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東京恋愛戦国日記~第1章 ナカタ編その④~
前歯デートのあと、なんだか気まずかったが、ナカタとは変わらず連絡をとり、デートの約束もしていた。
ただ、この頃くらいから、ナカタと会った後必ず落ち込むようになる。
連絡をするときは必ず私からだったし、私はナカタに嫌われたくなくて、一緒にいる時のびのびしていなかった。デート中もなんだか自分が自分じゃないみたいだったし、とにかく照れるし、モジモジしてた。(キモッ)
その後ナカタと横浜の野毛横丁の
東京恋愛戦国日記~第1章 ナカタ編その③~
プラネタリウムデートの前日、よりによって熱を出してしまった。
当時新卒一年目で、アシスタント業務や自分の案件もあったりして、なかなか激忙だった私だが、ナカタとのデートのためだ、、会社に迷惑は承知だが致し方がない。
「(上司)さん、今日熱っぽくて、、しかも明日デートなんで早退していいですか、、」
「そうなの!早く言ってよ!帰んな!!!」
上司の言葉に甘え、早退をきめこんだ。忙しい時期だったけど
東京恋愛戦国日記~第1章 ナカタ編その②~
ナカタとは2週間に一回は遊ぶペースで会っていた。
2回目のデートは渋谷。
週末はほぼ渋谷にいると言うナカタのアテンドで、まだまだ見慣れぬ風景の渋谷を散策する。
センター街のイメージしかなかった場所なのだが、奥渋の方に進むと、テラス席が並ぶオシャレゾーンになり、驚いた。今あの辺りを歩いても、あのトキメキはもうないし、どうしてもあのゾーンにたどり着けない。
居酒屋で軽く飲んでから、道玄坂近くのカラ
東京恋愛戦国日記~第1章 ナカタ編その①~
まず第1章は私に東京の遊び方、イカすカルチャーを教えてくれたサブカル男子との歯に沁みるお話。
今後のために、ざっくり私の自己紹介をしておく。
・就職の為、23才で大阪から上京。
・映画が好きで映像制作会社で映画とかドラマの日本語版をつくる制作職がお仕事
・三軒茶屋で母の知り合いとシェアハウス
・なんの根拠もないけど自分が文字通り最強だと思っている
・恋人いない期間2年
・鈴木紗里奈似(よく言わ