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降伏の日

夜道を歩きながら、だんだんと気持ちが整理され、実感した。

「今日は降伏の日だ。」と。

こうふく、音にすると「幸福」と同じだった!
と、今、変換候補で気づいた。どっちでもあるかも。

自分に向き合う、そう決めた3日間は、実に苦しかった。

『「本当の自分」がわかる心理学』という書籍を読みながら、
カフカの「変身」に『100分de名著』で触れながら、
依頼を受けていたバッグつくりに没頭しながら、
感じたこと見えてきたことをノートに書き、

向き合い続けようとした。

潜在的に見ないようにしているところにアプローチをかけるのだから、それはやはり苦しい。

でもその先にある現実の変化を知っているから、ここは頑張るところ。



何に降伏したのか?というと、
ようやく元夫のステージから降りられた、と感じたのだ。

ずっとずっと、夫のことを尊重しているままだった。尊重というと聞こえはいいが、要は「自分の意志」が尊重されてなかったのだ。

私は、ずっと、こうしたかったんだ・・・って内容が、はじめて、具体的に見えて、
そしたら、離婚してから今までの、元夫に対する自分の時間の積み重ね方にとてつもない後悔というか無念さが押し寄せてきて、なにやってたんだ!私は!って憤りと、
それと同時に(抜け出せたんだ・・・)と深い深い安堵を実感した。

思わず涙があふれそうになった。


全部、自分なんだ。

元夫に対して
怒ってたのも、失望してたのも、怨んでたのも、
その感情の本当の矛先は、全部自分だったと腑に落ちた。


なんで今なんだ!?
もっと早く、
もう少し早く、
この気持ちに気づいていたら、
息子がここに住んでいる間にできることがあっただろうに。。。

と思うけど、
だから今なんだろうな、ともわかる。うん。




そのあたりの具体的なことは、別記事でまとめられたらいいなと思ってる。
具体的に書きたいので有料記事にするかも。


夜道を歩きながら、今日は記念すべき日だな~と空を見上げて深呼吸したら、今日ずっと続いてた頭痛がすうっと和らいだ。


脳のシナプスの経路?血管の流れ方?すら、変わってしまったかのような感覚。


こんな日は、シュワっといきたい。

酔わないウメッシュで。


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