遅くまで働いた朝は

2019年10月6日 11:05

夜勤、それは体内時計を狂わせライフゲージも奪う恐ろしい所業である。

病棟を一歩離れれば、昨日から朝までこんなに働いて疲れたんだ、贅沢させてよ炭治郎ォォォォォ！

と私の中の善逸が汚い高音で駄々をこねる。

勤務が落ち着いていれば、4.5時あたりに軽めの朝食を取り、ナースコールの嵐に奔走する。
高齢患者さんの朝は漁師並に早い。

勤務終わりの今、私の胃袋はちゃんこ鍋が入りそうな程空腹だ。
おーい！誰か我に大鍋を！

ランチタイムから外れたこの時間帯は、軽いメニューしか置いていない店が多い。

あのね、思い切り食べたいの。
しかもファストフードじゃなくてちゃんと作ってくれたやつ。
さっき冗談いったけど、ちゃんこ鍋が食べたいわけじゃないよ。

だって疲れたんだよ炭治r(以下略

無駄にわがまま、精神年齢が下がるのは夜勤のせい。みんな夜勤のせい。

そんなさまようぼうれい、見つけました良いところ。

とあるデザイナーズホテルは、一般客も朝から利用できるカフェラウンジがある。

これだぁぁぁ！

いざ入店。

時々カフェ利用していたけど、モーニングは初！
可愛いスタッフさんがBGMに身を揺らしている。
イイアサダナー！

こちとら夜勤明けで常時身体が揺れる、BGMいらずだビート刻もう、世界に届けよう。

複数あるモーニングメニューから選んだのはエッグベネディクト。

卵ぷるぷる！ソースも美しい！
しっかりボリュームもあり絶妙な塩加減！

求めていたのはこれだ、これだよありがとう！
朝はフリードリンク付。

ふかふかのソファも心地いい。

よみのはざまからまきはいきかえった。

よし、次からまた頑張れそうな気がする。
賃金の一部は今まさに胃袋に入ったけどいいの。だって美味しい朝ごはん食べたかったの。

夜勤明け、それは思考力も下がる恐ろしい状態異常モードとも人は呼ぶ。

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