナーノーツを書いてます。
その影響もあったせいか、強い音・激しい音を長時間聴くのが今までよりちょっとしんどくなってきた。
誤解のないように言っておくと、単発で聴くなら超かっこいいんです。震えるぐらいの曲もいっぱいある。
なんだけど、ずっと聴こうと思うと、ちょっと及び腰になるというか。
バキバキのロックやメタルの音がそう、というわけではなく、超絶上手いボーカルの音楽とかでもそう。
自分もそういう音楽を扱って作る立場でもあるので、色々思うところはあるんですけどね…歳のせいか?とか。笑
ただ、これは自分が「耳や気持ちに楽な(心地よい、という意味で)音をより欲してるんだな」と気付きました。そして、同じことを感じている人もたくさんいるんじゃないかな、とも考えた。
じゃあ、自分たちがそんな音を作ってお届けしようじゃないか。
状況と刺激にちょっと臆病になっていた自分の気持ちが、逆に背中を押してくれました。
・Vol.1は9月頭リリース予定。
つまりもうすぐ!
8/23のライブ配信中に予約販売をスタートさせました。笑
収録曲は「遠い君へ」、「一つ一つ」の2曲。
「遠い君へ」はじゃんごりあん(ファン)の皆さんから言葉を集めて、それを紡いで作った初めての曲。歌詞カードには「作詞:じゃんごりあん、万貴音」と書きました。そう、作詞者はあなたです。
「一つ一つ」は男女のオクターブユニゾンで終始歌われる、素朴で美しい曲。夜中にイヤフォンとかで聴くと、きっと染み込むんじゃないかなと思っています。この曲大好き。
CDもジャケットも全部、万貴音自らの「手焼き」です。
万貴音のぽたぽた焼きです。触ってもベタベタしないので安心。
https://makine.base.shop/items/32959478
対面ライブもなかなか出来ないので、現在は通販のみでのお取り扱い。
ぽたぽた焼きなので(?)、完全受注生産になります。
たくさんぽたぽたさせてくださいね。
ご好評いただけたら、配信リリースも視野に入れることもできますし、
なによりVol.2に続くためにも、ね(切実)。
どうぞ、よろしくお願いします。
・これからも楽しんでいくために。
世界中で生活様式が一変してしまった2020年。ライブ開催もまだなかなかハードルが高く、ミュージシャンの活動もたくさんの人が困難を抱えています。それでも手を止めず、頭を止めないことで、足を止めずに前に進んでいこうと思っています。
そのために必要な努力は、惜しまず「フルスイング」で。そしてそこから生まれる音楽は、「あなた」にとって素敵なものでありたい。
さ、元気出していきましょう。
8月ももうすぐ終わる。時間の流れはほんとに早いです。
万貴音と一緒に、これからも歩いていきましょう。
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・アルバム「Smile Co.」
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・シングル「クローバー」
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・シングル「優しい言葉」
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・アルバム「ノーマライズ」
https://linkco.re/350NZmQx