【浦安DR】Div.1/2入替戦第1戦_vs.花園近鉄ライナーズ
「ジャパンラグビーリーグワン2022-2023」はいよいよ入替戦に突入。
全勝でDivision 2優勝を決めた浦安D-Rocks(以下、D6)は、Division1・12位の花園近鉄ライナーズ(以下、花園L)とホスト&ビジターで2試合を戦います。
最終目的地・Division1昇格まで「あと2つ」・・・・・・。
※チーム名は略称(浦安DR)やファンのみなさんが使う「D6」で記載
※タイトル写真は、練習公開風景より。なるべくメンバーが写っているものを選びました
Division1/2 入替戦スケジュール
入替戦は、ホスト&ビジターで同じチームと2試合行います。
第1戦はD6ホスト、第2戦は花園Lのホスト扱いです。
第1戦会場のユアテックスタジアム仙台は、昨シーズン入替戦行が決定したスタジアム。
第2戦会場の花園ラグビー場は、その入替戦の2試合目で敗戦し、Division2への降格が決定したスタジアム。
どちらも旧アークスファンのシャイニーにとっては涙を流した場所。今シーズンは笑顔の思い出を作りたいです。
入替戦を控え、チーム公式SNSには石井魁選手、竹内柊平選手、シェーンゲイツ選手のコメントが掲載されています。
ポストシーズン特設ページ
Division 1の決勝トーナメント、Division1/2とDivision2/3の入替戦は、リーグワン主管のため、公式サイトに特設ページが設置。
勝敗の決定方法は、このように記載されています。
またリーグワン公式ツイッターでは、もう少し詳しい記載がされています。
試合情報
第1戦はD6のホストゲームとして仙台で行われますが、前身チーム「NTTコミュニケーションシャイニング東京ベイ浦安」時代のセカンドホストタリーエリアであり、今シーズンは中止となった第9節の日野レッドドルフィンズ戦が行われるはずだったエリアです。
4月28日の練習公開日の最後には、選手会長の佐藤大樹選手やバイスキャプテンの竹内柊平選手が「遠いけど仙台応援きてください」と見学に訪れたファンに声をかけていました。
J Sportsの解説は、解説界のスイス(永世中立国)こと大西将太郎さん。
昨年も仙台の試合で解説を担当されていました。
アクセス
仙台までのアクセスは、仙台観光情報サイトにまとめられています。
仙台から会場まで
会場のユアテックスタジアム仙台は、天然芝のサッカー、ラグビー、アメリカンフットボールの専用公式競技場です。
最寄り公共交通機関・泉中央駅までは、仙台駅から仙台市地下鉄南北線で乗り換えなしの20分弱。
泉中央駅からスタジアムまでは徒歩4分と、アクセスはとても便利です。
天気予報
日本気象協会の「天気jp」によると会場のある仙台市泉区の天気予報(5月6日8時発表)では、傘マークがついています。
ユアスタはたいていの観客席に屋根があるものの、グラウンドは屋根がないので天候がどう影響するかも気になるところです。
また、昨年の再掲になりますが、ラグ友さんがタクシー運転手さんに聞いたところによると、「仙台の気温は、仙台市の1番気温が高くなる場所の気温で、市内中心部は2℃ほど低く、ユアスタのある泉区は内陸なのでさらに2~3℃低い」んだそうです。
天気予報のサイトによって予報も異なったり、情報が随時更新されているので、最新情報をご確認ください。
イベント
D6の公式サイトに掲載されています。
①開場前
LTO(LEADS TO THE OCEAN)ことゴミ拾い活動が実施されます。
自由席だと開場前に並ぶため、席を確保してからのほうが参加しやすいかも?
詳細はこちらのページにまとまっています。
②開場後
これまでのホストゲームでお馴染みのイベントのほか、花園Lの物販も出店もあります。
また、イベントページには書かれていないのですが、会場マップを見るとパスターゲットやフォトブースの設置もあるようです。
<会場MAP>
③ハーフタイムイベント
選手が投げ入れるボール(もしくはバズーカ砲)をキャッチすると、協賛社の豪華賞品が当たります。
④試合会場外
・スポーツバーHUB
D6のオフィシャル応援店舗「HUB新浦安店」で試合の放映(12:00~)が予定されています。
また、同じHUBの仙台市内の店舗では、前日6日と試合当日7日の2日間限定で試合のチケットを見せると10%オフ!
・SpoLiveとStand.fm
スポーツ配信アプリ「SpoLive(スポライブ)」のテキスト配信と、Stand.fm「浦安D-Rocks公式チャンネル」で選手による実況解説があります。
これらはいずれも携帯(アプリ)があれば、場所を問わず楽しめます。
SpoLiveのアプリダウンロードはこちら。
また、Stand.fmのチャンネルはこちら。
D6ここまでの戦い
D6の今シーズンの戦いは、ギュっと凝縮して一覧にまとめています。
解説や記者の方が指摘しているペナルティの多さは、こちらでわかると思います。
入替戦ともなると注目度も高く、プロの方が書いた記事(後述)があるので、詳しくはそちらに譲ります。
昨シーズンの降格や新生チーム誕生など、もう少し長めのここに至る経緯はこちらの記事で紹介しています。
また、入替戦にのぞむチームの様子を描いた公式Youtubeのエピソード35は必見です。
対戦相手・花園Lとは
母体企業は、近鉄グループホールディングス。
近鉄グループの持株会社で大手私鉄の近畿日本鉄道などがあります。
ラグビー部は近畿日本鉄道の社員選手が多く、駅員業務でお客さん(ファン)に声をかけられることも日常的と聞きます。
ファンネームは、パッセンジャー。
ラグビー部の創部は1929年。リーグワンのチームではコベルコ神戸スティーラーズの1928年についで2番目に古く、産声をあげたばかりのD6とは対象的に大変伝統のあるチームです。
ホストエリアは「ラグビーのまち」東大阪市と大阪府。
第2戦の会場となる東大阪市花園ラグビー場は、年末年始恒例の全国高校ラグビー大会こと通称「花園」の舞台でもあります。
チームマスコットは、近鉄特急の「ひのとり」をモチーフにしたライナマン。Twitterのアカウントももち、開催中のリーグワンマスコット総選挙2022-23にも参加しています。
でも、個人的には広報担当のラビナーのほうが好きだったりします。
リーグワン初年度の昨シーズンは、Division2の順位決定戦で逆転し優勝。チーム再編によりDivision3降格となったNTTドコモレッドハリケーンズ大阪に代わり、Division1へ昇格。
今シーズンはなかなか勝てない苦しい試合が続きましたが、第15節のコベルコ神戸スティーラーズとの関西ダービーを制し初勝利。しかし最終順位は12位となり、D6との入替戦にのぞみます。
連敗が続いている際、野中翔平キャプテンが日本ラグビーフットボール協会の配信番組に出演しチーム状況などインタビューに答えていて、異なるDivisionで戦う準備の難しさなどが印象に残っています。
トモさんの古巣
花園Lといえば、なんといってもトモさんことD6のトンプソン・ルーク選手の古巣。一度引退するまでの13シーズン在籍しました。
先日の練習公開日でトモさんがファンサービスされていたので、「相手が近鉄ですね」と声かけたところ、
と返してくれました。
実はこの日、帰りにD6のポップアップストアに寄ったらまたトモさんに会えたので、あわせて私服姿をお届けします。
また、花園L同様、大阪が本拠地のNTTドコモレッドハリケーンズ大阪からは、D6に主力選手が移籍しました。
在阪チームとして双方を応援をされている方も多く、「ファンを知っているだけに、どっちかが勝てば、どっちかが残念な思いをする。その顔が浮かぶのがツラい」と伺いました。
なお、レッハリはすでにDivision2への自動昇格が決定しています。
グレイグ・レイドロー選手の引退発表
4月26日のD6のグレイグ・レイドロー選手が自身のSNSで今シーズン限りの引退を発表しました。
練習公開時にチーム通訳の方に感謝を伝えるメッセージを伺ったところ、快く教えてくださいました。
もしスタジアムやSNSを通じてメッセージを届けたい方がいらっしゃったら、参考になれば幸いです。
出場選手チェック
・浦安DR
前節から先発のメンバー変更は4名 5名、ポジション変更は2名です。
FW第1列は、先発では初の組み合わせとなる1番・庵奥翔太選手、2番・三浦 嶺選手、そして3番は頼れるシンデラボーイ・竹内柊平選手。
第2列は前節の4番と5番の金 嶺志選手とジミー ・トゥポウ選手が入れ替わりました。
第3列は、先発では今シーズン初となるジェームズ・ムーア選手。順位決定戦の1試合目ではリザーブとして怪我からの復帰戦にもかかわらず、帰りのバスでは腕に固定具をつける姿を見ていたので嬉しい復帰です。
バックス(9~15番)の変更は15番のみ。
は頼れるXファクター、イズラエル・フォラウ選手が第3節以来の先発出場です。
また、FWのリザーブには第4節以来の柳川正秀選手がメンバー入り。
ルーキー・鍋島秀源選手ともにフレッシュなプロップ陣の一方、金 正奎選手、中島進護選手のベテラン勢も控えます。
先日引退を表明したグレイグ・レイドロー選手は、今節もリザーブからスタート。
フォラウ選手と入れ替わる形で今季好調の安田卓平選手がリザーブに回り、Division2トライランキング2位のトゥクフカ トネ選手とともに強力なリザーブ陣になっています。
今回はリザーブにSOの控え選手がいないようなので、オテレ選手が交代する場合、レイドロー選手か安田選手になるのかも個人的には注目しています。
※追記:メンバー変更
・花園L
怪我で長期離脱をしていたクウェイド ・クーパー選手と第7節以来のセミシマシレワ選手が復帰。
クーパー選手は第16節では出場権利を得るため最初のプレーのみ出場でしたが、この試合ではどれだけのプレーが見られるのでしょうか。
コンビを組むウィル ・ゲニア選手に対し、D6のフォラウ選手やリアム・ギル選手とのワラビーズ(オーストラリア代表)対決は楽しみです。
ベン・トゥーリス選手とD6・レイドロー選手のスコットランド代表対決が実現するかも注目。
またクーパー選手が離脱中にSOとして支えたジャクソン・ガーデンバショップ選手もリザーブに入っています。
チーム公式SNSに、野中キャプテンのインタビューが更新。
本格的な復帰戦になるであろう、クウェイド・クーパー選手の記事もアップされています。
地元のソーシャルメディア「週刊ひがしおおさか」のスコア予想はこちら。
・一覧
Jスポーツラグビーコラム
久々に試合に関する記事が掲載されています。
リーグワン公式番記者による見どころ
リーグワン公式サイトに、それぞれのチーム番記者が見どころを紹介しています。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました!
それでは、それぞれの場所から #D6 で会いましょう。
Division1昇格まで、#あと2つ。
ファンも一枚岩となって応援します!
待ってろDivision1!!
#岩ばりましょう #いわばりましょう