【SA浦安】アークスパークへようこそ!?<後編>(2022/1/15、vs.スピアーズ戦)
前編のつづきです。
ようやく座席へ
今回の座席はバックスタンド、前段5列目。
選手達が目の前でプレーすれば、声にとどまらず、体が激しくぶつかりあう音まで聞こえてきます。この近さが聖地・秩父宮ラグビー場の前段席の魅力。このバックスタンドで初めて見たスクラムに魅了され、ラガールになったうん十年前の記憶は今も鮮明で、行くたびに思い出されます。
現地観戦の時は、「中継に映らないところをみたい派」なので、ウォーミングアップはマスト。ただ今回ばかりは座席にたどり着くまでが盛りだくさん過ぎて出遅れました。
しかも、前段を優先したため席は対戦相手・スピアーズのアップ側(ホストチームはメインスタンドからみて左側と決まっています)。
アークスの選手達の姿は遠く、これは試合開始を待つしかありません。
先にアップを終えたのは、アークスの選手達。
日本代表の試合でもよく見たあの陣形で、ゲイツキャプテンを先頭にロッカールームに戻っていきました。
選手紹介は、鳴り響く和太鼓のリズムにのって
スピアーズの選手紹介から少し間を置き、ホストゲーム・アークスの選手紹介。和太鼓の生演奏にあわせて「絆」を織り交ぜた紹介動画です。
続いて、バックスタンドの端から大きなチームロゴのビックフラッグが登場。
あっ、この演奏曲、開門前に中から鳴り響いてました。リハーサルをしていたんですね(ガッテン)。
和太鼓は、ワールドカップ2019年大会で入場時に演奏されていたみなさん。はいはい、私も横浜の試合で聴いてました!
また演奏が聞けるなんて嬉しい(^^) そして、寒そう・・・。
試合中もアークスに得点が入ると、和太鼓が生演奏されるという贅沢さ。
でも残念ながら今回の試合では、得点シーンが少なくて(泣)。
と、試合については別投稿の記事で取り上げるので、ここでは先を急ぎます。
今年最初の運試し? 豪華賞品だらけの抽選会
ハーフタイムには事前告知されていた座席番号による抽選会。スコアボードに当選番号が次々に表示されていきます。
ただこの後が本番だったようで、アークス公式サイトにレポートが掲載されています。
当選したみなさん、おめでとうございます!
BGMの謎を解け
♪1. ラブストーリーは突然に
抽選会が終了した途端、場内に流れ出したのは小田和正さんの『ラブストーリーは突然に』。まさしく “突然” の出来事でした。
「リカ」、「カーンチ」で高視聴率を獲得したフジ月9ドラマ『東京ラブストーリー』の主題歌です。
スコアボードに映るのは、観戦中のカップル風の方々ばかり。
これまでラグビーの試合会場で歌謡曲が流れたのはワールドカップ2019年大会くらい(たぶん)。しかも、ラグビーのラの字も出てこないドラマや歌詞の曲が、なぜ聖地で流れるのか。
あまりに気になり後で紹介する喜連(きれ)航平選手のスタエフ解説で、思わず誰の選曲か質問。回答は「よくわからないけど、たぶん運営のおじさんの趣味」でした。
ちなみに、現地観戦していた「ジャパンラグビーリーグワンファン合同note」メンバー内でも話題になり、「東京ベイマッチ」に絡めた、「東京ベイサイドストーリー」であろうと仮の結論で落ち着きました。でも、正解が気になる。
♪2. YOUNG MAN (Y.M.C.A.)
後半18分、4点差を追うアークスがペナルティキックから敵陣ゴール前のラインアウトを獲得したときのこと。これまた唐突に流れたのは、西城秀樹さんの「YOUNG MAN (ヤングマン)」。
前のプレーで湯本睦選手が突き飛ばされ、レフェリーストップからプレーが再開されるまでの間のことでした。
「Y.M.C.A.」(ワイエムシーエー)は、「Young Man Can do Anything」の略ですが、某スイカメットの電動バイクで旅する番組並みにイントロと歌の1フレーズくらいしか流れず、ヒントが少ない。
「さぁ、立ち上がれよ」の歌詞かな? と睨んでいますが、運営さん、ぜひ選曲理由を教えてくださーい。
(なお、再開後のプレーでフッカー・藤村琉士選手が負傷退場に・・・・・・)
BGMも大リーグでイチロー選手のテーマ曲が「天城越え」だったみたいに、リーグワンでも選手の活躍にあわせて、テーマ曲や選手にまつわる曲が流れたら楽しいな。選手に親しみを持つキッカケにもなりそうです。
喜連航平選手のスタエフ解説
耳といえば、試合開始と同時に始まったのがトライアル企画のstand.fm解説(携帯アプリ)。
Live配信機能を使って、試合にあわせてルール解説や選手情報をはさみながら、楽しく観戦できるようおしゃべりしてくれる素敵すぎる企画が、試合前日に告知。
昨年までは秩父宮ラジオという会場FMがありました。
解説を担当してくれた喜連選手、選手プロフィールに自身の性格を「おしゃべり」と紹介されています。https://www.ntt.com/rugby/members/Kohei_Kire/index.html
解説を聴いていると、選手やレフリーの声が同じように聞こえてくるので、どこから話しているのかと思いきや、喜連選手を発見しました👀
コメントの質問にも答えながら、現役選手ならではのプレー解説や選手プチ情報が展開されます。
ハーフタイムも休むことなく、前後半ずっと話してくれていた喜連選手。
マイクなど機材も聞きやすいものを運営の方が用意されたそう。
マスクをしていても多少の話し声が聞こえる会場でも、音声がクリアで、ストレスなく聞き続けられました。
ファンへの気遣いも嬉しいし、企画を後押しするチームの絆も感じます。
これからも期待しています(と思ったら、次戦1月22日も企画されているそうです。やった!)。
私がやらかしてしまったのは、スタエフを起動させている時に、携帯カメラの同時操作ができないこと。
その都度途切れ途切れになってしまったと思ったら、アーカイブも残してくれるサービスっぷり(88888888)。
まとめ:アークスパークざっくりマップ
開場前に参加型の会場周りの清掃活動があり、入場口であおはっぴをもらい(ウェルカム感がある)、本日のキャストをチェックし、推しメン(の旗)をウォークラリーのように探すアトラクションがあり、マスコットキャラクターとあいさつを交わし、飲食ブースに立ち寄り、メインイベント(試合)を盛り上げる生演奏があり、抽選会があり、謎のBGMにザワつき、メインアトラクションのガイド役がいて・・・・・・、予習していた以上に盛りだくさんで、エンターテイメント感満載のアークスのホストゲーム。
各チームで趣向を凝らしていくのがリーグワンなんですね。
運営スタッフのみなさま、ありがとうございます。
2,000円(サポータズ倶楽部の割引クーポン利用でバックスタンド席の場合)のチケット代でこれだけ盛りだくさんなら、ビギナーでも十分楽しいし、いろんな人を誘いやすそうだ。
そして、一度にすべてを満喫しようと思ったのが甘かった。
そうやって何度も足を運び、リピーターが増えていくのも夢の国と同じだ!?
さすが、アークスパーク(と勝手に名付けました)。
それでは、今週末も\ラグビーで会いましょう/。