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【浦安DR】171vs.381:第10節_vs.トヨタヴェルブリッツ戦

絶賛シーズン中の「ジャパンラグビーリーグワン2024-25」Division1。
全18節も後半の第10節へ。
カンファレンスAの「浦安D-Rocks」(以下、DR)は、初勝利を飾った第7節以来のホストゲーム。
相手より試合間隔が1日短いショートウィークでカンファレンスBとの交流戦5試合目、トヨタヴェルブリッツ(以下、略称のトヨタV)と福島県のJヴィレッジで対戦します。
※タイトルは国代表キャップ数の数字(後述)
※サムネイルは出場すれば50キャップの竹内柊平選手
※2/28 22:30追記:試合をより楽しむためのコンテンツのリンク、イベント関係のDR公式Xのポスト、トヨタVプレビュー追加


基本情報

まずは試合に関する情報から。今節はテレビ中継がリアルタイムでなく録画放送となっています。
Jスポーツの熊谷龍一アナと藤島大さんの解説コンビは、第1節、第8節に続いて3度目。さらに熊谷アナは第2節の実況、藤島さんは第6節の解説をされているので、それぞれ今季4度目のDR戦担当です。

日時:2025年3月1日(土曜)12:00キックオフ
 9:30~場外ブースオープン
 10:00~ファンクラブ会員カテゴリー別に先行入場あり
 10:30~一般開場
会場:Jヴィレッジスタジアム
  〒979-0513 福島県双葉郡楢葉町山田岡字美シ森8番
対戦相手:トヨタヴェルブリッツ(略称・トヨタV)
 ※浦安DRのホストゲーム
マッチNo.:ディビジョン1 交流戦 (D1-M56)
マッチタイトル:東北テレメディア開発プレゼンツマッチ
当日券販売:あり(Webのみ、現地なし)
テレビ放映・配信
・リアルタイム・・・JSportsオンデマンド(実況・熊谷龍一アナ/解説・藤島大氏)、Leminoライブ配信
・録画放映・・・17:30よりJSports1

試合開催に関する情報は、DR公式サイトに特設ページが公開されています。現地観戦の方は事前のチェックをおススメします。

Jヴィレッジへのアクセス等

試合会場のJヴィレッジについては、第3節の際に紹介しています。
特急の時刻や最寄駅からスタジアムまでの道順などもまとめています。
その後ブラックラムズのホストゲームも開催されたせいか、閲覧数も多い記事なので、よろしければ。

なお、実際に現地観戦してわかったことは、こんな感じでしょうか。

1)Suicaチャージは多めに

スタジアム最寄駅のJヴィレッジ駅は、無人改札です。
精算機もないので、乗り越しやチャージ不足だとインターホンで問い合わせることになります。
実際、チャージ額が不足していた方は、その後利用した有人駅で精算が必要だったそうです。例えば、東京-Jヴィレッジ間の運賃(特急含まず)は4,510円です。

2)お昼事情

Jヴィレッジ駅からスタジアムまでの道沿いは、お店が一切ありません。
Jヴィレッジ内の宿泊施設のレストランもありますが、12時試合開始のため利用は現実的ではないと思います(スタジアムまで徒歩約20分)。
そのため、飲食は会場のキッチンカー(と自動販売機)頼みになりますが、第3節は5店舗あったにもかかわらず各店とも長い行列ができ、それなりに時間を要しました(観客数は1,455人)。
もし前泊等でいわき駅周辺を利用されていて、お目当てのキッチンカーがなければ、飲食は確保してきたほうが賢明かなと思います。
(なお、Jヴィレッジ駅は在来線の本数が少ないため、帰りは特急の乗り継ぎ待ちの間にいわき駅で途中下車して、駅近のデパートなどで買い物ができます。)

3)駐車場事情

自家用車の場合、スタジアム内の駐車場は立ち入れませんでしたが、隣接の駐車場が解放されています。道案内の方が誘導していました。

天気情報

試合会場のある 福島県双葉郡楢葉町の天気予報はこの通り(日本気象協会「tenki.jp」より)。
最低気温と最高気温の差が12℃。
試合開始の12時台の予想気温は17.5℃。
昼夜の寒暖差対策は必要だと思いますが、観戦日和になりそうです。

https://tenki.jp/forecast/2/10/3620/7542/
tenki.jp3時間天気より

天気予報のサイトによって予報も異なったり、情報が随時更新されているので最新情報をご確認ください。

対戦相手、トヨタVとは

トヨタ自動車株式会社ラグビー部、言わずと知れた世界のトヨタ。
海外のラグビー選手のSNSでも、トヨタ製の自動車に乗っているのを見かけます。
ラグビー部の創部は1941年、深い緑色のジャージといえばトヨタ、トヨタといえば緑のジャージというほど、古くからラグビーファンの間でお馴染みです。練習グラウンドの所在地も、愛知県豊田市(ホストエリアは愛知県、豊田市、名古屋市、みよし市)。元々企業名に地域名が入っているので、チーム名もシンプルでとても親しみやすい名門チーム。
余談ですが前身のトップリーグからリーグワンへ移行し、各チーム地域名が加わるなど名前が長くなるチームが多いなか、チーム名が短くなった数少ないチームです。

またラグビーにかかわらず、チーム競技、個人競技問わず数多くのアスリートが在籍し、独自メディア(トヨタイムズ)まであります。

個人的には、ホストゲームで実況や解説をしてくれる「Stand.fm」が好きで、映像はJスポ、音声はスタエフで聞いたりします。

リーグワン移行後はすべてDivision1、最高順位は2022シーズンの5位。
ニュージーランド代表「オールブラックス」を率いて2015年のワールドカップで世界一に導くなど、数々のタイトルを獲得している名将・スティーブンハンセン氏が今季よりヘッドコーチを兼任(チームには2020年よりディレクターオブラグビーとして加入)しています。

今季、第9節終了時の順位は1勝7敗1引き分け、第11位とまさかの低迷。最下位のD-Rocksにとって一番近い背中でもあります。
どちらも今季2勝目をかけた戦いです。

なお、今節を前にハンセンHCのオンライン会見の様子がSNSに掲載されています。出場したらリーグワンデビューとなる青木恵斗選手、小村真也選手についても語っています。

直近の対戦

浦安DRとして公式戦では初対戦ですが、トレーニングマッチではすでに何度か対戦。
また、前身のNTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安時代の最後の対戦は、2022シーズンの交流戦。
ファンからするとヘンリーブラッキン選手(現在は退団)のトライについて微妙なTMO判定もあり、もやっとする試合でした。トヨタVが勝利しています。

当時の観戦記はこちら。3シーズン前となるとメンバーもだいぶ懐かしいです。

出場選手

メンバー表はチーム公式SNSより画像を拝借しています。

DR

1)前節リザーブから先発へ
安田 卓平選手(15番)
2)先発おかえり
ヘル ウヴェ選手(4番)
ヤスパー ・ヴィーセ選手(8番)
※ともに第8節以来
3)前節先発からリザーブへ
トゥクフカ トネ選手(21番)
4)メンバー入りおかえり
石井 魁選手(23番、第7節以来)

接戦で敗れた前節から先発3名、リザーブ2名が変更(先発⇔リザーブ入れ替え含む)。
ゲームキャプテンは、前節に続き藤村琉士選手。

リザーブの布陣は今節もフォワード6名、バックス2名ですが、トゥクフカ トネ選手は昨季までセンター、今季からNo.8に転向したFWとBKのユーティリティプレーヤーです。前節は先発でしたが、今節はリザーブにまわっています。

1番の鍋島秀源選手はチーム唯一の全試合先発出場が続き、4番にはヘル ウヴェ選手が戻ってきました。
前節の出場はなかったものの第9節終了時のディフェンス突破ランキング2位のヤスパー・ヴィーセ選手も先発出場です。

10番は今節もオテレ・ブラック選手が、15番はこのポジションでの先発が第6節以来となる安田卓平選手が入ります。
アーリエントリー組の松本壮馬選手は2節連続の先発出場。
23番には、頼れるトライゲッター・石井魁選手が戻ってきました。

鍋島秀源選手
石井魁選手

▶祝50キャップ
リザーブ入りの竹内柊平選手は、出場すれば50キャップ!
トップリーグ時代に出場した試合がキャップ対象外だったため、公式戦51試合目にして50キャップを迎えます。

前身のトップリーグ時代のカウント方法がよくわかっておらず、先週の第9節が節目かと思っていました。そのため、第8節で安田選手が50キャップを迎えた際に、フライングで撮らせてもらったのがサムネイルの左側の写真です。

なお、今節のジャージはネイビーの「ホーム」ジャージと発表されています。

▶勝手にメンバー表

紹介しきれない選手もいるので、メンバー表にしてみました。
PDFでダウンロードできるようにしているので、観戦のおともによろしければ。


トヨタV

縦長のメンバー表が新鮮でカッコイイ!
こちらは須藤元樹選手が50キャップを迎えます。

前節とのメンバー比較など詳細は、後述のJスポーツコラムに譲りますが、前節、負傷交代していた日本代表スタンドオフでもある松田力也選手が長期離脱。今節は新加入のマット ・マッガーン選手がスタンドオフに入ります。
個人的にはDR サム・ケレビ選手とシオサイア・フィフィタ選手のセンター対決に注目しています。

岡田優輝選手は、ラグビー体験イベント「おとラグ」のゲストプレーヤーとしてキックの手ほどきをしていただいたり、大阪のお父さんのお店にうかがったこともあり、応援している選手の一人です。

リザーブに、前節電撃復帰のマイケル・フーパー選手(元オーストラリア代表)、アーロン・スミス選手(元ニュージーランド代表)とともに、出場すれば初キャップとなる青木選手と小村選手。どちらも今年の大学選手権日本一に輝いた帝京大学の優勝メンバーです。
小村選手の名前を聞くとドラマ「スクールウォーズ」が浮かぶ昭和世代です(注:祖父がドラマのモデルになった山口良治氏)。D-Rockers(DRファンネーム)としては、お兄さんが兄弟チームのレッドハリケーンズ大阪(Div.2)に在籍しているのも親近感がわくポイントです。

なお、前節の試合後のフーパー選手のコメントがチーム公式Youtubeに掲載されています。
DRのリザーブにも運動量が豊富な繁松哲大選手が控えているので、対決が楽しみです。
メンバーが入れ替わる後半は後半で、注目どころがたくさんありそうです。

一覧

リッチーグレイ選手はスコットランド代表79キャップ。DR・グレイグレイドローHCとはRWC2015のチームメイト。
またDR・サムケレビ選手とマイケルフーパー選手は、オーストラリア代表「ワラビーズ」で長くプレーを共にしています。
本来ならDR・ヤスパー ・ヴィーセ選手とトヨタV・ピーターステフデュトイ選手は現役の南アフリカ代表「スプリングボクス」ですが、現在デュトイ選手がケガで長期離脱中です。

▶キャップ比較
メンバーをみて、国代表キャップ保持者(15人制)が多いかもと思い調べてみました。
出場メンバー同士だと、DR計171キャップに対して、トヨタVは計381キャップと倍以上も違います。

他のチームも比較してないので何ともいえませんが、それだけ世界のトップレベルで試合を経験したことのある選手達が多く揃っていることになります。
トヨタVは出場外の選手でもキャップホルダーが多く、今季登録の選手のみでも479キャップ今季登録外のピーターステフ・デュトイ選手も含むと総数は564キャップ!

▶出身大学別
両チームの選手に共通する出身大学は下記の通りです。

※帝京大学
DR:金 廉選手*、ツイ ヘンドリック選手
トヨタV:奥井 章仁選手、岡田 優輝選手*、淺岡 俊亮選手、青木 恵斗選手、小村 真也選手
*同級生

※明治大学
DR:飯沼 蓮選手、繁松 哲大選手
トヨタV:須藤 元樹選手、高橋 汰地選手

※東海大学
DR:橋本 法史選手*
トヨタV:加藤 竜聖選手、三浦 昌悟選手*
*同級生

どこで応援する?

1)現地応援

アクセスに関連して、事前申込・抽選制でしたが、ファンクラブ有料会員向けに往路のみ、いわき駅→Jヴィレッジスタジアムまでのツアーがあります。
選手が同乗して無料は魅力的ですが、一方でファンクラブ会員種別の先行入場に間に合わない可能性もあるようです。
利便性を考えると、いわき駅10:23着の特急にあわせて送迎バスが出ると、足を運べる人も増えると思うのですが、難しいんでしょうか。
ラムズは都内からのバスツアーも実施していたので、ついつい比べてしまいます。
※追記:森駿太選手と白栄拓也選手の同期コンビが同乗するそうです。

▶スタジアムマップとスケジュール

▶先着プレゼント

限定デザインの応援フラッグ(先着1,000名)
・オリジナルサンプルバッグをプレゼント(数量限定。ナツメグ、札幌みそまぜ麺の素、美的十六茶の3品)

▶物販(D-Rocksグッズショップ)

箱推しにピッタリの「URAYASU」タオルや、お得な観戦グッズセット(4,000円→1,500円)などが登場


▶キッチンカー5店舗

BLACK BUGER:ハンバーガー、ポテト等
Ocean Road Coffee:ミートパイ、パニーニ等
BowBow kitchen:南三陸海鮮焼きそば、イカ焼き、わらび餅ドリンク等
すえつぎCAFE:大阪スパイスカレー、ホットドッグ、フラッペ等
Pùelto Pua(プエールトプア):オムライスホワイトソース、牛タン丼、生姜焼き丼、いちごミルク等

▶イベント
D-Rocksでは、試合メンバー外のことを「Rock Stars」と呼びます。
試合終了後には、そのメンバーと撮影ができるようです。
ただ、公共交通機関だとJヴィレッジ 15:00発を逃すと、17:16まで在来線がないのでお気をつけください。

1)縁日ブース 9:30~後半開始頃まで
2)RockStarsメンバーと記念撮影会 試合終了後~14:45頃
3)LINE友だち登録で抽選会参加(要会場内キーワード)

#ロディドリ & DRC
場内ではDRのチームマスコット、熊のロッディとイソヒヨドリのドリィが登場。岩でできた凛々しいビジュアルと、意外にも柔軟な動きで試合を盛り上げてくれます。

チアリーディングチームD-Rocks Cheerleadersこと「DRC(ディーアールシー)」。
試合前やハーフタイムでのパフォーマンス披露だけではなく、試合中も観客席前で応援をリードしてくれます。一緒に応援できるのが楽しみ!

DRCのInstagramでは、スクラム時の応援レクチャー動画も掲載されています。

ホストゲームでDRがトライすると「ロック」にかけたアメリカのロックバンド「Kiss」の「Rock And Roll All Nite」のサビが流れます。
何度も聞いてるとついつい口ずさみたくなるフレーズです。

I wanna rock and roll all night and party every day
(一晩中ロックンロールして、毎日パーティーだ)

2)配信

▶Lemino(ライブ配信、要dアカウント無料ログイン)
今シーズンからD-Rocksの試合はドコモの映像配信サービス「Lemio」で全試合無料生配信されています。

▶SpoLive(携帯アプリ)
スポーツ配信アプリ「SpoLive(スポライブ)」では、テキストによる試合経過を配信。
また、アプリ上で応援するチームをトン活(アプリの「応援」ボタンを押すだけ)があります。
こちらは会場内外問わずアプリがあれば応援を届けることができます。

3)HUB新浦安店

DRホストエリアにある「HUB新浦安店」では、試合の放映があります。
場所はJR京葉線・新浦安駅前「オリエンタルホテル東京ベイ」B1Fです。


試合をより楽しむコンテンツ

試合をより楽しむためのチームからの発信や各媒体等の記事(読みもの)です。

1)DR選手による試合の見どころ解説

今節は本郷泰司が語る注目選手、同じセンターのシェーン・ゲイツ選手です。

2)トヨタVプレビュー

チーム公式サイトに今節のメンバーに関する紹介がされています。

3)リーグワン公式 見どころ

リーグワン公式サイトでは、各試合の「見どころ」が紹介されています。
DRは金正奎選手が、トヨタVは青木選手が取り上げられています。

そういえば、しょーけーさんが25日の練習公開時に取材を受けていらっしゃいました!

真ん中がしょーけーさん

4)リーグワン番記者ポスト

リーグワン公式Xの「#番記者ポスト」は、DRはアーリーエントリーのハラホロ・トコラヒ選手。トヨタVは小村選手が紹介されています。

▶浦安DR

▶トヨタV

5)Jスポーツコラム

インタビュー中心の上記1)~3)と違って、こちらはメンバー表重視の内容です。

最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました!
D-Rocksはシーズン通して課題となっている「80分を通じた一貫性」を遂行し勝利をあげることができるのか・・・・・・。選手やチームの背中を押せるよう応援したいと思います。
それでは、それぞれの場所からDRで会いましょう。

#drocks #connect





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