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【SA浦安】ホストスタジアム初陣_後編(2022/2/26_第7節vs.東芝ブレイブルーパス東京戦)

前編の続きです。

秩父宮ラグビー場(以下、秩父宮)同様、「和太鼓グループ彩(さい)」のみなさんの生演奏が盛り上げ、アークスの大きなブラッグが登場し、両チームの選手が入場してキックオフ! 5つのポイントで振り返ります。

基本情報

日時:2022年2月26日(土) 14:30 試合開始
会場:江東区夢の島競技場(東京都) ※アークスのホストゲーム
対戦相手:東芝ブレイブルーパス(以下、東芝)
天候:晴れ、強風
グランド状態:良
レフリー:関谷惇大/ アシスタントレフリー・古瀬健樹、 加古大樹/TMO・谷口和司
観客数:1,569名

TMOと観客数は現地電光掲示板より。その他はhttps://league-one.jp/match/22529

この日、アシスタントレフリーの1人を担当していたのは、現役の早稲田大学ラグビー部員・古瀬健樹さんでした。

前半14-14

私の観戦のおともは、アークス選手による試合解説。この日は安定の喜連航平選手と中島進護選手のメインパーソナリテイーコンビ。これまでのStand.fmからSpoLiveの配信になりました。
現地で聞いてるとStand.fmよりラグが2分くらいあったり(配信が遅い)、和太鼓の演奏など会場が賑やだったりで、なかなか聞き取りずらい状態でした。

ポイント① アークスの先陣は、またもこの人

アークスのオテレ・ブラック選手のキックで試合開始
夢の島は前もって聞いていた通り風が強く、前半風上の東芝はいきなり50/22でアークス陣内に入り、その後のプレーで先制トライとコンバージョンキック(以下、コンバージョン)を決めます(前半3分、アークス0対7東芝)。

しかし、間もなくイエローカード(シンビン)で東芝は14人に(前半13分)。数の優位を生かしたいアークス。ここで先陣を切ったのは、やはりイズラエル・フォラウ選手! 
アークスはターンオーバーをきっかけに、左へ右へアークスの連続攻撃(展開と継続)から、最後はフォラウ選手が中央に回り込んでトライ!!! オテレ選手のコンバージョンも決まり、すぐ7対7に追いつきます(前半24分)。
この段階で、アークスの自力トライはすべてフォラウ選手の状態が続きます。

なにせ前のパナ戦は、前半から立て続けて失点していただけに、この日の展開と継続に「今日はアークスらしいプレーが見られそう!」と期待感が募ります……と、思ったのも束の間。15人に戻った東芝に連続してペナテルィを犯したアークスに対し、東芝は効率よく前進。トライとコンバージョンで7-14と再びリードを許します(前半28分)。

と、ここで試合前にチームスタッフの方から伺っていた、推しプレーヤー・松本健留(けんてぃ)選手が交代で出場。祝・初キャップ!

ポイント② TJボンゴチームキャプテンのTポーズ

アークスでは、試合前夜に見所を配信する「アークスRADIO」があります。
この試合前日は、初めてチームキャプテンをつとめるTJボンゴこと本郷泰司選手が出演。「トライを決めたら、ガチなTポーズを決めます!」と宣言していました。
東芝リードで終わるかと思った前半終了間際、その本郷選手のジャッカルからペナルティを獲得したアークス。その後のラインアウトを起点にクロスプレーの連続から、最後は本郷選手が中央にトライ!!!

反対側のゴール付近からなんとかトライ撮れてました~

ついにフォラウ選手以外の選手のトライ。「Tポーズ、キターーーっ」と思った矢先、駆け寄る湯本選手に中途半端なTポーズで終わり、解説の喜連選手もつっこんでいらっしゃいました。ガチなTポーズを阻止した湯本選手とのシーンはこちらに掲載されていました。

でも、有言実行はお見事。実はこの瞬間を期待して、Tボード作って持参してました。出番があってよかった~。

100均を駆使して作ったTボード

オテレ選手のコンバージョンも決まり、14-14の同点で前半が終了します。

ハーフタイム

アークスのホストゲームでは恒例となった豪華景品だらけの抽選会。
電光掲示板に当選者の席番号が表示されます(自由席は決められた場所で番号を書いた紙が配られていました)。
私は今回もハズレ。まだまだホストゲームに来てね、ということでしょう。
一度でいいからアークスRADIOで「呼ばれたので行ってきます」ってコメントしてみたいです。

ハーフタイムの息抜きにピッタリのBpeesのハニどら。家庭画報のお取り寄せでも人気

後半8-7

後半は風上のアークス。有利なはずが、交互に点を取り合っていた前半に比べ、無得点で試合は進みます。
後半10分を過ぎたころアークス側のベンチでは、ビブス姿のトモさんがウォーミングアップを開始。グランドの内と外、あっちこっちに目がいきます。

ビブスのトモさん!

その頃、アークスの公式ツイッターにはこんな投稿がされていました。

後半11分に鶴田諒選手が交代したとき、会場に流れたBGMは「ダンシングヒーロー」。おー、新しいパターンぶち込んでくるなぁ。
そして、後半27分。ついにその瞬間がやってきました!

ポイント③ #おかえりトモさん

テレビカメラもスタンバイ
トモさん、金嶺志選手と交代でついにグランドへ。
トモさんと一緒に入ってきたのは、庵奥 翔太選手と交代の齊藤 剣選手

相手ゴール前のスクラムから入ったトモさん。
いきなりそのスクラムで東芝からペナルティをとり、オテレ選手のペナルティキックが決まって17-14(後半28分)。この試合、初めてのリードを奪うアークス。そして試合は、エンディングに向けて俄然動きだします。

ポイント④ 残り10分、14人で戦うアークス

後半31分。自陣ゴール前に攻め込まれたアークスは、ペナルティが重なり今シーズン初のイエローカードが出てしまいます(金正奎選手)。残りの試合時間を14人で戦うことになったアークス。
東芝も攻撃を緩めることなく、トライとコンバージョンを決められ再逆転(17-21、後半34分)。

ポイント⑤ POM・石井魁選手の再々逆転トライ

東芝得点後、リスタートのキックから敵陣へ攻めるアークス。マイボールスクラムには、シンビン中の金選手に代わり本郷選手が入り8人でスクラム。その一連の攻撃から竹内選手が抜け出し、フォラウ選手→トモさん→オテレ選手→ポイントから本郷選手→トネ選手と今年らしいアークスの展開から継続し、最後は石井魁選手が古巣・東芝相手に右隅にトライ(TMO判定)。

石井選手の逆転トライ! トライの瞬間を目の前で撮影できたのも嬉しい

オテレ選手のコンバージョンは入らず22-21(後半37分)。
わずか1点差を守り切り、最後のワンプレーを前に金選手がシンビンから復帰。
最後もオテレ選手が蹴りだし、

ついに試合終了。アークス勝利!

第1節以来の勝利に、2節以降のモヤモヤが一気に晴れました

POM(Player of the macth)は、決勝トライの石井魁選手が受賞しました。この日は自身で企画した「My First Ball」シートで子どもたちが観戦していたそうです。持ってるな~。

試合展開から印象的なシーンがたくさんありましたが、私のイチオシは前半10分くらいのオテレ選手のオフロードパス(上手い!)フル出場したフロントロー(フォワード第一列)のTKこと竹内柊平選手と、アナル・ランギ選手です。最近のラグビーでは、このポジションの選手がフル出場するのは珍しいと思います。

試合後レポート

試合後の記者会見や公式レポート、ハイライト動画はこちらをどうぞ。

・試合後の記者会見
ロブペニーHC、本郷ゲームキャプテン、石井選手、トモさんのコメントが紹介されています。

・チーム公式レポート

・JSportsコラム(ハイライト動画あり)

トモさんについては、Numberでも取り上げられています。

Player focus(アークスRADIO)

ラジオアプリstand.fmのアークス公式チャンネル「アークスRADIO」では、メインパーソナリティー?の喜連選手が、試合後にこの日初キャップとなった松本選手、決勝トライを決めた石井選手と対談。
喜連選手曰く、「深掘ってエモイを目指している」そうで、松本選手はケガをした状態でルーキーシーズンが始まり試合出場を迎えるまでの気持ちが、石井選手はMy Fast Ballに対する想いを中心に話しています。

・松本選手

・石井選手

試合の舞台裏を、傍で見ている喜連選手ならではの視点で引き出されています。記事ではなく、選手自身の声で聴けるのも温度感が伝わって貴重です。

最近は直前に試合が中止になることが続いたり、アークスの公式SNSで情報がギリギリまで更新されることもあり、丁寧に追っていった結果、第7節の観戦記を書き終わる前に、第8節の試合が終わり、第9節の試合も迫ってきています(汗)。
急いで追い付かねばですが、次々と降ってくるラグビーの情報に埋もれられる幸せたるや。
それでは、また\#ラグビーで会いましょう/

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