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生理のこと、舐めてました 後編
内診と血液検査の結果、腫瘍マーカーで高い値が認められるから、大きな病院で検査を受けるように、とのことだった。
(えっえっ…?何かやばいことになりそう…)
大きな病院には母親と行き、MRIや胃カメラ、血液検査と次々にさまざまな検査を受けた(だいたい、検査だけで半日以上時間を要したと思う)。
◇
結果は、「卵巣嚢腫」だった。
しかも、「開腹手術をして検体しないと、良性か悪性かわ
生理のこと、舐めてました 前編
「あなた、生理がきたのいつ?」
熱中症らしき症状で運び込まれたカンボジアのベッドの上で、私は看護師から思わぬことを尋ねられた。
(はっ?この人何を急に言い出すんだろう)
「えーと、小学6年生…じゃなかった、2か月?いや、3か月くらい前かもしれない」
この1、2か月、カンボジアへの渡航や準備、ホテルでのバイトに明け暮れていたことから、いつ生理がきたかなど覚えていなかった。
看護師の説明に
「ルーティンから外れてみる」ということ
子どもが産まれて、特に復職してから、さまざまなものごとをルーティン化して、過ごすことが増えた。
というのも、「子育て」というものがなかなか決まりどおりに進まない、ということから、それ以外をルーティン化することでバランスを取りたかったのだと思う。
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あるときから、仕事、家庭、それぞれで都合がつく、偶然が重なったときに、あえて、「ルーティンから外れてみる」ことにしてみた。
例