女医がすすめる【0~1歳から読んであげたい絵本】vol.1
乳児が興味を持つ本ってどんな本か
出産祝いで絵本をもらうまで、
私は知りませんでした。
そもそも、
出産祝い=服、おもちゃ
だと思っていた私には
職場の上司、友人、親戚から届く絵本の数々に
驚くことばかりでした。
初めての育児をスタートさせたばかりの
新米ママの私が、これはすごい!と思った
0〜1歳から楽しめる絵本をご紹介します。
まだ小さい乳児の時期は
⭐️ 色が鮮やかな本
⭐️文章が短い本
が読みやすいです。
大人が読んでもすごい!と思う
3冊を選んでみました。
1.『もこもこもこ』
谷川俊太郎 作
元永定正 絵
文研出版
言葉を覚えはじめの赤ちゃんは
ブーブー
ママ
ワンワン
などの言葉から口にします。
そんな乳児期にぴったりの絵本がこちらです。
あの有名な「谷川俊太郎」さんが書いた文は
文字数は少ないながら
とっても臨場感があって
この絵本を読む時は
少しオーバーなくらい、抑揚を込めて読むと
子供は大喜びです。
親は俳優か芸人になったつもりで
感情豊かに読んであげることがポイント。
元気いっぱいな声
小さな声でヒソヒソ
ちょっと悪い人風の声
いろんな声のパターンで読むと
楽しさが倍増します。
アンパンマン
バイキンマン
ジャムおじさん
赤ちゃんマン
そんなキャラクターになり切って
読んでも楽しいかも。
小さな「もこ」の大冒険は
子供の心を刺激して豊かに育ててくれます。
その証拠に
我が家ではもう何回、いや何十回も読んであげたので
絵本がシワシワで、所々セロテープで補強しています。
赤ちゃんのよだれの跡もあります(笑)
それくらい大好きな本です。
ぜひ手にとって読んであげてください。
2.『がちゃがちゃ どんどん』
元永定正 作
福音館書店
この絵をみて「あれっ?」と思った方は
正解です。
「もこもこ」の絵を書いた元永定正さんの絵本です。
この絵本にはいろいろな「音」が登場します。
まだ言葉を知らない赤ちゃんにとって
経験しない音を覚えることは難しいですが
絵をみていると、
どんな場面でその音が登場するのかが分かり
たくさんの「音」に触れることができます。
がちゃがちゃ
さらさら
ぷすん
この本には、とっても楽しい音が出てきます♪。
この本も親の力の見せどころです。
最後の言葉をいかに面白おかしく言うか。
お子さんが大喜びするような演出をぜひしてみてくださいね。
3.『ころころころ』
最後の本もやっぱり
元永定正さんの絵本。
元永定正 作
福音館書店
前にご紹介した2冊の本
子供受けがとっても良かったので
本屋さんで探して見つけた本です。
実はこの本を読むと
大人としていろいろ想像してしまいます。
ころころ達の大冒険は
山あり谷ありで、まるで人生そのもの。
そんな風に思うのは私だけかもしれませんが・・・
子供にとっては
小さなころころがどうなるのか
先が気になってしまう絵本です。
シンプルな絵に、季節や天気を感じるところが
とっても大好きです。
以上、3冊の本をご紹介しました。
そうなんです!今回ご紹介した絵本のテーマは
「元永定正」さん。
「もこもこもこ」に出会うまで
元永さんのことを知りませんでしたが
1922年生まれの元永さんは
国際的にも活躍されたとても有名な方のようです。
子供の絵本を通して
元永さんの世界を知ることができた。
本当に子育ては「親を育てること」
でもあるなと、しみじみと思うのでした。
最近のカラフルな絵本もありますが
こんな昔から親しまれている絵本もいいですね。
ぜひ絵本を楽しんでくださいね。
おすすめの絵本 vol.1 、いかがでしたか?
他にもたくさん、おすすめの本があるので
またご紹介しますね。
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MAKI
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